日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号
電話受付時間(土日祝除く)AM8:30~PM17:30
0120-078-210投稿日:2025.4.15
「リビングの照明の決め方が分からない」「ダウンライトにしたら暗くなるのでは」と感じている方は多いのではないでしょうか。フルリノベーションの場合、自由度が高いために、照明計画に迷ってしまう可能性があります。そこでこの記事では、リビングの照明計画の基本や配置例、シミュレーション方法まで、後悔しないリビング照明づくりのコツをわかりやすく解説します。フルリノベで照明を整え、おしゃれで快適なリビングを目指しましょう。
コラムのポイント
・リビング照明は、「明るさ+雰囲気+使い勝手」のバランスが重要です。
・ダウンライトは、メリットと注意点を理解して配置しましょう。
・家具配置やゾーニングに合わせた照明設計が、快適空間を作る鍵です。
・シミュレーションやショールーム活用で失敗を防ぎましょう。
table of contents
リビングはご家族が集まり、団らんの時間や食事などを過ごす空間です。そのため照明も「明るさ」だけでなく、「雰囲気」や「使い勝手」を考慮した設計が求められます。照明計画に不備があると、暗さやまぶしさにストレスを感じたり、暮らしの質が下がったりする可能性もあります。特にフルリノベーションでは、間取り変更や造作家具の設置を計画する場合もあるため、バランスよく調和する照明計画が重要です。
照明計画の第一歩は、「どのような種類の照明を取り入れるか」を知ることです。リビングの照明は大きく以下の4種類に分類されます。
部屋全体を明るくする役割を持つ照明で、天井に直付けするシーリングライトが代表例です。部屋の広さに適したタイプを選ぶことで、全体に均一な明るさを確保します。
壁や天井などを照らすことで空間に奥行きを出したり、リラックス感を演出するのが補助照明です。間接照明や、スタンドライト、絵画や棚を照らすスポットライトも補助照明になります。
スタンドライトやデスクライトなど、読書・仕事・趣味の手元を照らす作業効率を上げるための照明。リビングでのワークスペースにも役立ちます。
壁面やグリーン、アートなど美しく見せるための照明。空間にリズムや視線の誘導を生む役割があり、空間をおしゃれに演出します。
フルリノベでは、これらを目的に応じて組み合わせた「多灯照明」をベースに検討するのがおすすめです。暮らしにフィットした快適な空間を実現できます。
フルリノベで人気の高い「ダウンライト」ですが、計画が不十分な場合、取り入れた後に「少し暗く感じる」「落ち着かない」と後悔しがちです。この章では、ダウンライトのメリット・デメリットと、後悔しやすいポイントをご紹介します。
ダウンライトは、天井に埋め込まれた照明のため、すっきりとした見た目が特徴です。以下のようなメリットがあります。
【メリット】
・ 天井がすっきりして空間が広く見える
・ 必要な場所に必要な数だけ設置できる
・ 明るさや色味を調整しやすい(調光・調色タイプあり)
・ デザインの自由度が高い
一方で、ダウンライトにはデザイン性や光の広がりなどで課題もあります。以下は、デメリットの一例です。
【デメリット】
・ 均一に並べると、事務所のように無機質な印象になる可能性がある
・ 設置後の変更が難しい(位置・数の調整は難しい)
・ 光が真下にしか届きにくいため、壁面や部屋全体が暗く感じやすい
ダウンライトを取り入れた際に、後悔しやすいポイントも確認しておきましょう。
【後悔しやすいポイント】
・ 照度が足りない:全体照明としては明るさが足りず、補助照明を設置しなければならないケースが多い
・ 配置ミスでくつろげない:ソファの真上など、くつろぐ場にダウンライトを配置すると、眩しくてリラックスできない可能性がある
・ 雰囲気のある空間づくりが難しい:調光機能がない場合は、光の演出がしづらく単調な空間になりがち
後悔しないためのポイントは、「一室多灯」で照明器具を使い分けることです。ダウンライトは全体照明の一部と捉えて、間接照明やスポットライトなど他の照明と組み合わせましょう。調光調色機能があるダウンライトを選べば、シーンに合わせて照明を使い分けられるため便利です。
こちらの記事では、マンションのフルリフォームをする際のチェックポイントや施工事例をご紹介しています。合わせてご確認ください。
フルリノベの場合は、空間づくりの自由度が高いため、家具・配線・天井構造と照明を一体で設計するのが理想的です。照明は「空間を照らす」だけでなく、「住まいの使い方をサポートする」存在であるため、配置には以下のような考え方が必要です。
照明の位置は、「ソファの上」「テーブルの上」など、家具配置と人の動線を考慮して検討しましょう。特にソファ上のダウンライトは避け、少しずらして設置することでまぶしさを防げます。
リビング内で「くつろぐ」「読む」「飾る」「歩く」ゾーンを想定し、それぞれに合った明るさや光の色を選びましょう。例えば、下記のようなプランがおすすめです。
・ くつろぎゾーン:暖色系の間接照明+ダウンライト
・ ワークゾーン:昼白色のスポットライト
・ ディスプレイゾーン:演色性の高いLEDスポットなど
同じ照明でも、「明るさ」と「色味」を変えるだけで印象が大きく変わります。ご自身がリモコンなどで調整するだけでなく、タイマーやスマートホーム機能と連動させることで、シーンに合わせた演出がラクに叶います。
フルリノベでは、配線計画の段階から照明のスイッチ・回路を細かく分けておくことが後悔しないための鍵になります。生活動線を考慮してスイッチなどを検討すれば、より暮らしやすい家になります。
リビングにダウンライトを配置する際、ご家族構成や部屋の役割などを考慮すると、後悔のない空間を作れます。以下は、具体例です。
LDKがオープンにつながる空間では、ゾーン分け+多灯照明がおすすめです。
・ リビングゾーン:ダウンライト+間接照明(テレビ裏や棚下の設置が望ましい)
・ ダイニングゾーン:ペンダントライト+ダウンライト
・ キッチン:手元を明るく照らすタスクライト+天井ダウンライト
天井に等間隔でダウンライトを配置するよりも、空間の目的に応じて光の量や色を調整することが重要です。
コンパクトなリビングの場合は、ダウンライト数を抑え、スタンドライトや間接照明で光に変化をつけるのがおすすめです。リモートワークに備えてデスクライトを設置すれば、作業効率が向上します。
お子様の遊び場があったり、ペットと過ごしたりとリビングに明るさが必要な場合は、柔らかい光の照明や調光式ダウンライトを採用し、安全性と快適性を両立させましょう。お子様のスタディスペースを作る場合は、デスクライトを置くなど手元を明るくする工夫も必要です。
フルリノベでの照明設計は、施工前に「どんな空間になるか」をしっかり可視化することが重要です。以下の方法で、明るさや配置のシミュレーションをしてみましょう。
メーカーの公式サイトでは、部屋サイズや間取りを入力するだけで、照明の配置と明るさをシミュレートできる便利なツールがあります。好みの照明タイプやライフシーンを選べば、リビング照明のイメージが視覚的に確認したいときに便利です。明るさ・陰影・素材感など、より実際の空間に近いイメージを把握するのに役立ちます。
照明の色温度や光の広がりは、実際に体験することでより実生活のイメージが湧きます。インテリアショップや照明メーカーのショールームでは、プロによる照明相談も受けられるため、フルリノベの照明計画でも参考にしましょう。
こちらの記事でも、照明選びのポイントを解説しています。合わせて参考になさってください。
この記事では、リビングの照明計画の基本や配置例、シミュレーション方法まで、後悔しないリビング照明づくりのコツを解説してきました。リビングの照明計画は、空間全体の心地よさを左右する大切な要素です。フルリノベーションでは、間取りや内装と合わせて照明計画をすることで、快適な空間づくりが叶います。プロ目線のアドバイスも受けながら暮らしに寄り添った「光の設計」で、自分らしくリビング空間を彩りましょう。
リズムは、足立区・ふじみ野、松戸、太田、稲毛、戸田エリアを中心に、リビングの照明計画を含む、さまざまなタイプのリフォーム相談を行っております。店舗での対面相談だけでなく、足を運ぶことが難しい方にも安心のオンライン相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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