スタッフブログ
2024.05.13
● 浴室で出来る CO2 削減(温暖化抑制)策 その②
こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)T田です!!
5月初旬なのに真夏のような暑さ。そして雨が降れば大雨の傾向も多くなったように感じてしまう今日この頃、皆さま元気にお過ごしでしょうか?
学生時代は5月と言えば過ごしやすい季節だったと思うのですが、年々、この四季の内の「春」と「秋」という、快適で過ごしやすい気候の期間が短くなっているように感じます。
温暖湿潤気候の特徴ともいえるこうした「四季」のバランスが、温暖化の影響で少しずつ「大陸性」気候と言われる気候帯のような傾向になってきているのでしょうか・・・。
そんなわけで、温暖化を抑制するために家庭で出来るエネルギー消費時のCO2削減策を調べては勉強してきているのですが、今回はその第2弾です♪
下の画像をご覧ください。
この図は、環境省の「令和4年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査結果について(確報値)」から抜き出したものになります。
各地域とも「照明・家電製品等」類のエネルギー消費量が最も割合が多く、次いで、給湯によるものが多いことが分かりますね。(※このコラムでは主に関東圏を中心にお話します)
もっとも割合の多い「照明~」類は、また別の機会にお話しさせていただくとして、今回は前回お話した「浴室で出来るCO2削減?!まずはシャワー時間を1分減らそ♪①」( https://resum.jp/column/171123.html ←コラムリンクあり)の続きとして、給湯の消費エネルギーの多くを占める「浴室」で出来るCO2削減策をお話したいと思います。
皆さんご自身の普段の暮らしを振り返って、入浴ってどのくらいしますでしょうか???
そしてどのくらい、沸かしなおさずに済むような工夫をされていますか???
大体毎日入浴される方が多いようで、平均は週に5日入浴。
そして湯温が冷めないよう(=沸かし直しをせずに済む)家族の入浴時間を固めているご家庭はおよそ4割程度のようです。
家族の帰宅時間帯が異なるほど、まとまった時間帯に入浴するのは難しいと思うので、どれだけ実践出来るかは、各ご家庭のお勤め状況にもよるかもしれません。
そんなわけで、家族が続けて入浴できない場合でも、浴室での給湯頻度や設定温度を抑える方法として、断熱浴槽をお勧めします。
これ、我々がリフォーム会社だからおススメしてるってことではなく、追い焚きや足し湯をする際のガスや電気のエネルギー消費を抑えるには、物理的に浴槽自体の省エネ化を図ることによる効果を無視するわけにいかないからです。
タイル等の床のお風呂、いわゆる在来浴室という昔ながらの浴室の場合ですと、据え置かれている浴槽を断熱浴槽(保温浴槽と称される場合もあります)にすることで、4時間で湯温低下が2.5℃ほどに抑えられるようになります。
湯温が下がりにくくなることで、追い焚きや足し湯の回数が低減されるので、結果、光熱費も節約できます。
4人家族の入浴における年間節約ガス料金を試算すると、約3,000円~4,200円ほどとのこと。
何年使うかの単純計算だけで断熱浴槽にするかどうかを検討するよりは、すぐ湯冷めしてしまうことによる、沸かしなおす手間や、湯冷めしやすいことの健康面のリスク(ヒートショックで亡くなる方は交通事故で亡くなる方より多いです)、入浴の満足度、等も併せて検討されるのが良いかと思います。
出典:クリナップ(株)rakuvia
(※ユニットバスですと、「浴槽だけの交換」は出来ないので、必然的に浴室自体をリフォームすることになってしまいますが、その場合は、是非浴室自体を断熱化してしまいましょう!
浴室全体と浴槽とを断熱化することで、冬の入浴後の冷えが確実にゆるやかになりますよ♪)
長々となりましたが、結果的に省エネ設備を導入することで、お財布にも、健康にも、地球にもメリットが大きいと言えると思います。
皆さんも是非地球に住む一員として、省エネ(CO2低減)に向けた取り組みに取り組んで参りましょう~♪
あったか浴槽で からだぽかぽか 地球クールダウン♪
RESUMリズム(リフォーム事業部)