外壁にひび割れが…！原因と対策をチェック！

『あれ？外壁にひび割れが…！』見つけた時のショックは、なかなか大きいですよね。ひび割れにはいくつか原因があり、その原因によって対処も異なります。放置してしまうと、取り返しのつかないことになる可能性もあります。後で悔やむことのないように、ひび割れの原因と対策方法を確認しておきましょう。

◼外壁がひび割れている…原因は？

外壁がひび割れている場合、様々な理由が考えられます。

原因①　塗料の劣化

外壁に塗ってある、塗料が劣化していることが考えられます。この場合、外壁そのものにひびが入っているわけではないため慌てる必要はありませんが、塗料自体は劣化しているので塗り替えを検討する必要があります。

原因②　経年劣化

炎天下の中、寒い雪が降りしきる中、外壁は私たちの暮らしを守ってくれています。このような外からの刺激に加え、外壁自体も膨張や収縮を繰り返しており中からの刺激も発生しています。これらの刺激が積み重なることによって、自然に外壁は劣化し、ひび割れが起こるのです。

原因③　地震

地震によって起こった大きな揺れは、外壁にダメージを与えます。制震性高くつくられている建物でも、大きな地震が起これば影響は避けられず、それによってひび割れが発生します。

原因④　地盤沈下

地盤沈下とは、地盤が収縮することによって地面が沈んでしまう現象です。自然現象や地下水のくみ上げなどの人為的なものまで、様々な原因によって引き起こされます。この地盤沈下が外壁に影響を与えることで、ひび割れは起こります。

原因⑤　設計ミス

あってはならないことですが、もしかして…ということは起こり得ます。設計ミスによる外壁のひび割れは、住宅の構造に大きな影響を与えている可能性があるので、すぐに調査が必要です。

◼外壁のひび割れを放置したらどうなる？

このくらい大丈夫かな…と思っていても、ひび割れを放置していたら危険につながります。

雨漏り

外壁のひび割れから、雨漏りが発生します。雨漏りは天井から起こるだけでなく、外壁からも起こります。雨漏りは室内が水浸しになるだけでなく、建物の腐食、劣化を引き起こす危険があります。

耐性が低くなる

ひび割れによって、外壁の強度は下がってしまいます。そのため、家の耐性も下がるでしょう。また、雨漏りによって建材が腐食、劣化し、そこから家全体にダメージが広がり症状は悪化していきます。

塗料の剥がれ

ひび割れが起こると、そこから塗料の剥がれにつながります。外壁に塗ってある塗料はただ色をつけるだけでなく、断熱性や遮熱性など様々な性能によって家そのものをダメージから守る役割があります。塗料の剥がれは、これらの性能がなくなり家全体のダメージが大きくなるということでもあります。

◼外壁のひび割れを発見したら…

外壁にひび割れを発見したら、素人判断でどうにかしようとするのではなく、すぐにプロの手を借りましょう。

すぐに業者に連絡を！

このくらいなら大丈夫…と判断してしまうことほど危険なことはありません。すぐに業者に連絡をし、症状を確認してもらいましょう。
なぜ外壁のひび割れが起こってしまったのか、どのような対処が必要なのか、などは住宅診断で調べることができます。外壁だけでなく、住宅全体の状態を診断できるので安心です。

住宅診断を受けることで…

将来を見据えた耐震補強に対応

住まいを長持ちさせるために必要な、メンテナンス計画や補強をすることができます。

家の資産価値アップ

大切な住まいの価値を維持できるよう、評価額が下がらないようアドバイスをもらうことができます。

メンテナンススケジュールの把握

安全・安心に住み続けられるよう、定期的なメンテナンススケジュールや、修繕などにかかるコスト削減につながる情報を得ることができます。

診断の流れ

お申し込み
↓
建物調査
チェックリストに沿って調査を進めます。
事前に決めた調査日時に伺い、約2時間かけて行います。
↓
診断結果の報告と今後について
診断結果と写真をもとに報告書を作成し、今後のメンテナンスや修繕についてご説明させていただきます。

リズムでは、ここまでの調査と早期修繕が必要な箇所の提案までを無料で実施しています。

◼外壁補修の費用相場

住宅診断は無料でできますが、実際に外壁補修にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

劣化具合によって判断

外壁のひび割れは、どのくらいの幅なのか、深さはどの程度なのかによって費用は異なります。

ひびの幅が1㎜以下、深さもほとんどない場合

いますぐ補修しなければならない、という状態ではありませんが、悪化しないように補修をしておくと安心です。
部分的な補修であれば1万円〜が相場です。

ひびの幅は1㎜以下だが深さが５㎜以上ある場合

雨漏りや外壁の剥がれなど起こる可能性があるので、早急に補修をしましょう。
補修内容によって、1〜10万円が相場です。

ひびの幅が1㎜以上、深さもある場合

ひび割れが進行しているので、早めの対処が必要です。
場合によっては、30万円以上かかる可能性があります。

補修ではなく、塗料を塗り替える場合、使う塗料によって費用は異なりますが1,700～5,000円／㎡かかります。
また、外壁材を新しいものに張り替える場合、約7,000～9,000円／㎡ほどの予算を立てておきましょう。

◼外壁のひび割れ以外にもここは注意！

外壁のひび割れをチェックしている時、以下の症状が起こっていることにも気づくかもしれません。

・ひび割れた部分に、苔やカビが生えている
・ひび割れた部分の外壁の色が変わっている
・塗料が剥がれ落ちている
・外壁に触ると白い粉が手につく

これらの症状が見られた場合、想像以上に塗料が劣化している可能性があります。どのように対処をしたら良いのか、住宅診断時に合わせて相談してみましょう。

◼定期的な点検とメンテナンスを！

外壁は、家と暮らしを守る大切な役割を担っています。安心して住み続けられるように、大切な家を丈夫な状態で守り続けられるように、定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

現在の住まいに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランをご提案させていただきます。外壁塗装だけでなく、間取り変更を伴うようなリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて２～３プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
お気軽にお問い合わせください。