日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号
電話受付時間(土日祝除く)AM8:30~PM17:30
0120-078-210投稿日:2025.8.15
コラムのポイント
・玄関土間リフォームで収納力・利便性・デザイン性を向上できる手法です
・戸建・マンション別の施工事例と間取りアイデアをご紹介します
・素材選びや防汚・防湿対策など快適性を保つ工夫を解説します
・失敗を防ぐための動線計画・広さ・換気の注意点を確認しましょう
・国土交通省データに基づく費用の目安と工期もご紹介します
table of contents
玄関土間は、靴を脱ぎ履きするスペースに加え、アウトドア用品やベビーカー、趣味の道具などを収納できる便利な場所です。最近では「見せる収納」や「土間リビング」など、インテリアの一部として活用するケースも増えています。
しかし、既存の玄関では狭さや収納不足、湿気や汚れが気になることも少なくありません。そこでこの記事では、玄関土間のリフォームによって暮らしを快適にする方法や事例、注意点を詳しくご紹介します。玄関土間リフォームを検討中の方だけでなく、玄関をより利便性の高い空間にしたい方に役立つ記事ですので、ぜひ最後までごらんください。
玄関土間リフォームは、玄関の床仕上げやスペースを変更し、収納力や使い勝手、デザイン性を高める工事を指します。 「土間」とは、本来は土や三和土(たたき)で仕上げた床のことを指しますが、現代の住宅ではタイルやモルタル、コンクリート仕上げが一般的です。リフォームでは、玄関の広さを拡張したり、シューズクロークを設けたり、趣味空間として使えるように改造することもあります。
玄関土間リフォームには、日々の暮らしを快適にする多くの利点があります。収納力や動線改善だけでなく、防汚・防湿やデザイン面でも変化を感じられる工事です。
主なメリットは以下の通りです。
⦁ 広さと収納力の向上
土間部分を広げることで、靴やアウトドア用品、自転車、ベビーカーなどを室内に収納でき、玄関まわりがすっきりします。
⦁
生活動線の改善
玄関から室内、庭やガレージへの移動がスムーズになり、靴のまま作業や荷物の出し入れが可能になります。
⦁
防汚・防湿性能の向上
タイルやモルタル仕上げは泥や水に強く、掃除がしやすいほか、湿気やカビ対策もしやすくなります。
⦁
デザイン性の向上
素材や照明、収納扉のデザインを工夫することで、玄関がインテリアの一部として映えます。
これらのメリットは、日常の使い勝手を向上させるだけでなく、来客時の印象アップにもつながります。
一方で、玄関土間リフォームには注意が必要な点もあります。事前に理解し、適切な対策を取ることで、後悔のないリフォームにつなげましょう。
主なデメリットは以下の通りです。
⦁ 空間が冷えやすい
コンクリートやタイル仕上げは冬に冷えやすく、足元の寒さが気になります。断熱材や床暖房の追加施工で改善できます。
⦁
湿気がこもりやすい
換気計画が不十分だと湿気や臭いがこもる原因になります。特に靴やスポーツ用品の収納は通気性を確保することが大切です。
⦁
施工制限がある場合がある
マンションでは管理規約や共用部の関係で、土間拡張や床仕上げの変更が制限されることがあります。
⦁
費用がかさむ可能性
工事範囲や素材によっては、費用が高額になることもあります。計画段階で予算配分を明確にしましょう。
これらのデメリットを理解し、あらかじめ防寒・防湿・換気・法規制への対応を検討することで、長く快適に使える玄関土間を実現できます。
こちらの記事でも、玄関リフォームの魅力を詳しく解説しています。間取り変更や収納計画の参考になさってください。
この章では、戸建住宅とマンションの玄関土間リフォームの実例をご紹介します。収納やデザインの参考になさってください。
●お客様:S様邸
●住所:東京都葛飾区
●建物種類:戸建て
●リフォーム箇所: スケルトンリフォーム
●費用:非公表
木目調の玄関ドアで温かみを演出した、玄関土間のリフォーム事例です。土間部分は光を反射しやすい白ベースのタイルを採用しています。高窓からの光も加わり、明るく開放感のある玄関に仕上がりました。
●お客様:T様邸
●住所:東京都足立区
●建物種類:マンション
●リフォーム箇所:内装、キッチン(トイレ、浴室は既存)
●費用:445万円
これまで寝室として使われていた和室を洋室に改装し、2DKだった間取りを、開放感あふれる1LDKへと再構成しました。また、玄関はゆとりある広々とした土間と玄関ホールを設けています。飾り棚にもなる靴収納は、コンパクトにまとめました。
この章では、玄関土間をより快適にするポイントを解説します。素材選びや収納計画を検討する際にお役立てください。
素材選びと防汚対策
⦁ タイル:耐水性・耐久性が高く、デザインが豊富にそろう
⦁ モルタル:シンプルで無機質な雰囲気、表面保護塗装でメンテナンス性がよくなる
⦁ クッションフロア(防水タイプ):施工が容易でコストを抑えられる
収納計画
⦁ 天井までの可動棚で収納量を最大化する
⦁ 奥行きのある土間なら、自転車や大型用品用のスペースを確保する
⦁ 扉付き収納で生活感を隠す
換気・湿気対策
⦁ 窓や換気扇で空気の流れを作る
⦁ ルーバー扉で通気性を確保する
⦁ 調湿機能のある内装材を活用する
国土交通省が公表している「住宅リフォームの内容と価格」によれば、戸建住宅の「玄関の改装」の費用目安は20〜150万円程度とされています。工期は、工事内容や規模によって異なりますが、小規模な改修で数日〜1週間、大規模な改修では2〜3週間程度かかる場合があります。実際の金額や期間は、建物の構造・仕様・工事内容によって変動するため、注意が必要です。
出典:「住宅リフォームの内容と価格」(戸建住宅編)|国土交通省
こちらの記事では、玄関土間リフォームとともに検討したい、玄関ドアリフォームの実例や費用相場を解説しています。合わせてごらんください。
この記事では、玄関土間のリフォームによって暮らしを快適にする方法や事例、注意点を詳しくご紹介してきました。玄関土間リフォームは、収納力や利便性の向上に加え、暮らしの快適性を大きく変える工事です。デザイン性と機能性のバランスを考え、素材・収納・換気計画を丁寧に検討することが成功の鍵です。 戸建でもマンションでも、自分の暮らし方に合った玄関土間を実現すれば、日々の出入りや収納がスムーズになり、家全体がよりおしゃれで快適になります。
リズムは、足立区・ふじみ野、松戸、太田、稲毛、戸田エリアを中心に、キッチンリフォームを含む、さまざまなタイプのリフォーム相談を行っております。店舗での対面相談だけでなく、足を運ぶことが難しい方にも安心のオンライン相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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