住宅診断とは?必要性・費用・タイミングをご紹介
『住宅診断』という言葉を聞いたことはありますか?今お住いの家を、プロの目線で劣化状況や改修の必要性、欠陥の有無を確認する専門業務です。家の売買前に利用されることが多いのですが、リフォーム前にも行う方が最近は増えてきています。
住宅診断ってどんなことをするの?どのくらい費用がかかるの?時間がかかるの?といったリフォーム前に知っておきたい、気になる疑問にお答えします。
コラムのポイント
・住宅診断とは、ホームインスペクターと呼ばれる住宅に精通した住宅診断士が行う専門業務です。専門的な視点から、現在の住宅のコンディションを見極めます。 ・住宅診断を受けるためには、必要書類の準備や事前の日程調整が必要です。工程やかかる時間などあらかじめ把握しておきましょう。 詳しくはこちら▷ https://resum.jp/case/homeinspection ・後回しにしたことで後悔しないためにも、しかるべきタイミングで住宅診断を行いましょう。
table of contents
- ◼住宅診断とは
- ・お家のお医者さん
- ・住宅診断の歴史
- ◼住宅診断の内容は?
- ・住宅診断の流れ
- ・必要書類
- ・流れ
- ・かかる時間
- ・費用
- ◼住宅診断のタイミング
- ◼住宅もこまめに健康診断を
◼住宅診断とは
ホームインスペクションとも呼ばれる住宅診断。住宅診断とは、ホームインスペクターと呼ばれる住宅に精通した住宅診断士が行う専門業務です。専門的な視点から、
・住宅に欠陥がないか
・あとどのくらい快適に住み続けられるか
・改修するのであればどのくらいの費用がかかるのか
といったような、現在の住宅のコンディションを見極めて住人にアドバイスを行います。
お家のお医者さん
私たちにかかりつけの医者がいるように、ホームインスペクターは住宅のお医者さんです。目視や機械を使うことで、建物全体の劣化状態を診断します。
中古住宅を購入する時、新しく家を建てた時などに利用されることが多いのですが、現在はリフォーム前に利用されるケースも増えてきています。長年住んでいる我が家がどのようなコンディションなのか、リフォームするのであればどこを重点的に行えばいいのかが把握できるためです。
住宅診断の歴史
住宅診断は、日本ではそこまで歴史が長いものではありません。2000年代に入ってから、中古住宅を購入前に住宅診断をする人が出てきて、その後10年ほどかけて徐々に広がっていきました。
国土交通省が2013年に『既存住宅インスペクション・ガイドライン』を公表した事で住宅診断の認知度は上がり、その後さらに広がりを見せています。
これからリフォームを始める、検討しているという場合は、住宅診断も合わせて検討しておくと良いでしょう。経年劣化による不具合を早期発見、対応することができます。決して安くはない費用をかけて行うリフォームです。安心、納得の結果に繋げることが大切です。
◼住宅診断の内容は?
住宅診断を行う場合、必要書類の準備をしたり日程を決めたりする必要があります。
住宅診断の流れ
住宅診断を利用する場合、基本的な流れは以下のようなものが一般的です。
必要書類
正確な診断を行うために、住宅の情報に関する書類を提出する必要があります。
住宅の住所、種類、建築年月日、構造、広さ、設計図など、住宅に関する資料の提出を行います。
建物の種類というのは、一戸建てなのか、マンションなのかについてです。詳しくわからない、という場合は『登記事項証明書』を取得すると良いでしょう。住宅に関する情報が全て記載されています。また、建物図面も合わせて取得しておくことをお勧めします。
かかる時間
住宅診断は、長期にわたって行うものではなく、ほとんどの場合診断当日で終えることができます。ただ、場合によっては時間がかかったり、後日報告があったりすることもあります。
建物の面積や、屋根裏や床下も確認するのかといった診断範囲にもよりますが、長くて2〜3時間程度が目安です。立会い前提である場合がほとんどなので、日程調整の段階でしっかりと予定を立てておきましょう。
かかる費用
住宅診断の相場は、10万円かからない程度とされています。しかし、依頼する会社や診断内容によっては、もっと費用がかかる場合もあります。専門機材を使って詳細なデータを取る場合、費用がかかります。
リズムでは、調査と診断結果をまとめた報告書の作成、今後のメンテナンスや修繕の提案、早期に修繕が必要な箇所の提案まででしたら、無料にて実施しております。詳しくはお問い合わせください。 詳しくはこちら▷ https://resum.jp/case/homeinspection
◼住宅診断のタイミング
住宅診断の重要性はわかったけれど、いつのタイミングで行えばいいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。
これからリフォームを行うのであれば、まさに今が住宅診断に取り掛かるタイミングです。
住宅診断をせずにリフォームをした場合、
・本当にリフォームが必要な部分を見落としていた
・劣化を見落としていた
・不具合を見落としていた
・必要な補修がされていなかったため、追加の補修費がかかった
・効率よくリフォームできなかったため、費用も時間も余分にかかってしまった
などといったリスクが生じます。
のちのち後悔しないためにも、これらのリスクを避けるためにも、しかるべきタイミングでの住宅診断をお勧めします。
◼住宅もこまめに健康診断を
住宅診断は、大切な家にこれからも住み続けるために必要なサポートです。費用や手間を惜しまず、家に手間と愛情をかけてあげましょう。
実際に住宅診断を行う際は、わからないことはしっかりと質問をし、不明な点、疑問点はクリアにしておくことが大切です。わかりやすく流れや内容を説明してくれる担当者をお探しの場合はリズムにお任せください。親切・丁寧に、どなた様にもわかるようにご対応させていただきます。
これから住宅のリフォームを考えているという方は、住宅に関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。間取り変更を伴うような大掛かりなリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
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