日東エネルギー株式会社
私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。
>> スタッフ紹介はこちら保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者
建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号
電話受付時間(土日祝除く)AM8:30~PM17:30
0120-078-210投稿日:2022.7.12
介護を視野に入れたリフォームをしたい、車椅子でもスムーズに外出できるようにしたい、といった時に選択肢に挙がる『家庭用昇降機』。我が家にも設置しようかな…とは思うものの、昇降機を選ぶポイントや設置時に気をつけたいことなど、わからないことがたくさんあると迷ってしまいますよね。
そこで今回は、家庭用昇降機の選び方や設置にかかる費用相場、期間など、リフォーム前に知っておきたい基礎知識をまとめました。これからのリフォーム計画に、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・車椅子のまま使用するのか、稼働できるようにするのか、など用途ごとに異なる家庭用昇降機の選び方をまとめました。
・何度も買い替えるものではない設備だからこそ慎重に選び、信頼できるリフォーム会社に設置を依頼するようにしましょう。
table of contents
介護の負担を減らしたい、車椅子でもスムーズに外出できるようにしたい、という希望を叶えることができる『家庭用昇降機』。リフォームのタイミングで自宅に設置する人も増えてきています。
体力の低下や病気、怪我などが理由で階段の昇り降りが困難な方をサポートする昇降機。階段や段差での転倒や転落を心配することなく、日常生活を送ることができます。
介護を必要とする方や障害のある方には、安心安全に日常生活を送るためにも
・自宅で過ごすのではなく各種サポート施設や老人ホームへの入所
・バリアフリー環境の整ったマンションへの引っ越し
・自宅の全面リフォーム
が適切だとされています。しかし、住み慣れた自宅を離れたくなかったり、全面リフォームをする余裕がなかったりと全ての人が環境を変えられるというわけではありません。
家庭用昇降機なら、住み慣れた家を離れることなく、大掛かりなリフォームをすることなく、今の住まいをより快適な住環境に変えることができます。
家庭用昇降機は、室内だけでなく室外にも設置することができます。ご家庭によっては、玄関と道路との間にスロープでは解消できないような段差がある場合がありますが、そういった場合でも屋外に設置した家庭用昇降機なら車椅子ごと昇り降りすることができるため、スムーズに移動することができます。
家庭用昇降機にはさまざまなタイプ、大きさがあります。用途に合わせて選ぶようにしましょう。
椅子に座って階段を昇り降りする椅子タイプは、階段に設置したレールのようなものに沿って、椅子が移動するよう設計されています。操作も簡単で、使用する本人も手軽に操作することができます。
一方、車椅子式タイプは車椅子に乗ったまま昇り降りするタイプで、車椅子を載せたフレームが上下することで移動できる仕組みになっています。主に室外に設置され、操作は介助者が行います。
移動させて何箇所でも使用できる可搬タイプ。複数の箇所で使用できるため便利ですが、使用するには指導員としての認定を受けている人が操作しなければなりません。
設置タイプは一箇所でしか使用できませんが、しっかりと固定されており、使用する本人が手軽に操作できます。
家庭用昇降機を設置するために新たなスペースをつくる必要はほぼないのですが、現在使用している階段部分や階段横の通路がやや狭くなります。
70㎝以上の幅があれば設置可能とされていますが、実際の幅を調べ、設置可能なサイズ、スペースを圧迫しないサイズを選ぶようにしましょう。
家庭用昇降機を設置する際、確認しておきたいポイントをご紹介します。
家庭用昇降機は電動なので、設置場所付近にはコンセントが必要です。階段付近にコンセントがない場合、電気工事も別途計画していきましょう。
家庭用昇降機は『建築設備』にあたります。そのため、設置には確認申請が必要なケースがあります。建築基準法の規定を満たさなければ設置することができないので、注意しておきましょう。詳しくは、リフォーム業者に確認しながら進めていくと安心です。
屋外に設置する場合、建物の敷地からはみ出てしまわないよう注意が必要です。敷地内に収まりきるように、レールの設置場所やサイズを検討しましょう。
家庭用昇降機は、レンタルもありますが購入する場合以下の費用がかかります。
直線階段に設置する場合は約50万円〜、曲線階段に設置する場合は約100万円〜費用がかかります。L字やU字のような特殊な階段に設置する場合は高額になります。また、安全に使い続けるためにも別途メンテナンス費用が毎年かかります。
介護を想定して設置する家庭用昇降機ですが、介護保険を利用して設置することはできません。ただ、お住まいの市町村によっては助成金が支払われるケースがあります。
・要支援以上の方
・65歳以上の方
・日常的に車椅子を使用している方
・特別養護老人ホームから自宅に戻った方
など助成対象が異なりますので、事前に確認しておきましょう。費用はあくまで相場なので、詳しい価格は見積もりを出してもらうと安心です。
設置は半日から1日が目安です。追加で電気工事をしたり、合わせてリフォームを進めたりする場合はもう少し時間がかかります。
家庭用昇降機を設置することで、家の中での移動がグッと楽になります。何度も買い替えるものではない設備だからこそ慎重に選び、信頼できるリフォーム会社に設置を依頼するようにしましょう。
家庭用昇降機を設置するだけでなく、合わせて階段をリフォームしたい、床材を張り替えたい、など改善したいところがあればどんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立ったプランをご提案させていただきます。いつでもお気軽にお問い合わせください。
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