家を守るために外壁塗装が必要な理由
まだまだ綺麗だと思っていても、いつの間にか劣化して古びた雰囲気になっているのが外壁です。築10年以上経っている、ご近所さんが壁の塗りかえをやり始めた、など変化があるとどうしても気になってきますよね。本当に今、塗り変えをした方がいいのか、早めに計画を立てておいた方がいいのかがわかれば安心です。
今回は、外壁塗装の必要性やかかる費用、外壁塗装をする際に大切なポイントをまとめました。これからの外壁リフォーム計画の参考にしていただけると幸いです。
コラムのポイント
・外壁塗装は、大切な家を守るだけでなく、耐久性アップのためにも必要です。
・外壁塗料の費用は、1㎡あたり2000〜4000円とグレードによって異なります。耐用年数も8〜20年と差があるので、経済状況や外壁の状態に合わせて塗料は選びましょう。
・外壁塗装を始める前に、費用がかかっても耐用年数の長い塗料を使う、外壁材の変更も視野に入れておく、信頼できる業者に相談しておくことが大切です
table of contents
- ◼外壁塗装はなぜ必要?
- ・大切な家を守る
- ・耐久性アップ
- ・レンガ、タイルは必要なし
- ◼外壁塗装にかかる費用
- ・塗装の品質と費用
- ◼外壁塗装を始める前の注意点
- ・費用がかかっても耐用年数の長い塗料を使う
- ・外壁材の変更も視野に入れる
- ・信頼できる業者に相談しておく
- ◼外壁塗装実例紹介
- ◼二人三脚で家を守る!
◼外壁塗装はなぜ必要?
そもそも、外壁塗装って必要なの?と思っていらっしゃる方も多いですよね。外壁の塗装には、ただ外観を綺麗に保つだけでなく、家そのものを守るという大切な役割があります。
大切な家を守る
私たちの暮らしを守ってくれている家は、常に紫外線や雨風といった刺激にさらされています。外壁塗装には、これらの刺激から家を守る大切な役割があります。
毎日の刺激が積もりに積もることで、だんだんとダメージが蓄積されていきます。その刺激から守るように保護することで、家の劣化を食い止めたり、劣化から生じるさらなる劣化の進行を防いだりすることができるのです。
耐久性アップ
家族との暮らしを大切に守っていくためには、高い耐久性を保つことが大切です。耐久性の低さは、外壁の剥がれやひび割れを引き起こすだけでなく、水が染み込んで家の内部が侵食されたり、外観がくすんだようになったり、と様々な悪影響を引き起こします。
定期的に塗料を塗り替える外壁塗装や外壁リフォームをすることで、家を守る強さを保ち続けることができるのです。
レンガ、タイルは必要なし
レンガやタイルを外壁に使うと、高級感があり雰囲気のある家に仕上がるのですが、ずっとおなじ見た目になってしまいます。家の雰囲気をちょっと変えたい、イメージチェンジをしたい、という時に、塗装であれば塗り替えるだけでガラッと雰囲気を変えることができます。
◼外壁塗装にかかる費用
では外壁塗装にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
外壁塗装に使用する塗料は、グレードが高いものから低いものまで様々です。グレードの違いは、価格だけでなく、耐久年数や性能の違いでもあります。どんな塗料を使い、どのくらいの頻度で外壁塗装をするかによって、かかる費用は異なります。
シリコン塗装
シリコン塗料は、耐水性が高く人気の塗料です。価格も1㎡あたり2000円前後で、8〜12年ほどの耐用年数があります。リーズナブルな価格と品質が魅力です。
ラジカル塗料
ラジカルとは酸素や水分、紫外線が接することで発生する劣化因子のことです。ラジカル塗料には、このラジカルの発生を抑える働きがあります。価格は1㎡あたり2300円~3000円やや高額ですが、耐用年数は10年~15年と長めなので、頻繁に塗り替える必要がなくなります。
フッ素塗料
フッ素とは、塗料にフッ素が含まれている塗料のことです。耐久性が高く、雨が降った時などは全体をコーティングして、家を守ってくれます。価格は1㎡あたり4000円を超え高額ではありますが、耐用年数も15年~20年と長く長期間に渡って家を守ることができます。
◼外壁塗装を始める前の注意点
外壁塗装は、家を守り続けるために必要だということはわかっていただけたのではないでしょうか。では、実際に外壁塗装を始める際の注意点を見てみましょう。
費用がかかっても耐用年数の長い塗料を使う
先程ご紹介したように、外壁塗料には様々な種類があります。グレードによって性能や価格は異なり、現状にあったものを選ぶことができます。
ここで気をつけたいのが、費用を抑えたいから…と価格の安い塗料を選んでしまうことです。外壁塗装は数年に一度しなければならないため、なるべく安いものを選びたい気持ちはよくわかります。しかし、価格が安い塗料はその分、耐用年数が短いため、結局何度も塗りなおす羽目になり、トータルの費用がかかってしまうのです。
経済状況にもよりますが、費用がかかっても、性能の高い、耐用年数の長い塗料を使うようにしましょう。
外壁材の変更も視野に入れる
あまりに外壁材そのものが劣化していた場合、外壁塗装をしただけでは変化がない場合があります。その場合は、外壁材そのものの取り替えが必要になります。
外壁塗装を依頼する際、現地調査をしてもらうことになるので、わからないことや詳しく聞きたいことに関してはその時に確認すると良いでしょう。
信頼できる業者に相談しておく
外壁塗装を考え始めて慌てるのではなく、定期的に外壁診断をしてもらいましょう。いざ外壁塗装を始めた時に高額な費用になってしまうことを避けるだけでなく、外壁の状態を常々把握してもらっておくことで必要な措置を施してもらうことができます。業者とも信頼関係の構築になるので、安心です。
外壁診断には、確かな技術だけでなく知識や経験が必要です。資格を持ち、確かな実績を築いてきた業者に依頼するようにしましょう。
◼外壁塗装実例紹介
さわやか&癒やしのグリーンでお家リフレッシュ♪♪
After
Before
●お客様:S様邸
●住所:東京都葛飾区
●建物種類:戸建て
●リフォーム箇所:外壁塗装・屋根葺替・雨樋交換(台風被害)・ポスト表札
●費用:260万円
『台風で屋根の一部が壊れてしまい、雨漏りが発生していた。目の届かない屋根の状態がずっと前から気になっていた。』と、家主様。
台風被害により屋根の一部が損壊したとご連絡をいただき、これまでに何度もリフォーム対応させて頂いていた事もあり、すぐ対応する事ができました。外壁がさわやかなグリーンに塗り替わって、見るたび新鮮な気持ちになる、表札も立派になって家構えが改めて整った感じがする、と大変喜んで頂けました。
▽この事例をもっと詳しく見てみる▽
https://resum.jp/case/exterior/detail/084
家の中でしっかり“繋がる”2世帯住宅リフォーム
After
Before
●お客様:O様邸
●住所:埼玉県川口市
●建物種類:戸建て
●リフォーム箇所:フルリフォーム
●費用:1785万円
二世帯住宅らしく2つの玄関にして、家の中に入ると一つの空間の中で家族が繋がれているような、程よい距離感、家族を身近に感じられる空間づくりがしたい、と家主様。
新しく扉が設置され、外壁も異なるトーンで塗り分けたためメリハリのある雰囲気の家に変身しました。
▽この事例をもっと詳しく見てみる▽
https://resum.jp/case/exterior/detail/021
◼二人三脚で家を守る!
外壁塗装は、家を守るために避けては通れません。しっかりと知識をつけて、必要なケアをできるようにしておきましょう。
安心して依頼できる業者に最初から任せておけば、後々安心です。確かな知識と経験を持ち、実績の多い業者とともに外壁塗装は進めていきましょう。
今後、外壁リフォームを考えているという方は、現在のお住まいに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。間取り変更を伴うようなリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
お気軽にお問い合わせください。