日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
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0120-078-210投稿日:2022.6.7
だんだん劣化が気になってきた住まいの床材。そろそろリフォーム時とは思うものの、まだ使えるし、費用もかかるし、せっかくリフォームするならおしゃれな床材にしたいし…と色々考えていると中々踏み出せないですよね。床の張り替えを決めるタイミングやどんな床材があるのか事前に把握しておくと、スムーズにリフォーム計画を進めていくことができます。
そこで今回は、床の張り替えリフォームのタイミングや床材の種類、特徴、費用相場など床材に関する気になるポイントをまとめてご紹介します。これからのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・生活している中で、床は傷みやすく汚れもつきやすいもの。最適なタイミングでリフォームに踏み切るためにも、見極めるサインを参考にしながらリフォーム計画を立てていきましょう。
・床材にはそれぞれ異なる性質があり、性質に合わせて使用する場所を選ぶことが大切です。
table of contents
傷や汚れ、劣化が気になってきた床。いつリフォームをするのか、迷ってしまいますよね。床材は使用条件や地域の気候などによって変わりますが、10〜15年スパンで張り替えが必要と言われています。また、
・日焼けしてしまい色褪せが気になる
・こぼれた飲み物や食べかすを放置してしまい変色してしまった
・歩くたびに床がきしむ
・床が反っているように見える
・ペットの引っ掻きキズが気になる
・おもちゃや荷物などを落として凹んでしまった
このような症状が気になる場合は、劣化や汚れがさらに広がったり、キズついた部分で怪我をしてしまったりすることもあるので早めに対処するようにしましょう。
床の張り替えリフォームは、大きく2種類に分けられます。
古いフローリングをはがして、新しい床材をはる方法を『張り替え工法』と言います。床材を全てはがすことで床下の状態も確認できるため、シロアリ被害や腐食、下地の劣化などの進行を防ぐことができます。
全ての床材をはがすため費用も工期もかかること、現在使用している床材がどのような工法ではりつけられているかによって床の高さが変わること、などいくつか注意点があります。
古いフローリングはそのままで、新しいフローリングをはりつける方法を『重ね貼り工法』と言います。床が二重になるため強度が増すのはもちろん、費用を抑え工期も短くすることができます。
下地の状態が確認できないため、劣化が進んでいたとしても対処が難しいこと、床の高さが変わってしまうため、出入り口やクローゼットの扉開閉部分は別途調整が必要になることがあります。
どちらの工法でリフォームをするのかについては、床の状態によって異なります。リフォーム業者に状態を確認してもらった上で、どちらの工法で進めていくのかを話し合っていくのがおすすめです。
床材を張り替えには、フローリング以外にも様々な床材を使用することができます。主な種類と特徴、張り替える際の費用相場を見てみましょう。
多くの居住空間に使用されている、フローリング。天然の一枚板を使用した無垢フローリング、合板の表面に薄くスライスした天然木をはりつけた複合フローリングと大きく2種類に分けることができます。費用相場は
無垢フローリング…1㎡あたり約8,700円
複合フローリング…1㎡あたり約6,000円
となり、無垢フローリングの方が高価格になります。その分、高級感が温かみのある床に仕上がります。
塩化ビニール樹脂が素材のフロアタイル。耐水性、耐久性が高くキズがつきにくいため、重い家具などをのせても跡がほとんどつきません。正方形や長方形が多く、パズルのピースのように好みのデザインに組み合わせることができます。劣化した部分のみをはり変えることもできるので、手軽に交換することができます。費用相場は
1㎡あたり約4,000〜5,000円
です。現在使用している床材が畳やカーペットの場合、重ね貼り工法を選ぶことができないため、畳やカーペットの撤去費用が別途かかります。
フロアタイル同様、塩化ビニール樹脂が素材のクッションフロア。フロアタイルと異なり、柔らかくクッション性があります。色や柄のバリエーションが豊富で、好みのデザインに仕上げることができます。費用相場は
1㎡あたり約2,500〜4,000円
です。キッチンや洗面所といった水回りに最適な床材ですが、耐久性が弱くフローリングなどと比べると安っぽく見えるため注意しましょう。
いぐさを編んでつくられた畳。感触が良く、クッション性の高さや独特の香りが人気です。リフォームを機に和室を撤去する人は増えてきていますが、畳が落ち着くという方も少なくありません。
畳を新たに設置する場合、フローリングやフロアタイルといった現在使用している床材を剥がします。その上で、根太という床板を支える基礎を組み換え、畳を設置します。費用相場は
1㎡あたり約20,000円〜
となり、選ぶ畳のグレードや工法によって費用は変わります。床材を剥がして工事を進める方法が一般的ですが、もちろん異なる工法も利用できるケースもあるので、リフォーム会社に確認してみましょう。
以下のポイントに注意して、リフォーム計画は進めていきましょう。
床材にはそれぞれ異なる性質があり、性質に合わせて使用する場所を選ぶことが大切です。
例えばキッチンの場合、水や油が飛び散りやすいためお手入れしやすい複合フローリングやフロアタイルがおすすめです。お風呂やトイレのような水回りは、クッションフロアやタイルが適しています。リフォーム業者にアドバイスをもらいながら、リフォームを検討している場所に適した床材を選ぶようにしましょう。
マンションの床をリフォームする場合、管理規約を確認して使用できる床材を確認しておきましょう。好みの床材を選ぶことができるというわけではなく、音を階下に響かせないようにする遮音等級が決まっていたり、フローリングが禁止されていたりと規定があります。リフォーム後に気付き手遅れになってしまわないよう、あらかじめ調べておきましょう。
リフォームを機に、床暖房を設置したいと考えている場合、床暖房設置費用がかかるため工程が異なります。
現在使っている床に直接貼り付ける場合…1畳あたり約5〜8万円
床をはがして新しい床を貼り付ける場合…1畳あたり約8〜12万円
このような費用相場になり、床をはがして設置する場合ははがした床材を処分する費用がかかります。床だけをリフォームするよりも、間取りの変更や劣化した設備の交換といったリフォームと合わせて行うことで、トータルコストを抑え打合せ等にかかる時間を削減することができます。長い目で見て、リフォーム計画を立てていくと良いでしょう。
また、リフォーム内容によっては補助金を活用することもできます。『こどもみらい住宅支援事業』などを確認し、対象となるかチェックしてみるのがおすすめです。
生活している中で、床は傷みやすく汚れもつきやすいもの。適切なタイミングで綺麗にリフォームをし、快適な住環境をキープしていきましょう。
これから床のリフォームを考えているという方は、現在の住まいに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立ったプランをご提案させていただきます。間取り変更を伴うようなリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
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