日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号
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0120-078-210投稿日:2022.10.10
使用頻度が低くなってきた、和室に床の間。リフォームを機に、撤去する方も年々増えてきています。とはいえ、「和室はそのまま残しておきたい」「床の間だけをリフォームしたい」という方も少なくありません。
そこで今回は、床の間を有効活用するリフォーム方法についてまとめました。これからのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・ワークスペースや収納など、床の間をリフォームした後の活用法を4つまとめました。
・床の間をリフォームすることで、限られた居住スペースを有効活用できます。どのような使い方をしたいのかについて家族で話し合った上で、満足のいくリフォーム計画を立てていきましょう。
table of contents
身分の高さや権威性を示すために設置されている和室。昔は多くの家に設置されていましたが、使い勝手の悪さや使用頻度の低さによって、設置しない家も増えてきています。特に床の間は掛け軸をかけたりお花を飾ったりすることでお客様をもてなしていましたが、最近はそこまで重視していない人も少なくありません。
そこで、和室そのものは夏場に涼んだり昼寝をしたりして活用するものの、床の間はほとんど使わない…という方におすすめなのが床の間のリフォームです。和室に床の間は絶対に必要、とは言えなくなっているため、床の間自体が自分たちの生活に本当に必要なのかどうか今一度考えてみる必要があります。
自分たちに合った床の間以外の活用法をチェックして、限られた居住スペースを有効活用していきましょう。
床の間は様々な用途として活用できます。
在宅勤務が増えた昨今、家にワークスペースをつくる人が増えてきています。リフォームをしてワークスペースを作る場合、リビングの一角にデスクを設置したり、広い部屋を壁で仕切ったりして新たにスペースをつくる方が多いのですが、おすすめは床の間のリフォームです。
床の間に合わせてデスクや棚を設置すれば、あっという間にスペースに。視界を遮るつくりになっているため、仕事に集中できます。手の届きやすい位置に棚をつくり、電子機器も使いやすいようコンセントも設置すれば、使い勝手の良いワークスペースになります。
床の間に扉をつければ、収納として使うことができます。元々収納スペースが少なかったり、いつの間にか持ち物が増えてしまったりすると、意外と困るのが部屋の片付けです。片付けようにも、どこにも仕舞う場所がない…という時に、床の間をリフォームした収納は重宝します。
和室のまま使うのであれば、押し入れに、洋室にリフォームするのであればクローゼットにすれば、空間ともマッチします。
ちょっとした棚を設置すれば、ディスプレイとして活用できます。本を並べたり、手づくりの小物を並べたりと好きなように使うことができます。飾っている物が際立つように、間接照明を新しく設置してもおしゃれですね。
床の間として使うのではなく棚にすることで、使い勝手が悪いと感じていた奥行きの広さや、掛け軸や花器がなくてうまく使いこなせなかった床の間そのものに対するストレスも緩和することができます。
丈夫で大きめの台を設置し、DVDやゲーム機器などを収納できる引き出しを設置すれば、テレビ台として使用できます。新たな家族団欒の場として活用できるのはもちろん、ひとりでのんびり過ごすスペースとしても活用できます。
十分な収納を設置すれば散らかることもないので、整った空間を保ちながら有効活用できます。
棚やデスクを新しく設置するだけなのか、デザインも変更するのか、など工事内容によってかかる費用は変わります。
デスクを設置するだけの簡単なリフォームなら、そこまで費用はかかりません。ただ、床の間の広さや柱の色に合わせた造作テーブルを設置したり、床の間の段差をなくす工事をしたりする場合は、もう少し費用がかかります。
簡単な扉なら、予算約15万円かけずに設置することも可能です。扉以外の棚や、洋服を吊り下げるハンガーパイプの設置、押し入れへの変更といった工事をする場合は、50万円ほどかかるケースもあります。
棚の素材やサイズ、デザインによって費用は変わります。重い置物や大きな絵画など、ディスプレイする物によっては補強工事が必要になるケースもあります。後々困ることのないように、事前にリフォーム業者に相談しておきましょう。
和室は、
・畳をフローリングに変更する
・押し入れをクローゼットに変更する
・襖を扉に変更
・壁や天井を変更
・照明の変更
など様々なリフォーム内容があります。床の間と合わせてリフォームすることで、和室全体の使い勝手を良くすることができるので、今後長く住み続けるのであれば検討してみましょう。
新しいデスクを設置する、棚を設置する、といった簡単な内容の工事なら、わざわざリフォームしなくてもDIYできるのでは……と思うかもしれません。
確かに、簡単な工事なら自分たちでDIY可能です。しかし、棚を設置したり、今ある柱を撤去したりといった工事の場合、専門知識を持たずに行ってしまうと取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。マンションの場合、そもそもリフォーム工事は不可であることが管理規約に明記されていることも。
不要な問題やトラブルを避けるためにも、できる限り専門家とともにリフォーム計画は進めていきましょう。
床の間のリフォーム計画を立てる時は、以下のポイントに注意しましょう。
前述したように、マンションの管理規約にリフォームできないことが明記されている可能性があります。和室は元々占有部分なので自由にできるイメージがあるかもしれませんが、安全性や防音の問題でリフォームできないことがあります。事前に管理規約を確認しておきましょう。
床の間を全て撤去しようと思っても、構造によっては壁や柱など撤去できない可能性があります。また、床の高さを上げたり、洋風の壁に変更したりする場合、想定以上の費用がかかることもあります。
希望しているリフォームをするためにはどのくらい費用がかかるのか、どういった工事ができるのか、などについては見積もりを取った上で業者に相談しておくと安心です。
床の間をリフォームすることで、限られた居住スペースを有効活用できます。どのような使い方をしたいのかについて家族で話し合った上で、満足のいくリフォーム計画を立てていきましょう。
リフォームに関するお悩みは、どんな小さなことでもまずはお聞かせください。リズムでは、私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、快適な暮らしを実現できるプランをご提案しております。和室の間取りや内装、不便に感じていることなど、いつでもお問合せください。
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