失敗しない!キッチンのリフォームで押さえておきたいポイント6つ《関東》
使い慣れたキッチンとはお別れして、やっと新しいキッチンが使える…!そんな喜びでいっぱいのキッチンリフォーム。失敗したくないし後悔したくない、理想通りに仕上げたい、と気持ちは膨らむばかりですよね。
キッチンリフォームには押さえておくべきポイントがいくつかあります。そのポイントを知っておけば、失敗することなくキッチンリフォームを進めることができ、理想のキッチンを手に入れることができます。
今回は、これからのキッチンリフォームで押さえておきたい6つのポイントを見てみましょう。
コラムのポイント
・キッチンリフォームを進める際は、日程を把握する、費用の概算を出す、収納の方法を考える、キッチンの形状を決める、キッチンの高さに注意する、デザインを統一する、といった6つのポイントを押さえて進めていきましょう。
・不要な設備や使いにくいレイアウトなど、キッチンリフォーム後に失敗に気づく部分もあります。本当に必要な設備かどうか、今一度検討しましょう。
・ポイントを押さえ、満足度の高いキッチンリフォームを行いましょう。新たなキッチンは、快適な生活を生み出してくれます。
◼ キッチンリフォームで押さえておきたい6つのポイント
キッチンリフォームを始めるとなると、準備すること、決めること、たくさんの段取りがあります。やることがありすぎると、何から手につければいいのかがわからなくなってしまいますよね。 キッチンリフォームをする際は、次の6つのポイントを押さえておきましょう。
ポイント① 日程を把握しておく
キッチンリフォームは、内容によってかかる日数が大きく変わってきます。
・リフォームの日程:3~4日
キッチンの場所を変えずに新しいものと入れ替える、キッチン内部の単純な交換のみ、といったリフォームであれば3~4日かかります。キッチンの解体、搬入がスムーズにいけば最短2日で終わることもあります。
・リフォームの日程:5〜10日
キッチンの交換だけでなく、床の張替えや壁紙の交換をする場合は5〜10日かかります。広さや現状によって、日程は変わってきます。
・リフォームの日程:10日〜1ヶ月
キッチンを今の場所から別の場所に移動する、形状を大きく変える、といった場合はリフォームに10日〜1ヶ月かかります。
どのようなリフォームをするのかをあらかじめまとめておくことで、かかる日数を知ることができます。
ポイント② 費用の概算を出しておく
キッチンリフォームにいくらかかるのかがわからない場合、貯蓄や予算の資金計画を立てることができません。どういったリフォームをするとどのくらい費用がかかるのかという概算を出しておきましょう。
・キッチン本体の費用:約50〜120万円
システムキッチンのグレードや設備、どのメーカーのものを使うかによって費用は変わってきます。
キッチンリフォームの中で、最も費用が変わる部分です。
・キッチン設置の費用:約5万円
キッチンの撤去、設置にかかる費用です。
・キッチンの周辺工事にかかる費用:約10〜15万円
床を張り替える、キッチンパネルを新調する、といったキッチン本体の設置意外のキッチン全体を新しくするためにかかる費用です。
キッチン本体の交換のみの場合、この費用はかかりません。
・電気配線の工事費用:約1~5万円
キッチンに付属している、IHクッキングヒーターや照明、換気扇などの電気配線を繋ぐための費用です。
・ガス工事費用:約3万円
IHからガスコンロに変更する際に、取り付けるためのガス工事費用が発生します。
・廃材処分費用:約3~5万円
使っていたキッチンの処分費用、壁の解体や床の張替えで出た廃材撤去費用などにかかる費用です。処分する廃材が多ければこの費用は高くなります。
ポイント③ 収納の方法を考えておく
すぐに散らかる、なかなか片付かない、ほうっておくとキッチングッズがどんどん増えてしまう…といった悩みをキッチンは抱えがちです。キッチンをリフォームする段階で、しっかりと収納スペースは確保しておきましょう。 パントリーにするのか、背面収納にするのか、床下収納を新たに設置するのかといったように、収納には様々な方法があります。自分たちにとって使いやすい方法を選ぶことが大切です。
ポイント④ キッチンの形状を決めておく
キッチンには様々な形状があります。I型やL型だけでなく、対面式のペニンシュラ型やアイランド型といったような昔はなかった形状のキッチンがたくさんあります。それぞれの形状にはそれぞれのメリットがあります。
I型やL型の場合、短い動線で調理をすることができます。収納も多く、今まで使い慣れたキッチンと同じような使い方ができるので、便利だという方も多いでしょう。
対面型のペニンシュラ型やアイランド型は、リビングで過ごす子どもの様子を見たり、家族と会話をしたりしながら調理をすることができます。また、調理スペースもしっかりと確保できるので、子どもと一緒にキッチンに立って調理をすることができます。
これらのメリットを家族の好みや希望と照らしあわせ、ぴったりの形状を選択しましょう。
ポイント⑤ キッチンの高さに注意する
新しいキッチンになった途端、高さが合わず腰や肩が痛くなってしまった…という失敗談がたまに聞こえてきます。
毎日使うキッチンは、高さがとても重要です。
カウンターの高さ=身長÷2+5 cm
といわれています。主にキッチンを使う人の身長に合わせて、カウンターの高さを決めましょう。今までのキッチンと違う高さに違和感を感じる場合もあるので、ショールームで実際に立って確認しておくことが大切です。
どうしてもサイズが合わない場合は、カウンターとシンクの高さを変えるといった工夫もできるので、リフォームの担当者に相談してみましょう。
ポイント⑥ デザインを統一しておく
デザインが統一されたキッチンであれば、もし狭くても広く感じることができます。もし、いろんな色やちぐはぐなデザインを採用してしまうと、ごちゃごちゃする印象になってしまいます。キッチン家電やキッチン雑貨によって、色のイメージやキッチンの雰囲気を変えることはいくらでもできます。リフォームの段階では、デザインを統一し、すっきりとしたキッチンに仕上げておきましょう。
◼ リフォーム後に多くの人が気付く失敗ポイント
いろいろ悩みに悩んで考え抜いて決めたものの、キッチンリフォームを終えた後で、失敗した…!と後悔することも。
もしかすると、これから行うリフォームが次の後悔ポイントに当てはまっているかもしれません。
・不要な設備が多かった
あったら便利だろう、と思って採用したものの、ほとんど使うことがなく費用だけがかかってしまうのが設備です。
例えば食洗機は、食器の数が少なかったり家族の人数が少なかったりした場合、手洗いの方が早く終わるため利用していないことがあります。また床下収納は、使いにくく何を入れていたかを忘れてしまうため、結局使わなくなるということもあります。
憧れや便利だろうといった憶測だけで決めるのではなく、実際に生活に紐付いているのか、しっかり活用できるのかを考えて設置するかどうかを決めましょう。
・キッチンの形状が合っていなかった
せっかく憧れのアイランド型にしたものの、収納スペースが少なくキッチンが丸見え、調理の匂いが部屋に充満するのがストレス…と言ったように、使い慣れた形状から違ったものへと変えたことが後悔につながることも。
長年使い慣れた形状であれば、リフォームでもそのまま採用した方が変化も少なく、ストレスなく使い続けることができます。
・ライフスタイルの変化を視野に入れていなかった
数年もすれば夫婦二人になるのに広々としたキッチンにしてしまった、家族が増えたのにキッチンが狭く調理にものすごく時間がかかる、などのようにライフスタイルを考えずにリフォームを進めたために使いにくくなってしまうパターンもあります。
すべての変化をあらかじめ予測できるわけではありませんが、ある程度の変化は視野に入れてキッチンリフォームを進めましょう。
◼ 満足のいくキッチンリフォームを
ポイントをしっかりと押さえておけば、失敗のない後悔の少ないキッチンリフォームをすることができます。これから計画を立てるのであれば、家族としっかり相談をして、生活スタイルや希望にあったキッチンを選択しましょう。
これからキッチンのリフォームを考えているという方は、キッチンに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。間取り変更を伴うようなキッチンリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
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