日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(般-30)第25345号
電話受付時間(土日祝除く)AM8:30~PM17:30
0120-078-210投稿日:2022.2.20
近年注目が高まっている『住宅の省エネ化』。リフォームで断熱性を向上させることで、冷暖房の稼働を減らし、二酸化炭素排出量の削減に繋げることで実現することができます。住宅性能を高めるだけでなく、長期的に見てお財布にも環境にも優しい住宅の省エネ化ですが、『カーボンニュートラル』『脱炭素社会』『ネットゼロ宣言』といった難しい言葉が並んでいると、リフォームにどう活かせば良いのかわからないことも多いですよね。
そこで今回は、これからの時代はなぜ省エネ住宅にする必要があるのか、一年を通して快適な住まいにするためにはどのようなリフォームが必要なのか、など断熱リフォームをして省エネ住宅にシフトする上で知っておきたいポイントをまとめました。
コラムのポイント
・脱酸素社会の実現は、私たち一人ひとりがライフスタイルを転換させていくことが求められ、そのために必要なのが断熱リフォームです。
・断熱性の高い省エネ住宅なら、夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしを実現することができます。もちろん、冷暖房効率が高まりエネルギー消費量をおさえられるため、年間の光熱費を減らすこともできます。リズムとともに、体に優しく、地球にも優しい。そんな住まいを断熱リフォームで実現していきましょう。
table of contents
家庭のエネルギー消費のうち約30%を占める冷暖房費。省エネ住宅とは、この冷暖房に使用するエネルギー消費をおさえることができる住宅のことです。
『断熱性を高めることで、夏は涼しく冬は温かい暮らしができる』という話を聞いたことがあるかもしれませんが、住まいの断熱性が高いかどうかによって、暮らしやすさが全く違います。断熱性が高ければ、外気温の影響を受けることなく一年を通して快適な室温を保つことができます。また、空調が効きやすくなるため冷暖房費をおさえることもできます。さらに、カビや結露の発生を防ぐことができるので、住まいの劣化を防ぐこともできます。
このように、断熱性が高いことで住みやすい快適な家にすることができ、結果『省エネ住宅』となるのです。
今や世界の国や自治体が、温室効果ガスあるいは二酸化炭素の排出量から、吸収した量と除去した量の差し引きをゼロにする『ネットゼロ宣言』を出しています。もちろん日本も『2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す』と宣言しています。
このネットゼロ宣言を実現するために私たちができることとして、今後益々重視されるのが住宅の断熱性向上です。
ただ、ここで問題なのが日本の住宅環境に対する意識です。日本の住宅の約4割が無断熱といわれており、断熱の必要性はまだまだ浸透していない状態です。今の住まいが暖房をつけていても寒い、冷房がなかなか効かない、というのであればほぼ断熱性能が足りていないということになります。
脱酸素社会の実現は、私たち一人ひとりがライフスタイルを転換させていくことが求められ、そのために必要なのが断熱リフォームです。
断熱リフォームをすることで、ただ住宅の性能を改善し住みやすくするだけではなく、世界を挙げて取り組んでいる課題解決にも貢献することができます。これからの暮らしは、価値観に共感できる会社や製品、サービスを選択し、自分たちらしいライフスタイルをつくりあげていくことが重要なのです。
それでは、省エネリフォームでできる工事とポイントを順番にご紹介します。
夏は屋根から熱が伝わり室内にこもりやすくなるため、いくら空調を稼働させても涼しくなりにくい、涼しい室温を保つことができない、といった問題が起こりやすくなります。これらの悩みは、高反射率の塗料を塗布し、屋根からの日射を遮ることで解決することができます。
また、屋根の日射遮蔽をうまく行うことで冷暖房効果が高まり、リフォーム前よりも光熱費を下げることができます。
天井裏や屋根に断熱材を貼り付けることで、夏場の極端な気温上昇や、冬場に温かい空気が屋根から逃げるのを防ぐことができます。特に夏場は、屋根裏の気温は約50〜60℃にもなりかなり外気温の影響を受けるため、天井や屋根をしっかりと断熱することで温度変化を防ぐことができます。
急激な温度変化を起こすことなく快適な室温を保つためにも、日射遮蔽と合わせて行うのがおすすめです。
屋根や窓だけでなく、壁からも熱は室内に伝わります。特に住まいの大部分を占める壁は、断熱性が低ければ快適な室温を保ちにくく、冷暖房費がかかるだけでなくヒートショックのような健康被害につながる危険性も。壁の断熱性が高まるだけで、快適な室温を保ちやすくなるのはもちろん部屋ごとの温度差も解消することができます。
壁の断熱には、室内の壁を剥がして断熱材を入れる内断熱、家の外から断熱材を貼り付ける外断熱といった方法があります。
断熱性を高めエネルギー消費量をおさえるだけでなく、使用するエネルギーを自宅でつくり出すことができるのも省エネ住宅の特徴です。太陽光発電システムや太陽熱利用システムを屋根に設置することで、自然エネルギーをうまく取り入れ温室効果ガスの排出をおさえることができます。
太陽エネルギーを活用するためのリフォームは、比較的費用が高くなりがちです。しかし住み始めてからの光熱費をおさえることができるため、結果的にランニングコスト削減に繋がります。
厄介な夏場の日射熱。熱の70%は窓から入ってくるといわれています。カーテンや簾などで対策をすることもできますが、より効果的なのが窓のリフォームです。日射遮蔽効果の高い窓ガラスに変更し、窓から入り込む日差しをガードすることで、室温上昇を防ぐことができます。
窓から入り込む日差しを防ぐだけでなく、断熱性を高めることも大切です。空気の層がつくられ断熱効果の高い複層ガラスやサッシへの変更、内窓の取り付け、ガラス専用のコーティング剤の塗布などを行うことで、夏場は涼しい空気が、冬場は温かい空気が室外に逃げにくくなります。
窓の断熱リフォームはかなり効果的な上、断熱リフォームの中では比較的リーズナブルに工事を進めることができます。予算の関係で大掛かりなリフォームは難しい…という場合、まずは窓の断熱性を高めて効果を実感していただくのもおすすめです。
暖房をつけていても足元が冷える、床からの冷気が気になり底冷えする、といった状態が続くと体全体が冷えてしまい、健康に支障をきたす恐れがあります。床下に断熱材を設置することで、これらの問題を解決することができます。
住宅の1階部分床下に断熱材を敷き詰める床断熱、住宅の基礎を断熱材でおおう基礎断熱とがあり、断熱性だけでなく気密性も高め、より省エネ性能を上げる場合は基礎断熱がおすすめです。
断熱性の高い省エネ住宅なら、夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしを実現することができます。もちろん、冷暖房効率が高まりエネルギー消費量をおさえられるため、年間の光熱費を減らすこともできます。リズムとともに、体に優しく、地球にも優しい。そんな住まいを断熱リフォームで実現していきましょう。
電話受付時間(土日祝除く)AM8:30~PM17:30
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