きっかけは？キッチンリフォームの目安はここを確認［関東ならリズム］

長年使ってきた、愛着のあるキッチン。そろそろキッチンリフォームかしら…と思うものの、まだ使えるし、いつ踏み出せばいいかわからないからと悩んではいませんか？
キッチンのリフォームには、使い勝手や汚れの蓄積だけでなく、設備の耐用年数などを目安にして判断することができます。いつどこで判断すればいいかがわかれば、これからの計画をスムーズに進めていくことができます。

今回は、キッチンリフォームをする時にどこを目安にしたらいいのか、設備の交換時期はいつか、といったキッチンリフォームに関する疑問にお答えします。

◼　リフォームのきっかけ6選

そろそろ…と思いつつも、なかなか取り掛かっていなかったキッチンのリフォーム。すでにキッチンをリフォームした人たちは、どのようなきっかけで検討するようになったのでしょうか。

⒈　使い勝手が悪くなったから

下ごしらえ中の鶏肉を置いておいたり、野菜を大量にカットしたり、と調理中は場所を取る作業が意外と多いものです。そのため、ワークトップが狭いと作業がしづらく、無駄な動きも増えてしまいストレスに感じてしまいます。スムーズに調理を進めるためにも、ある程度の広いスペースは欲しいですよね。昔ながらのキッチンの場合、しっかりとスペースが確保されていないことも多々あります。快適にキッチンを使うためにも、リフォームを検討する方が多いようです。

また、段々と歳を重ねてきたことで、キッチンの高さが合わなくなってくることもあります。腰や肩への負担を考えるのであれば、早めにリフォームをする、という考え方もあります。

⒉　収納スペースが足りなくなったから

いつの間にか増えてしまったたくさんの調理器具。いざという時のためにストックしてあるたくさんの食料。これらを収納してくれるはずの収納スペースは既にいっぱいで、ほとんどが片付けられぬまま外に出しっぱなし…。この場合、収納スペースが足りていないことが大きなネックになっています。
ある程度の収納スペースがなければ、なかなか片付けることはできません。収納スペースをしっかり確保したい、という思いがキッチンリフォームのきっかけになる方も。

⒊　間取りが変わるから

家全体をリフォームする場合、間取りに合わせてキッチンリフォームを行うことがあります。壁を取り払ってリビングが広くなるのでアイランドキッチンに変更する、間取りとのバランスを考えてI型キッチンからL型キッチンに変更する、というのも一つのきっかけです。

⒋　設備が故障してきたから

大切に使っていたとしても、経年劣化は避けられません。気がつけば10年以上食洗機を使っていた、15年ほど前にコンロを変えて以降交換もメンテナンスもしていなかった、などが重なると、故障も早まってしまいます。
設備が故障して使えなくなる、というのは最もキッチンリフォームに踏み出しやすいきっかけかもしれません。

⒌　汚れが蓄積してきたから

キッチンは、水や油、調味料などをたくさん使います。いつの間にか飛び散っていた油汚れやこぼれていた食材の汚れは、月日が経つにつれ蓄積されていきます。しっかりと掃除をしていたものの、こびりついた汚れは落ちにくくなり、その汚れの蓄積がキッチン全体のイメージを悪くしてしまっている、ということも多々あります。
汚れの蓄積は不衛生な上、健康にもあまり良くありません。コンロを使っている場合、引火の恐れもあります。汚れが落ちなくなってきたら、キッチンリフォームに踏み出すタイミングです。

⒍　家族の人数やライフスタイルが変化したから

以前は５人家族で賑やかに暮らしていたけれど、今は夫婦2人でゆっくりとした生活をしている、大きなキッチンをサイズダウンし、広々としたリビングにしたい…。このような家族の人数や生活スタイル、間取りの考え方が変わった時もキッチンリフォームのきっかけになるようです。
長い人生の中で、暮らし方はずっと同じというわけではありません。その時の考え方、暮らし方に合わせて、計画的に生活を作り上げていきたいですね。

◼　設備の耐用年数と交換の目安

キッチンの設備には、交換の目安となる時期があります。キッチンリフォームのきっかけと合わせて、現在どのくらいの期間、設備を使っているのかも確認してみましょう。

IHクッキングヒーター

設置から8年～15年程度が交換の目安です。多くのメーカーが、耐用年数は約10年と記載していますが、これは交換部品の保持期間が生産終了から8年程度が理由です。耐用年数が経っていなくても、

• ・ガラス面にヒビが入った、割れた、
• ・IHクッキングヒーターを使うとブレーカーがよく落ちるようになった
• ・モーター音が大きくなった
• ・電源が入らない
• ・温度調節ができない

といったような症状が見られ始めたら、故障だけでなく事故が引き起こされる可能性もあります。早めの交換、キッチンリフォームをしましょう。

レンジフード

コンロやIHの上についており、ステンレスで囲まれた換気扇のレンジフード。設置から10年程度が交換の目安です。

• ・レンジフード周りの天井や壁の汚れがひどい
• ・モーターやファンの異音がする
• ・振動がある

といった症状が見られるかどうかも、気をつけて見ておきましょう。

食洗機

『キッチンの天板にそのまま置く据え置き型』と、『キッチン戸棚などの中に設置されるビルトイン型』の2種類が食洗機にはあります。
据え置き型の耐用年数は約5～7年程度、ビルトイン型の耐用年数は10年程度とされています。

• ・給水ホースのゴムパッキンが劣化している
• ・水漏れ
• ・電源が入らない、入っても正常に作動しない

などは交換の目安です。
耐用年数が過ぎている場合、一度修理してもすぐにまた故障してしまう、製造が終了しだんだんと部品が手に入らなくなってしまう、ということも考えられます。もしも不具合が続くようであれば、思い切ってリフォームを検討しましょう。

ワークトップ

シンクとコンロの間にある調理をする場所のことをワークトップと言います。人工大理石、ステンレス、タイル、メラミン樹脂など様々な材料が使われており、その材料によって耐用年数は変わります。

• ・重たいものを落として欠けたり凹んだりしてしまった
• ・熱いものを置いて変色してしまった
• ・カビやサビが落ちなくなってきた
• ・汚れや傷がひどくなってきた

食材の下ごしらえや調理によって、どうしても傷がつきやすい部分でもあります。傷や汚れが気になるだけでなく、調理のしやすさに影響がある場合は、早めのキッチンリフォームを行いましょう。基本的に、天板は汚れや湿気、熱などには強い材質ですがひどい汚れは衛生面にも影響を及ぼします。

シンク

シンクは常に水にさらされるだけでなく、傷がつきやすい部分でもあります。

• ・サビがひどくなってきた
• ・汚れが落ちにくくなってきた
• ・磨いてもくすみが取れない

といった症状とともに、ワークトップ全体のキッチンリフォームをするのかを検討しましょう。なぜ全体のリフォームになるのかというと、シンクだけの劣化や損傷が激しくても、基本的にワークトップやIHなどと一体になったものが多いため、シンクのみを交換することは難しいためです。

排水管

排水管の耐用年数は、築後20年が目安です。どんな素材かにもよりますが、

• ・亜鉛メッキ鋼管　約20年
• ・炭素鋼鋼管　約20〜25年
• ・塩ビ管　約30年
• ・鋳鉄管　約35〜40年

が目安です。こまめに洗浄メンテナンスをしていても、20年も使っていれば痛みは激しくなってくるでしょう。
また、もしも水漏れをしていた場合は早めの修理が必要です。もし長期間放置されていた水漏れは、床下全体に広がってカビや異臭、腐食を引き起こしている可能性もあります。

◼　些細なきっかけを大切に、暮らしを豊かにするリフォームを

きっかけさえあれば、キッチンリフォームを進めていくことができます。リフォームをした後の暮らしを考えると、不具合を我慢したままキッチンを使い続けるよりも、快適なキッチンを手に入れたい、と思うのではないでしょうか。
きっかけを大切に、新しい暮らしへの計画を進めていきましょう。

これからキッチンのリフォームを考えているという方は、キッチンに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。間取り変更を伴うようなキッチンリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて２～３プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。

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