スタッフブログ
2023.11.17
● 浴室で出来るCO2削減?!まずはシャワー時間を1分減らそ♪①
こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)T田です!!
いよいよ11月も下旬になるというのに夏日になったりと
温暖化傾向をそこはかとなく感じてしまう今日この頃、皆さま元気にお過ごしでしょうか???
最近はようやく浴室でじっくり温まる事でリラックスできるような、肌寒い日も増えてはきましたが
一方でお風呂に入るたび、電気やガス、水道料金も気になるところですよね・・・
光熱費の増加=使用量(または燃料仕入れ値)の増加→CO2排出量の増加 に繋がる、とも言えなくもないように思うので、
ここで環境省サイトより、各世帯におけるCO2排出量の構成を見てみると、
最もCO2排出しているのは照明・家電製品で約半分を占め、次いで給湯、暖房によるものとなっているようです。
(環境省サイト・世帯類型別世帯当たり年間用途別CO2排出量(令和2年度)より)
年間を通し使用量が一定量ありそうな照明・家電製品が、排出量の多くを占めている事にはうなづけますが、季節による使用量の変動が多そうな給湯、暖房の排出量が次いで多い事に驚きます。
使用量の多いところをいかに減らしていく事ができるか?が、家庭からのCO2 排出量を減らす事に他ならないので、特に今回は浴室で出来るCO2量削減策を見てみたいと思います♪
1,入浴の仕方で省エネ
-①家族が入浴する時間を固める
→家族皆が時間帯をかためてまとめて入浴することで、お湯を温める回数を減らすことができます。
一定の効果もしっかりあるようですよ~↓
省エネルギー行動実施状況別世帯当たり年間エネルギー種別CO2排出量
<家族が続けて入浴するようにしている>(令和2年度)
「家族が続けて入浴するようにしている」を実施している世帯では、実施していない世帯に比べてCO2排出量が7%程度少なくなっているようです。
-②シャワーの使用時間を短縮する
→シャワー時間を一人1日1分短縮することで、およそ10~12Lの水量とそれを暖めるガス使用量とを節約できます。
※シャワー湯量10L/分、5分流した場合と6分流した場合、4人分で計算すると、年間73.1㎏のCO2排出を削減できるそうです。
併せて湯船をためてシャワーの使用を減らす事でも、家族の人数が多いほどより多くのCO2削減につながりますね。
-③シャワー、浴槽の湯温の設定温度を2℃下げる
→冬に入浴するときはシャワーやお風呂の設定温度を高めにしがちですが、42℃から設定温度を2℃下げ、約40℃に設定することで、約9%の省エネ(CO2削減量年間約29.3㎏)になるそうです。
-④お湯はりの量を20L少なくする
→40℃にお湯を沸かす際、180Lと200Lを沸かすのとでは、CO2削減量が年間約36.5㎏も違うそうです!
肩まで浸かりたい気持ちもわかりますが、もし浴槽からお湯があふれるほどなら、毎日その湯量ではなくても大丈夫かも?!と思えますね。
(②③④出典:東京ガスウルトラ省エネブック)
-⑤お湯で溜め、お風呂のフタは閉める
→ここまでで触れてきた通り、浴槽に水をためて沸かすよりも、お湯でためる方が省エネにつながります。
また、沸かす際は必ず「フタ」をする事もお忘れなく~♪
こちらのコラムでも何度かお話しているとおり、地球の温暖化を防ぐために、CO2排出は少ないほど良いので、こうなると出来るだけ普段の入浴では、
・お湯の温度を上げすぎない
・上げた湯温を逃さない
工夫が必要という事になりますね。
今回も執筆していて改めてそう思いました。
また、今回言及できなかった省エネ策として、次回は設備編もいこうかなと思っています!
そんなわけで、将来、灼熱の四季とならずに済むよう、ぜひ地球の温暖化を抑制するためのアクションを地道に、できるところからしてまいりましょうね~♪
※住宅省エネキャンペーンサイトより
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/shouene/
省エネ効果の高い暮らし方への関心が出てきたら、是非リズムにご相談を♪^^
省エネ効果は お財布にも 家にも 地球にも 優しい♪
RESUMリズム(リフォーム事業部)