キッチンのリフォームはカラー選びも大切!
家のリフォームを行う際には、機能性だけでなくカラー選びも重要です。人間は視覚から情報を得ることが主であるため、部屋のカラーリングは日常生活を送る上で必要不可欠なものでもあります。また、キッチンなどの汚れやすい環境では、汚れが目立たないような機能的な色を選ぶことも重要になります。キッチンにそれぞれのカラーごとに異なるメリットについてご説明いたします。
白・シンプル系にリフォームするメリット
キッチンに白を使用するメリットは、少ない光でも明るく見える点です。色の効果により清潔的に感じることもでき、開放的に感じることができるのが大きなメリットです。シンプルで目にも優しい色は生活にも溶け込みやすいため、いつまでも飽きがこないことも特徴です。置く家具や床、壁のどのような色にも合い、調和することが出来ます。デザイン性の高いアンティークな小物もレトロな調理器具を揃えても、白のようなシンプルな色であれば違和感もなく溶け込めるでしょう。明るい雰囲気であればキッチンで料理する楽しさも増すのではないでしょうか。キッチン周りは汚れやすく、白であればより汚れが目立ってしまいますが、どこが汚れているのかはっきり分かることで掃除を行いやすくなります。掃除が好きな方や、綺麗好きで常に清潔さを保ちたい方にはリフォームの際に白を選択すると良いでしょう。
木目調にリフォームするメリット
リフォームの際にキッチンを木目調にするメリットは、フローリングとの相性が良い点になります。アンティークな調理器具との相性も良く、ナチュラルやレトロな雰囲気で統一することが出来ます。木目の色も、薄いものから濃いものを選べることも利点です。薄い色の木目はカントリー調に、濃い色の木目はシックな雰囲気のお洒落なキッチンへと変えることが出来ます。また、自然に近い色は目にも優しく、生活を送る上で邪魔にならないのも特徴です。茶色には気分を落ち着かせてくれる効果もあるので気持ちよく料理も出来るようになるでしょう。木目はキッチン周りでも汚れが目立たないこともメリットの一つです。濃い木目であればより汚れが目立たないようになり、薄い木目はキッチンの雰囲気も明るくなり、同じ木目調であっても好みによって選べることが大きなメリットと言えるでしょう。
その他のカラー
白と木目調は定番のカラーですが、リフォームではその他にも様々な色でキッチンを彩ることが可能です。キッチンに立つことの多い女性にとって、女性らしく華やかで明るい空間にすることはとても重要なことでもあります。赤やピンク、黄色といった色はポップな雰囲気のキッチンに作り上げることが出来ます。鮮やかな濃い色ではなく、薄く淡い色を選択することで空間がさらに明るく見え、尚且つ上品な雰囲気を醸し出すことが出来ます。また、キッチンに暖色系の色を使用すると料理を美味しく見せるといったメリットもあります。オレンジはより食事に温かみを加えることが出来、さらに個性的な空間を生み出すことが出来るため、人とは違ったものを好む方にはオススメです。黒や寒色系などの色はシックな雰囲気になり、メタリック素材のものとの相性がいいのが特徴です。
まとめ
日々の生活において、食事を作る場所は気分が上がるものであることが望ましいです。一つカラーを変えるだけで、明るく華やかな雰囲気にもなるため、色を選ぶことには慎重にするようにしましょう。リフォームを行う際は長く生活することも考え、飽きの来ないカラーを選ぶこと、床や壁の色との相性も考えて統一感を出し、生活に溶け込めるようなキッチンにすることも重要です。また、人の目に視覚から入るカラーには様々な効果があり、料理を美味しく魅せられるカラーや気分を落ち着かせるカラーでキッチンを彩ることで、生活に大きなメリットを付加することが出来るようになるのです。