日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(般-30)第25345号
電話受付時間(土日祝除く)AM8:30~PM17:30
0120-078-210投稿日:2023.11.30
間取り変更や設備を一新するリフォームだけでなく、昨今はたくさんの人が断熱リフォームや耐震リフォームもあわせて行っています。安心安全で快適な暮らしを実現するためには、住まいをきれいにするだけでなく性能も高めることが必須で、これからますます需要は高まってくるでしょう。丈夫で強い家、外気温の影響を受けにくく快適な室温を保つ家なら、家族仲良く毎日を笑顔で過ごすことができますよね。
今回のコラムでは、なぜ断熱リフォームや耐震リフォームが必要なのか、これらのリフォームをすることでどんなメリットがあるのかについて解説します。
コラムのポイント
・性能向上リフォームの必要性とその効果をまとめました。
・住まいの性能を向上させるリフォームをすることで、今まで以上に快適でランニングコストをおさえた暮らしが実現します。7つのメリットを参考に、リフォーム計画を立てていきましょうう。
table of contents
老朽化や設備の故障など、リフォームが必要になるタイミングは多々あります。まだ大丈夫、とそのままにしてしまうと修復できなくなったりリフォーム費用が高額になってしまったりと様々な問題が起こります。
家の中はリフォームのタイミングがわかりやすいのですが、注意が必要なのは断熱性や耐震性といった住宅の構造部分です。自分たちでは判断が難しいため、知らず知らずのうちに「寒い」「暑い」「光熱費が高い」「地震に耐えられるか不安」という住みにくい家に暮らし続けている可能性も。目に見える部分だけでなく、構造部分までメンテナンスすることを考えてリフォーム計画を立てていくことが大切です。
断熱リフォームをすれば外気温の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく冬は温かい暮らしができます。それだけでなく、以下のようなメリットもあります。
・空調が効きやすくなる
・冷暖房費をおさえることができる
・カビや結露の発生を防ぐ
・気温差や湿気による住まいの劣化を防ぐ
省エネ住宅とは、冷暖房に使用するエネルギー消費をおさえることができる住宅のこと。断熱リフォームをすれば、家庭のエネルギー消費のうち約30%を占める冷暖房費をおさえることができます。
現在、日本の住宅の約4割は無断熱、2020年時点で省エネ基準を満たす既存住宅は13%とかなり低い水準です。そのため、リフォームを検討されている方の大半は断熱リフォームが必要なのです。
耐震リフォームとは、地震に耐えられるように弱い部分を補強して強度をもたせる工事のことをいいます。
・地震による揺れが軽減される
・住まいの資産価値を高めることができる
・建て替えよりもコストをおさえることができる
・住み慣れた家で暮らし続けることができる
このようなメリットがあります。
大きな地震に耐えられるように、住まいの強度は建築基準法によって定められています。しかし1981年、2000年と基準が大きく変わっているため、古い基準で建てられた住まいは「基礎が弱い」「壁が足りない」「バランスが取れていない」など地震に弱い構造になっています。
せっかく室内をきれいにリフォームしても、大きな地震が起こるとダメージを受けてしまう可能性があります。築年数が経っているお家にお住まいの方は、耐震リフォームをするかどうかについて改めて考えてみましょう。
そろそろうちもリフォームかも……と思った時がタイミングです。修繕だけでなく構造部分のメンテナンスの必要性やどのくらい費用がかかるのかなど、まずはプロに確認してもらいましょう。
見た目をきれいにするだけでなく、建物自体や屋内設備の性能向上リフォームにはどういったメリットがあるのでしょうか。順番に7つ、ご説明します。
破損や劣化など、ちょっとしたものでもそのままにしておくと大きな事故につながったりさらなる劣化を招いたりします。リフォームをして新しい設備に一新することで、安全性が高まり安心して暮らすことができるでしょう。
さらに耐震性も高めることで、地震への備えにもなります。地震大国日本で暮らす以上、いざという時に備えておく必要があります。性能を高めるリフォームをすることで、住まいは安全な場所として守り続けることができます。
断熱性を高めることで、快適な室温を保つことができます。断熱性が低いままだと、気温の変化によって血圧が乱高下するヒートショックを引き起こしやすくなります。大動脈解離や心筋梗塞などの病気につながるヒートショックは冬場に特に起きやすく、実際に年間19,000名もの方が亡くなっています。
冬場の暖房が効いたリビングからお風呂に移動する時や入浴時に気を付けることで予防はできますが、やはり住まいという根本から改善した方が安心です。大切な体を守るためにも、断熱リフォームを検討しましょう。
傷んだ部分を補修するだけでなく、壁を取り除いたり水回りの位置を変えたりする大掛かりなリフォームをすることで、住み心地が改善します。
増改築を繰り返した住まいやあまり動線が考えられていない住まいは、日々の暮らしの中でたくさんの不具合が生じます。ちょっとしたこととはいえ、毎日続くとストレスを感じてしまうもの。思い切ってリフォームをすることで住みやすくなるのはもちろん、今まで以上に住まいを大切にしながら日々の暮らしを楽しめるようになります。
間取り同様、設備も思い切って一新することで生活が楽になります。お風呂やキッチン、トイレなど最近の設備は性能がよく、ストレスなく使えるように設計されています。それだけでなく、省エネ設計されているため今まで以上に光熱費をおさえられるように。
例えばキッチンなら、手を近付けた時だけ水が出る水栓や風量を自動調整する換気扇など、節約できる機能が搭載されています。使い勝手がよくなることで、より良い暮らしが実現できるでしょう。
現在、世界の国や自治体が温室効果ガスあるいは二酸化炭素の排出量から吸収した量と除去した量の差し引きをゼロにする「ネットゼロ宣言」を出しています。もちろん日本も「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言しています。断熱リフォームをすれば、住宅の性能を改善し住みやすくするだけではなく、世界を挙げて取り組んでいる課題解決にも貢献できます。
これからの暮らしは、価値観に共感できる会社や製品、サービスを選択し、自分たちらしいライフスタイルをつくりあげていくことが重要なのです。
断熱リフォームや耐震リフォームは多額の費用がかかるため、後回しにしてしまう方は少なくありません。確かに費用はかかりますが、リフォーム内容によっては補助金を活用できるため出費をおさえることができます。
例えば、既存住宅における断熱リフォーム支援事業の場合、戸建住宅で1戸あたり最大120万円が補助されます。
他にも、住宅ローンの控除を受けたり贈与税が非課税になったりと様々なメリットがあります。様々な恩恵を受けることができるため、一度確認してみることをおすすめします。
リフォームの魅力は、愛着のある家に住み続けることができる点です。今よりも性能の良い家に住むために引っ越しをするのはやはり寂しいもの。理想通りの物件が新たに見つかるとも限りません。
元の住まいを活かしながら性能を改善し、間取りや設備を一新すれば快適な住まいになります。今まで以上に愛着を持って大切に住み続けることができるでしょう。
性能を向上させるリフォームは効果が目に見えにくいため必要性を感じにくい場所ではありますが、健康で安全な暮らしの実現や毎月の出費を考えるととても重要な部分です。10年後20年後を見据えた快適な暮らしをめざして、間取り変更や設備を一新するだけでなく、住まいの性能を向上するリフォームも進めていきましょう。
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