日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(般-30)第25345号
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0120-078-210投稿日:2022.5.22
『お風呂の床がぶよぶよする… 』『洗面所の床が、波打っている気がする…』こんな症状、気になっていませんか?これらの症状は、床下や床材が腐っているため引き起こされており、放っておくと大掛かりな修繕工事が必要になる可能性があります。とはいえ、どのような対処が必要なのか、どのくらい費用がかかるのか、などわからないこともたくさんありますよね。
そこで今回は、床がぶよぶよする理由と改善方法についてご紹介します。悪化させないためにも、早めの対策を講じていきましょう。
コラムのポイント
・床がぶよぶよする原因として、床材や下地の劣化、シロアリ被害などが挙げられます。どのくらいの範囲に被害が広がっているのか、診断した上でできる対策を講じていきましょう。
・床のぶよぶよは、放置するのではなくきちんとリフォームする必要があります。リフォーム範囲や規模によってかかる費用や期間は異なるので、まずは業者に問い合わせ、住宅診断、見積もりを出してもらうようにしましょう。
table of contents
硬いはずの床がぶよぶよしている、波打っているように見える、といった症状が気になっていませんか?これらは台所やお風呂場、洗面所など長年使い続けている水回りで起こりやすい症状で、放っておくと家全体の劣化につながります。
築10年以上経ち、長らくぶよぶよしている状態が続いているのであれば、早めにリフォーム計画を立てるようにしましょう。
床のぶよぶよが気になった時にまずやるべきことは、現状把握と詳しい診断です。
床のぶよぶよが気になったら、まずはなぜその症状が起こっているのか、どのくらいの範囲で起こっているのかを確認しましょう。
床の上を歩いた時に、どのくらいの範囲がぶよぶよしているのか、踏んだ場所からどのくらいの範囲の床が沈むのか、確認してみましょう。範囲が狭い場合は床材の劣化、範囲が広い場合は床下の劣化が考えられます。範囲が広い場合は基礎部分の劣化やシロアリ被害が考えられるので、早めに対処をするようにしましょう。
劣化が進んでいる場合、耐震性能も影響を受けている可能性があります。基礎部分の劣化により耐震性が下がってしまうと、地震が起った時にバランスが取れなくなり、半壊、全壊の恐れがあります。地震大国日本で耐震性の低い家に住み続けるのは、やはり不安が伴いますよね。家全体の性能が保たれているのかどうか、住宅診断を受けて確認しておきましょう。
床材の状態を知ることができるのはもちろん、以下のような理由もあって住宅診断はおすすめです。
住まいを長持ちさせるためには、しっかりと計画的にメンテナンスする事が大切です。住宅診断を行い、メンテナンスや補強をしっかりすることで大切な住まいの耐用年数を2~3倍にすることが可能です。
日本の住宅は、築約22年ほどで評価額がほぼゼロになってしまうと言われています。しっかりとメンテナンスされた住まいをきちんと評価しよう、という国の動きも活発になってきているため、住まいの資産価値を維持するための行動は必須です。
見えない部分の劣化はいつの間にか進んでおり、手遅れになるとかなり大規模な工事が必要になる可能性があります。定期的な住宅診断を行い、劣化の早期発見・対処を行うことで、結果的に住まいの維持管理コスト削減が可能です。
床がぶよぶよになるのには、次のような理由が挙げられます。
下地が劣化には、床板を支える根太(ねだ)や大引の劣化と、根太や大引を支える床束(ゆかづか)や束石(つかいし)の劣化という2種類が考えられます。
過度の湿気によって床が腐食し、床材の下まで広がると根太や大引が腐ってしまいます。床から湿気が伝わるだけでなく、外壁からの水漏れによって引き起こされていることもあります。
防水シートや乾燥砂利の設置、床下の換気対策と合わせて、腐った根太や大引を撤去し新しい木材をはめ込む、といった対処をします。
湿気や水漏れによって床束と束石との間に隙間が生まれてしまう、コンクリート製の束石が崩れている、地盤がゆるくなり束石が沈んでしまう、といった理由で床と下地との間に隙間が生まれ、床がぶよぶよになります。
床を剥がして、腐った床束や床石を交換する、床束の素材を銅や樹脂製に変更する、といった対処をします。
多くのフローリングは、接着剤で薄い板を張り合わせてつくられています。湿気の多い場所の場合、この接着剤が劣化し剥がれることで床材が浮いてしまい、床がぶよぶよする現象が起こります。
この場合、新しい床材に全て変更したり、新しい床材を上から貼り付けたりして対処します。上から新しい床材を貼り付ける場合は床の高さが変わるため、リフォーム前と同じように扉を開けることができるか、周りの床材との素材やデザインの違いは気にならないか、なども確認しておきましょう。
床のぶよぶよは、シロアリ被害も考えられます。シロアリは水を多く含む木材を好むため、水漏れが起きていたり湿気が多かったりする床材は狙われやすく、食べられるとボロボロ、スカスカになってしまいます。
この場合、床下のリフォームと合わせて、薬剤の散布によるシロアリ駆除も行う必要があります。床下以外にも劣化が広がっていることが考えられるため、広範囲にわたる調査をした上で、必要な対処をすることが大切です。
ぶよぶよになった床をリフォームする場合の費用相場は、
・床材の交換… 数万円前後
・下地や根太の交換… 約10万円〜
となります。どのくらいの範囲をリフォームするのか、被害はどのくらい広がっているのか、などによってかかる費用は大きく変わります。シロアリ被害が広がっている場合、想定以上にリフォーム費用がかかることもあります。
まずはリフォーム業者に相談をし、早めに点検・見積もりをもらうようにしましょう。
床のぶよぶよを防ぐためには、
・こまめに換気をする
・こぼれた水はすぐに拭き取る
・床下に調湿材や換気システムを導入する
こういった対処が必要です。大切な住まいを長持ちさせるためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
その上で気になる床のぶよぶよは、放置するのではなくきちんとリフォームする必要があります。リフォーム範囲や規模によってかかる費用や期間は異なるので、まずは業者に問い合わせ、住宅診断、見積もりを出してもらうようにしましょう。
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