リフォームでおしゃれな空間を手に入れたい!部分別、おしゃれリフォームの実例は?
自分好みの新築物件を探したり、建築家や建築デザイナーにこだわりをふんだんに取り入れた家をデザインしてもらえば、自分好みの思い通りの空間が手に入ります。
しかし、新築物件の購入や、オーダーメイドな建築デザインは、どうしても費用がかさんでしまいがち。
新築にこだわらないのであれば、中古物件を購入してリフォームをすれば、格段にコストがおさえられることがあります。
また、家のデザインは、壁紙や床材、外壁など、少なからずトレンドがあるものです。
引っ越しを考えてはいないものの、お子様の成長や介護の必要性など、時間の経過とともに住む人たちのライフスタイルが変わることもあります。
最近では、機能性だけでなく、デザイン性にもこだわって長年の住居をリフォームすることで、自分好みの空間を手に入れるデザイナーズリフォームが注目されています。
事例や実例をもとに、デザイナーズリフォームについてご案内します。
■外装をリフォームする
一般的に、アクリル系の塗装を施している家であれば、外壁の塗装の見直しの目安は約5年程度経過したころです。
また、ウレタンやシリコン、遮熱系の塗装はアクリルに比べて耐久性が高いため、10から15年程度でメンテナンスが必要になります。
一戸建ての物件の場合、外壁の色や素材をリフォームするだけでも、印象は大きく変わります。
外壁の塗装をリフォームする際には、予算に合わせてデザインの見直しを検討するチャンスでもあります。
一般的に、部分的な外壁のリフォームであれば、50万円から150万円程度の費用が必要になります。
ホワイト系の外壁は、開放感があり家を広く感じさせる効果があります。それに対して、茶や黒などの濃い色の外壁は重厚感を出すことが可能です。
また、レンガ調などの外壁はあたたかみがあり、昔ながらの和風な作りの家にも向いています。
おしゃれリフォームでは、アクセントをつけるのも人気で、ホワイト系の外壁に、部分的に色が濃い外壁を使用するなどの事例も増えています。
■キッチンをリフォームする
キッチンなどの水回りは、ライフスタイルによって求められる機能性に大きく差がでるポイントのひとつです。
また、システムキッチンなど、キッチン自体の機能性が大きく向上する商品も年々増えているため、キッチンをリフォームすることで調理が格段に樂になったり、省エネや節約効果が期待できることもあります。
たとえば家族が少ない二人暮らしのときはコンパクトなキッチンでも事足りるかもしれませんが、お子様が増えたり両親との同居が開始したりと、家族が増えることでキッチンの機能性や動線を見直す人が多いようです。
キッチンのおしゃれリフォームの実例は、壁付けのキッチンからアイランドキッチンやカウンターを設置する例です。
キッチンからリビングへの同線に開放感が出ることが多く、家族がコミュニケーションの機会が増えたり、小さいお子様にも目を配りながら安心して調理ができるのが特徴です。
アイランドキッチンへのリフォームの相場は、キッチンのグレードによっても異なりますが、100万円から200万円程度でリフォーム可能です。
■内装をリフォームする
家族構成が変化することで、内装のリフォームを希望する人は少なくありません。
内装のリフォームのコンセプトやデザインは、人によってこだわりが異なるため、多岐にわたります。
間取り自体を変更するにはコストが大幅にかかることがありますが、近年では和室を洋風に変更して和モダンな作りにしたり、段差を解消したり手すりをつけたりするバリアフリー対策が人気です。
壁紙や床材は部屋の中でも広い面積を占めているため、これらの材質やデザインを変更するだけで、部屋の印象ががらりと変わります。
和室を洋室に作り替えるには大幅な工事が必要になりますが、畳の床をフローリングに変えたり、壁紙や扉を洋風に変更するだけで、新しいデザインの家具とも相性が良い和モダンな部屋が完成します。
床材のリフォームだけであれば20万円程度という低価格でリフォーム可能なため、壁紙や扉などを交換しても、あわせて100万円以内でのリフォームが多いようです。
■デザイナーズリフォーム
複数の部屋のデザイン変更や、希望に合わせて間取りなども変更したい場合には、希望を反映させる形で新たに設計をデザインしてもらうデザイナーズリフォームも人気です。
施行会社に予算を伝え、現在生活で不便に感じていることや、こうなったらより生活しやすい、という希望をまずは伝えてみてください。
具体的にイメージしにくい場合には、いくつかの施行事例を見せてもらったり、新築のモデルルームを参考にするのも良いでしょう。
デザイナーズリフォームの規模や費用は施工会社によって変わるため、まずは複数のリフォーム会社に相談してみることをオススメします。