失敗例から学ぶこれからのキッチンリフォーム–関東–

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失敗例から学ぶこれからのキッチンリフォーム–関東–

失敗例から学ぶこれからのキッチンリフォーム–関東–

これからの老後を、自宅で快適に過ごすために行ったキッチンリフォーム。費用も時間もかかるので、失敗はしたくないですよね。
キッチンリフォームの失敗例をあらかじめ把握しておき、失敗しないために計画を立てておくことで、キッチンリフォームを納得できるものにすることができます。

キッチンリフォームの失敗例、失敗しないためのポイントをまとめてご紹介します。

コラムのポイント

・キッチンの形状を変えたり、必要だと思ったのにいらなかったりと、キッチンリフォームの失敗例は様々なものが挙げられます。
・キッチンリフォームを失敗しないためには、あらかじめ必要な設備の書き出しを行い、動線の検討、家族での話し合いなど計画的に進めておきましょう。
・家族の体や暮らしを支える食事。その食事を生み出すキッチンは、女性目線の細かいところに気配りのあるプランを参考にして、進めていきましょう。

◼ やってしまった…キッチンリフォームの失敗例

やってしまった…キッチンリフォームの失敗例

すべての工程が終わり、改めて使い始めたキッチン。気持ちよく使えるはずなのに、なぜか使いづらい、何かがひっかかる…。納得した上で決めたはずのキッチンリフォームでも、こういった出来事や失敗は起こります。
キッチンリフォームを経験した人たちは、どのような点に失敗を感じるのでしょうか。

① キッチンの形状を変えたために失敗…

キッチンの形状を変えたために失敗…

もともとのI型をアイランド型に変えた、L型に変えた、などのキッチンの形状を変えることでの失敗がまずは挙げられます。

  • ・キッチンが狭くなった
  • 元々I型だったものを対面式キッチンにした場合、通路の幅が狭くなってしまいます。人が通れたらいいと思っていたとしても、ゴミ箱や食器棚など、今まで使っていたものを置くとキッチンが狭くなってしまう可能性があります。

  • ・キッチンの中身が丸見えに
  • 憧れのアイランド型にしたら、思った以上の開放感でキッチンの中身が丸見えになってしまう可能性も。片付けが得意ではないし、すべて見えてしまうのは抵抗がある、という方にとっては大きな後悔が残るかもしれません。

  • ・動線が悪くなった
  • キッチンの形状を変えたために、今までと使い勝手が変わってしまい、調理するのに行ったり来たり。調理時間もかかるようになり、今までの方が良かった…と感じるかもしれません。

② 必要だと思ったのにいらなかった…

必要だと思ったのにいらなかった…

こんな機能が欲しい、あったらいいなと思っていた、そんな設備も実際に取り付けてみると必要なかった場合もあります。

  • ・食洗機は不便
  • 今までは家族が多かったから食洗機は必要だったけれど、子どもも独立し、夫婦二人の生活に。わざわざ食洗機を使わなくても事足りる、使わないのにメンテナンスをしなければならない、という家族の形が今までと変わることで起きる失敗も。

  • ・床下収納は使いづらい
  • 床下収納は、戸棚には収まりきらないものを出し入れするのにとても便利です。しかし、モノ出し入れする度にかがむ必要があり、歳を重ねて体のバランスを取りにくくなってくるとどうしても作業が億劫になってしまいます。
    床下収納は、引き出しや戸棚ほどの利便性がなく、保存食や滅多に使わない調理用品を入れるといった以外にあまり使い道がないのが欠点です。

③ 費用を抑えたため不満足な設備に…

費用を抑えたため不満足な設備に…

価格重視で必要最低限のキッチンリフォームを行った場合、必要な設備が設置されていなかったり、使いづらかったりする場合があります。リフォーム後も、何十年という月日を毎日使うキッチンですので、必要なものは省いてしまわないようにしたいものです。

④ 収納が使いにくくなった…

収納が使いにくくなった…

収納があまりなくて困っていたので、キッチンリフォーム後は収納を増やしたい、という思いで増やした収納。この収納を高い位置に設置した場合、 出すのが面倒になり、使わないものだけを入れた開かずの扉になってしまう可能性があります。 壁面の収納はすっきりとした空間を演出できるため、あこがれを抱く人も多いのですが、実際には全ての中身を取り出す作業が増えてしまいます。見た目に惑わされ、実用性を見落としてしまったパターンです。
また、これから歳を重ねていくことを考えると、あまりに高い場所の収納は想像以上に使いにくくなります。高い場所のものを取ろうとして、踏み台から落ちて怪我をしてしまった…ということだけは避けたいものです

◼ キッチンリフォームを失敗しないためのポイント3つ

◼ キッチンリフォームを失敗しないためのポイント3つ

たくさんあるキッチンリフォームの失敗例ですが、この失敗をもとに考えると、これからのキッチンリフォームを失敗しないためには3つのポイントがあります。

ポイント⒈ 必要な設備の書き出しをする

これからキッチンに立つ人、家族構成や人数、使う頻度などを考えて、まずは必要な設備を書き出しましょう。『今までは4人家族だったものの子どもたちは独立したので、これから暮らすのは夫婦2人だけ』『娘夫婦が同居することになった』という場合、それぞれ必要な設備や広さ、生活にフィットしたキッチンの形状は異なってきます。
自分たち家族に寄り添った計画を立てましょう。

ポイント⒉ 動線の検討をする

毎日の調理に使うキッチンは、無駄な動きをしなくてもいいようにすっきりとした状態を意識し、移動しやすいレイアウトにしておきましょう。その際、どのような形状のキッチンを設置するかによって動線が決まります。 キッチンの形状を考えた上で、調理の際にどのように動くかを考え、食器棚や冷蔵庫の置き場所を工夫しましょう。

同じ面積のキッチンの形状でも、I型とL型があります。I型の場合は横に移動距離が長くなりますが、キッチンを一目で見渡すことができ使い勝手も悪くありません。
L型はほとんど動かなくても作業ができて収納もたくさんありますが、動きに合わせて配置の工夫をする必要があります。
対面キッチンにした場合は、広くキッチンを使うことができますが、何度も振り向いたり行ったり来たりする工程が多い、と感じる人もいるかもしれません

ポイント⒊ 家族で話し合いをする

主にキッチンに立つ人は決まっている、という場合でもしっかりと家族みんなで話しあいをしておきましょう。みんなが住む家なので、みんながいいと思えるリフォームをしたいですよね。
一人が憧れているアイランドキッチンは、キッチンとリビングの境目が分かりにくく収納も少なく、生活感も出てしまいます。それよりも、キッチンはリビングとは隔てた作りにしておき、 家族で過ごす時間を大切にしたいとみんなは考えているかもしれません。調理中の音や匂いも気になるから、アイランド型は避けたい、と考えているかもしれません。

キッチンの形状や設備など、どのようなものが欲しいのか、本当に使うのか、家族はどう考えているのか、といった話し合いを重ねておくことで、いざキッチンリフォームが始まったとしてもスムーズに進めることができるのです。

◼ 家族の暮らしを支えるキッチンへのリフォームを

家族の暮らしを支えるキッチンへのリフォームを

キッチンは食生活を支える大切な場所です。食生活は、家族の体づくりや暮らしなど、すべてをさせる大切な礎。なるべく失敗しないように、失敗例を活かしてリフォーム計画を進めていきましょう。

これからキッチンのリフォームを考えているという方は、キッチンに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。間取り変更を伴うようなキッチンリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。

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