断熱材のない家の防寒対策ポイントと断熱リフォームを検討するタイミング

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断熱材のない家の防寒対策ポイントと断熱リフォームを検討するタイミング

断熱材のない家の防寒対策ポイントと断熱リフォームを検討するタイミング

投稿日:2022.11.14

断熱材のない家に暮らし続けているため、冬の寒さがこたえるようになってきた昨今。そろそろ断熱リフォームをした方がいいのかな……とは思いつつも、まだ大丈夫、と後回しにしていませんか?
断熱リフォームをすれば、快適な室温が保たれるようになり、寒さに耐えながら毎日を過ごすストレスやかさむ電気代から解放されます。今回は、断熱材のない家でできる防寒対策とあわせて、断熱リフォームのタイミングをご紹介します。毎年やってくる寒さを乗り越えるヒントとして、お役立てください。

コラムのポイント

・断熱材のない家の防寒対策を、3つまとめました。
・断熱性の高い家なら、寒さに対するストレスを感じすぎることなく、年間の電気代もおさえながら暮らすことができます。様々な防寒対策を試してみた上で「やっぱり断熱リフォームをしようかな……」と思った時は、リフォーム業者への相談を検討してみましょう。

table of contents

  • ◼ 断熱材のない家の防寒対策
  • ◼ 断熱リフォームとは
  • ◼ 断熱リフォームを検討するタイミングとサイン
  • ◼ 断熱性が変わる3つのポイント
  • ◼ 断熱材のない家とお別れして快適な暮らしを手に入れよう!

◼ 断熱材のない家の防寒対策

断熱材のない家の防寒対策

断熱材のない家で暮らしていると、防寒対策に苦労しますよね。少しでも快適に過ごせるよう、個人でできる防寒対策には次のようなものが挙げられます。



1 窓の防寒対策

窓の防寒対策


窓からは、冷たい冷気が侵入するのはもちろん、暖かい空気が流出する場所でもあります。窓から流出する暖かい空気は60%といわれるほど、防寒対策がなされていないと寒い室内になってしまいます。

窓の防寒対策として挙げられるのが、
・断熱シートを貼る
・隙間をテープで埋める
・厚手のカーテンに取り替える

などです。
窓から入ってくる冷気を遮断し、暖かい空気が流出してしまわないよう工夫してみましょう。



2 床の防寒対策

床の防寒対策


暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすいという性質があります。そのため、冬場は床が最も冷えています。

床の防寒対策として挙げられるのが、

・厚手のラグやカーペットを敷く
・ラグやカーペットの下にアルミシートを敷く
・サーキュレーターを使用し、空気を循環させる

などです。
多くのフローリングは空隙率(くうげきりつ)という空気が入る隙間の割合が低いため、どうしても冷えやすくなります。足元が冷えると、体全体も冷えてしまいます。風邪をひかないためにも、暖かくなる工夫をしてみましょう。



3 壁の防寒対策

壁の防寒対策


壁が冷えてしまうと、部屋全体が冷えてしまいます。

・断熱シートを貼る
・緩衝材を貼る

などで防寒対策をしましょう。
シートを貼り付けることで、壁とシートの間に空気の層が生まれます。この層が、壁から伝わってくる冷気を遮断します。

このように、防寒対策としてできることはいくつかありますが、やはり限界があります。そろそろ寒さに耐えられなくなってきた、暖房が効かなくなってきた、という状態になった時は、断熱リフォームを検討してみましょう。





◼ 断熱リフォームとは

断熱リフォームとは

熱が対流や放射によって伝わるのを防ぐことを、断熱といいます。

断熱リフォームとは、壁や天井、床下に断熱材を入れて家全体を包み込み、扉や窓を変えて気密性を高め外気温の影響を受けにくくする工事を行い、文字通り断熱性を高めていく工事のことをいいます。

設備を新しくしたり間取りを変更したりして見た目を変えるといった通常のリフォームではなく、家の性能そのものを向上させるために行います。



断熱リフォームの種類



断熱リフォームは、大きく2つの工事内容に分けられます。



① 外断熱



家全体を包むように柱と壁との間に繊維系断熱材や発泡プラスチック系断熱材を使用した断熱材を入れて、熱が出入りしないよう家の外側から断熱するものを「外断熱」といいます。断熱性だけでなく気密性も高めることができるため、家の寿命を伸ばすこともできます。



② 内断熱



柱と柱の間に天然素材や自然素材を使った断熱材を入れて、家の内側から断熱するものを「内断熱」といいます。外断熱に比べると比較的費用をおさえることができる上、外壁に影響しないため複雑なデザインの家でもリフォームしやすいのが特徴です。

どの程度断熱をしたいのか、どのくらいの費用をかけることができるのか、といった状況に応じて適した方を選びましょう。





◼ 断熱リフォームを検討するタイミングとサイン

断熱リフォームを検討するタイミングとサイン

いざ断熱リフォームをするとなった時、やはり悩むのはタイミングです。もし、生活している中で次のようなサインが頻繁に現れるようになったら、それは断熱リフォームのタイミングです。



結露がひどくなってきた



暖かい水蒸気が含まれた空気が冷やされると、飽和水蒸気量を超えた水蒸気は水に変わります。冬の窓に結露が発生するのは、温まった室内の空気が一気に冷やされるからです。
結露はカビの発生を招くだけでなく、放っておくと壁の内部まで染み込み建材を劣化させます。安全に暮らし続けるためにも、結露や住まいのダメージが気になってきたら断熱リフォームのタイミングです。



暖房が効きにくくなってきた



せっかく温まった空気も、断熱材のない家ではすぐに外に逃げ出してしまいます。そのため、どれだけ暖房を効かせても部屋の中が暖かくなることはありません。
暖房が効きにくいということは、それだけ電気代もかかるということです。エアコンやストーブをつけてもあまり効果を感じられなくなってきた……という状態が続いていれば、断熱リフォームのタイミングです。



断熱リフォームを検討するタイミングとサイン


リビングから浴室に移動すると苦しいと感じることがある



暖かいリビングから寒い浴室に移動すると、温度差によって血圧が上下します。これによって脳内出血や心筋梗塞、脳梗塞などが起こることをヒートショックといいます。
体調の変化は突然訪れます。健康な体を維持するためにも、温度差による体調の変化を感じているのであれば、断熱リフォームを検討しましょう。



浴室が寒く、お湯もすぐに冷めてしまう



沸かしたばかりなのに、もうぬるい……という状態が続いている場合、浴室全体が冷えていることが考えられます。だからといって、すぐにあたたまろうと急に暖かいお風呂に入ろうとするのは危険です。
特に65歳以上の高齢の方はヒートショックを起こしやすいため、体のためにも早めに断熱リフォームを検討しましょう。



住まいの健康診断


◼ 断熱性が変わる3つのポイント

断熱性が変わる3つのポイント

次の3つを重点的にリフォームすることで、家の断熱性を高めることができます。



① 窓の断熱



窓の断熱方法として、
・断熱効果の高い複層ガラスやサッシへ変更する
・内窓を取り付ける
・ガラス専用のコーティング剤を塗布する
などが挙げられます。

窓を断熱リフォームすることで、夏場は涼しい空気が、冬場は温かい空気が室外に逃げにくくなります。
効果が高い上、断熱リフォームの中では比較的リーズナブルに工事を進めることができるため、予算の関係で大掛かりなリフォームは難しい…という場合は窓の断熱性を高めて効果を実感していただくのがおすすめです。



② 床の断熱



床の断熱は、床下に断熱材を設置します。住宅1階部分の床下に断熱材を敷き詰める床断熱、住宅の基礎を断熱材でおおう基礎断熱があり、断熱性だけでなく気密性も高め、より省エネ性能を上げる場合は基礎断熱がおすすめです。
床が冷えにくくなることで、足元から体全体が冷えるのを防ぐだけでなく、快適な室温を保てるようになります。



③ 壁の断熱



壁の断熱は、
・断熱性の高い外壁に張り替える
・断熱性の高い塗料に塗り替える
・内壁と外壁との間に断熱材を詰める
などが挙げられます。

リフォーム内容によっては、予算を抑えて短期間で工事を終えることができます。
家の大部分を占める壁の断熱性が高まることで、家全体が魔法瓶のように一定の室温を保つようになります。

このように、外気と触れる場所を重点的にリフォームすることで、しっかりと家の断熱性能を高めることができます。思い切ったリフォームをしなくても、今より快適な住まいにすることは可能です。リフォーム内容や予算など、自分たちにとって最適なプランはなんなのか、まずは相談してみましょう。



◼ 断熱材のない家とお別れして快適な暮らしを手に入れよう!

断熱材のない家とお別れして快適な暮らしを手に入れよう!

断熱材のない家は、慣れてしまえば暮らせないこともないでしょう。しかし、断熱性の高い家の方が、寒さに対するストレスを感じすぎることなく、年間の電気代もおさえながら暮らすことができます。
様々な防寒対策を試してみた上で「やっぱり断熱リフォームをしようかな……」と思った時は、リフォーム業者への相談を検討してみましょう。

断熱リフォームに関するお悩みは、どんな小さなことでもまずはお聞かせください。リズムでは、私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、快適な暮らしを実現できるプランをご提案しております。改善したい間取りや内装、不便に感じていることなど、いつでもお問合せください。



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監修者情報

日東エネルギー株式会社

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私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。

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保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号

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