お風呂のリフォームは10万円でできる?費用相場と出費をおさえる3つのコツ
大掛かりなリフォームをするほどまだ老朽化していないけれど、ちょっとした傷みや水漏れが気になるお風呂。予算10万円ほどでリフォームできたら…と思うものの、実際に10万円でリフォームできるのか、どんなリフォームができるのか気になりますよね。
そこで今回は、10万円の予算でできるお風呂リフォームと合わせて、リフォーム費用をおさえるコツをまとめてご紹介します。これからのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・手すりや内窓の設置、ドアの交換といったちょっとしたお風呂のリフォームなら、10万円〜可能です。
・お風呂全体をリフォームしたり水回りをまとめて交換してしまった方が、トータル費用をおさえ今後の出費もおさえることができます。どんなリフォームをしたいのか話し合った上で、これからのリフォーム計画を進めていきましょう。
table of contents
- ◼ お風呂のリフォームにかかる費用
- ◼ 簡単な工事ならDIYも可能?
- ◼ お風呂のリフォーム費用をおさえるコツ
- ◼ お風呂のリフォームを始めるなら...
◼ お風呂のリフォームにかかる費用
高額な費用がかかるお風呂のリフォームですが、部分的な工事であれば予算をおさえてリフォームすることができます。まずは予算別にリフォームできる内容を見てみましょう。
〜10万円
手すりの取り付け… 約2〜3万円(穴あけやシーリング費用込)
ドアの交換… 約6万円(古いドアの撤去や処分費用込)
新しい床の設置… 約8〜9万円(養生や下地形成費用込)
内窓の取り付け… 約5〜6万円
他にも、シャワーヘッドや換気扇の交換といったちょっとした不便を解消するための工事なら、10万円以内でリフォームすることが可能です。
10〜20万円
浴室暖房乾燥機の取り付け… 約9〜13万円
給湯器の交換… 約18万円
床暖房の設置… 約10〜15万円
浴室テレビの設置… 約12〜18万円
予算10〜20万円なら、こういったリフォームをすることができます。浴室暖房乾燥機の取り付けと内窓の設置など合わせて工事をすることで、冬場の寒さに悩まされることもありません。
20万円〜
浴槽の交換… 約20〜30万円
床の張り替え… 約25万円(床下の劣化が進行していない場合)
壁の張り替え… 約30万円(壁裏の劣化が進行していない場合)
20〜30万円ほどの予算があれば、ガラリと雰囲気を変えて新しいお風呂にすることができます。浴槽も、追い焚きや肩湯といった機能のついていないシンプルなものであればもう少し費用をおさえて交換することが可能です。
同じ工事でも費用が変わるポイントは?
お風呂全体をリフォームする場合、100万円前後の費用がかかります。お風呂本体の費用はもちろんのこと、土台が傾かないようにコンクリートを打ったり、土台の修繕を行ったり様々な工事が加わってくることで費用は変わります。
また、養生する範囲や搬出、搬入する広さが異なるため、戸建て住宅かマンションかによってもかかる費用は変わります。費用がどのくらい変わってくるのかについては、見積もりをチェックする際に確認してみましょう。
◼ 簡単な工事ならDIYも可能?
手すりをつけたりドアを交換したりといったちょっとしたリフォームなら、DIYも可能なのでは?と思うかもしれません。確かに簡単な工事なら、自分たちでやってしまった方が手っ取り早いかもしれません。しかし手すりを設置するにも壁の裏に補強を付けたり、用途に合わせた内窓を選んだりとプロにしかわからない部分や工事内容もたくさんあります。また、自分たちでDIYしたものの失敗してからリフォーム業者に助けを求める…となると結局想定以上の予算と時間がかかってしまうでしょう。
簡単そうに見えることでも、プロに依頼する方が安心です。自分たちだけで判断するのではなく、まずは相談してみましょう。
お風呂に異変があるならすぐに相談を!
次のような症状が気になる場合は、すぐに業者に相談しましょう。
・築10〜15年経過し全体的な老朽化が気になる
・何度掃除してもカビが取れない
・排水溝の臭いが気になる
・換気扇が効かなくなってきた
・ひび割れや欠けが気になる
こういった症状は、後回しにしてしまうとさらに劣化してしまいます。目に見える部分はもちろん、基礎や床下、排水管などの劣化も進んでいる可能性が高いため、早めに対処をしましょう。
◼ お風呂のリフォーム費用をおさえるコツ
どうしても費用がかかるお風呂リフォームですが、トータルコストをおさえるコツをご紹介します。
コツ① リフォームの優先順位を決めておく
まずはどこをリフォームしたいのか、どこをリフォームすれば今感じているストレスがなくなるのか、決めていきましょう。そうすることで、どこをリフォームすればいいのかという優先順位が明確になります。
コツ② 悪化する前にリフォームの判断
『まだ大丈夫…』とリフォームを後回しにしている間に、どんどん劣化は進んでいきます。早めに補修や対処をしていれば困らなかったのに、結局高額なリフォーム費用がかかってしまった、リフォーム箇所が増えてしまった、ということのないように、早めにリフォームするかどうかを判断するようにしましょう。特にお風呂のような水回りは劣化が早く、定期的なメンテナンスが必要になるため、早めの判断が大切です。
コツ③ まとめてリフォームをする
一回のリフォーム費用をおさえながら数年に渡ってリフォームを繰り返すよりも、一度思い切ってお風呂全体をリフォームしてしまった方がトータルコストをおさえることができます。また、お風呂の掃除やお手入れにかけていた手間や時間もぐっと短縮することができます。
お風呂だけでなく、トイレやキッチンなど今後何年もかけてリフォームを検討しているのであれば、一度業者に相談してみましょう。
◼ お風呂のリフォームを始めるなら…
手すりや内窓の設置、ドアの交換といったちょっとしたお風呂のリフォームなら、10万円〜可能です。
ただ、お風呂全体をリフォームしたり水回りをまとめて交換してしまった方がトータル費用をおさえ今後の出費もおさえることができます。どんなリフォームをしたいのか、まずはしっかりと話し合った上でリフォーム計画を進めていきましょう。
お風呂に関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なリフォームプランをご提案させていただきます。間取り変更を伴うような水回りリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
お気軽にお問い合わせください。