【戸建】場所別・間取り変更リフォームのポイントと注意点

間取り変更リフォームのポイントと注意点 【戸建】場所別

間取り変更を伴うような大がかりなリフォーム。ライフスタイルの変化に合わせて、住まいの形や雰囲気をガラリと変えることができます。

しかし間取り変更といってもその工事内容は幅広く、何ができるのか、自分たちにはどんなリフォームが合っているのかなどわからないことも多いもの。

そこで今回は、戸建て住宅の間取り変更リフォームを進める前に知っておきたいリフォームのポイントや注意点をまとめました。

コラムのポイント

・納得のいく形に仕上げるためにも知っておきたい、間取り変更リフォームのポイントや注意点をまとめました。
・家で過ごす時間をより心地よいものにするためにも、予算やデザイン、使い勝手などしっかりと話し合いながら間取り変更リフォーム計画を立てていきましょう。

 


 

◼ 間取り変更リフォームの方法

間取り変更リフォームの方法

部分的な補修をするリフォーム以外にも、設備を入れ替えるリフォーム、間取り変更を伴うような大掛かりなリフォームなど、リフォームといっても様々な種類があります。今回ご紹介する戸建て住宅の『間取り変更リフォーム』は、間取りを大きく変えるリフォームのことを指します。

傷んだ箇所を補修できるのはもちろん、キッチンやお風呂といった設備も一新され、綺麗で快適な住まいに変えることができます。

間取り変更リフォームの方法
▶ リフォーム事例:夢は叶う!リフォームで手に入れた心地よい暮らし

様々な方法で間取りを変更することができますが、主に次の3つの方法でリフォーム計画を進めていきます。

新しく壁を設置する

十分な広さの部屋があれば、新しく壁を設置することで部屋数を増やすことができます。

・子どもが成長したので個室を設けたい
・ウォークインクローゼットやファミリークローゼットを設けたい
・在宅勤務できるように環境を整えたい

といった場合は壁の設置がおすすめです。

壁を撤去する

リフォームを機に、壁を撤去することで開放感のある空間をつくることができます。

・子どもが独立したので部屋数を減らしたい
・キッチンとリビングをつなげたい
・和室をなくしてリビングとつなげたい

など、今までの間取りでは難しかったことも叶えることができます。

設備を移動する

キッチンやお風呂の場所を変更したり思い切ってリビングの位置を変えたりすることで、住まいの雰囲気はガラリと変わります。

・日当たりが気になっていたリビングの場所を変えたい
・水回りの動線が悪いので位置を変えたい
・合わせて断熱性を高めたい

といったように、日々感じていた不便を解消することができます。明るさや室温調整に関する問題が解決されると、電気代削減にも繋がります。リフォームにかかる費用はどうしても高額になりますが、ランニングコストをおさえることができるのはやはり大きな魅力でしょう。

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◼ 【場所別】間取り変更リフォームのポイント

【場所別】間取り変更リフォームのポイント

間取り変更リフォーム最大のメリットといえば、ライフスタイルに合わせて空間を変えることができる点です。無駄なスペースがなくなり、空間を有効活用することができます。リフォーム後の暮らしをより快適なものにするために、計画を進めていく時に気をつけたいポイントを場所別に見てみましょう。

ポイント① 水回り

水回りの中でも、特にリフォームされているのがキッチンです。壁付けキッチンを対面にする、オープンキッチンだったものをクローズドキッチンにする、など間取りを変えることで空間を有効活用することができます。

また、浴室やトイレの場合、浴槽をもう少し大きくしたい、介護のため水回りを今よりも広々とさせて一箇所にまとめたい、といった場合に行います。

【場所別】間取り変更リフォームのポイント

いずれにしろ、水回りのリフォームは給排水管の移動や電気工事、ガス工事など様々な工事が発生します。キッチンやトイレ、お風呂など、移動させる場所によっては吸排水管が移動できない、ガス工事が別途必要、といったケースもあるので事前に確認しておきましょう。

参考コラム:水回りリフォームの基礎知識|費用や期間・注意点

ポイント② リビングダイニング

和室とつなげて広々としたリビングにする、リビングとダイニング、キッチンを全て繋げて開放感のある空間にする、といったリフォームが多くなされるリビングダイニング。

広々とした空間を持て余してしまうこともあるので、どのように使いたいのか、どんな家具を設置するのか、などリフォーム後の暮らしもイメージしておきましょう。

【場所別】間取り変更リフォームのポイント

また、間取りが変わることで採光が難しくなったり、風通しが悪くなったりする可能性もあります。思わぬ影響を受けることもあるので、間取りを変更することによって変化する点をリフォーム業者によく相談しながら計画を進めていきましょう。

ポイント③ 寝室

子どもが独立したので夫婦の寝室を別々にする、物置と寝室を繋げて広くする、在宅ワークができるようテーブルや本棚を新たに設置する、などの間取り変更リフォームがなされる寝室。

寝室の広さや壁紙に使用される色は睡眠の質に大きく影響を与えるため、良質な睡眠時間を確保できるようにリフォームするのがポイントです。

【場所別】間取り変更リフォームのポイント

他の部屋とのバランスを考えながら、最適な広さ、内装を選ぶようにしましょう。

参考コラム:安眠できる寝室を手に入れるリフォームのススメ。

ポイント④ 和室

最近はあまり使わなくなったから……と、リフォームを機に撤去されることの多い和室。リビングと繋げることで、開放感のある空間をつくることができます。

Before
【場所別】間取り変更リフォームのポイント

After
【場所別】間取り変更リフォームのポイント

▶ 施工事例:山小屋のある住まい ~世代を超えて集う~

和室の場合、フローリングに変更することで床の高さや使用するドアのサイズを変更しなければならないケースがあります。どのような工事が別途必要になるのか、事前に確認しておきましょう。

参考コラム:和室を洋室にリフォームするポイントと注意点

◼ 間取り変更リフォームの注意点

間取り変更リフォームの注意点""

リフォーム計画を立てていく前に、注意しておきたい点があります。

構造を確認しておく

間取り変更リフォームの計画を立てていく前に、住まいの構造を確認しておきましょう。

壁には構造力学上大切な『耐力壁』があり、この壁は家全体を支える役割を担っているため撤去することができません。また、排水管の場所や構造によっては、水回りの場所を変更できないこともあります。

希望している間取り変更リフォームができる構造かどうかを、事前に確認しておきましょう。難しい場合は、希望に近づけるためにはどんなプランニングがあるのか相談してみるのがおすすめです。

家事動線や生活動線の確認

リフォーム計画を立てる前に、家事動線や生活動線を今一度見直しておきましょう。

家事動線…… 掃除や洗濯など、家事をする時の人の動きを表す線
生活動線…… 食事や入浴、睡眠など生活を営む人の動きを表す線

これらの線は、短いほど良いとされています。身支度を整えるため、片付けをするために部屋の中を何度も行ったり来たりするのはストレスになるもの。どんな間取りであればスムーズに動くことができるのか、検討しておくのがおすすめです。

間取り変更リフォームの注意点

また、間取り変更リフォームをすることでどんな不満やストレスを解消したいのか、という点についても事前に話し合っておきましょう。リフォームをして綺麗になったけど使いづらい……という後悔は避けたいもの。動線と合わせて見直すことで、より快適な暮らしを実現することができます。

リフォーム中の暮らしをどうするか考える

間取り変更を伴う大掛かりなリフォームをしている最中は、自宅で暮らすことができない可能性があります。リフォーム期間中に過ごす場所として、実家やホテル、仮設住宅などが挙げられます。工事内容によって期間は変わりますが、数ヶ月の間どこで過ごすのかを事前に考えておきましょう。

参考コラム:間取り変更リフォームの後悔しないポイント4つと業者選びのコツ

◼ 後悔のない間取り変更リフォームを始めよう!

後悔のない間取り変更リフォームを始めよう!

費用も手間もかかる間取り変更リフォームですが、納得のいく形に仕上げることができればかなり快適な暮らしを実現することができます。家で過ごす時間をより心地よいものにするためにも、予算やデザイン、使い勝手などしっかりと話し合いながらリフォーム計画を立てていきましょう。

これから間取り変更リフォームを考えているという方は、気になる雨漏りだけでなく改善したいところなどどんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立ったプランをご提案させていただきます。

いつでもお気軽にお問い合わせください。

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監修者情報

足立区のリフォームならリズム[RE:住む]|日東エネルギー株式会社

日東エネルギー株式会社

私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。

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保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号