【令和5年度】長期優良住宅化リフォーム推進事業の要件・補助額・申請時の注意点

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【令和5年度】長期優良住宅化リフォーム推進事業の要件・補助額・申請時の注意点

【令和5年度】長期優良住宅化リフォーム推進事業の要件・補助額・申請時の注意点

投稿日:2023.4.30

良質な住宅ストックの形成や、子育てしやすい生活環境の整備等を図るため、長寿命化・省エネ化を目指した既存住宅のリフォームに支援を行う「長期優良住宅化リフォーム推進事業」。要件を満たせば、一戸あたり最大250万円の補助を受けることができます。
先日、いよいよ令和5年度の募集がスタートしました。スムーズにリフォーム計画を進め補助を受けられるよう、要件や補助額など事前に確認しておきましょう。

コラムのポイント

・長期優良住宅の認定基準を満たすリフォーム工事をした場合、最大250万円が補助される長期優良住宅化リフォーム推進事業。気になる補助対象要件やスケジュールをまとめました。
・補助金の申請は、リフォーム事業者が行います。安心して依頼できる業者と共に、賢く補助金を活用しながらリフォーム計画を進めていきましょう。

table of contents

  • ◼ 長期優良住宅化リフォーム推進事業とは
  • ◼ 長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助対象要件
  • ◼ 受け取ることができる補助金額と申請スケジュール
  • ◼ 補助金申請時の注意点
  • ◼ 補助金を活用して賢くリフォーム計画を!

◼ 長期優良住宅化リフォーム推進事業とは

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは

長期間にわたって快適に住めるように、

・耐震性向上
・断熱性や気密性の向上
・省エネルギー化を目指した太陽光発電システムの設置
・子育てしやすい生活環境の整備

など、住宅整備を国が支援する取り組みのことを長期優良住宅化リフォーム推進事業といいます。



◼ 長期優良住宅化リフォーム推進事業の補助対象要件

断熱窓リフォームの効果

制度を利用して補助金を受け取るためには、次の3つの要件を満たす必要があります。



①リフォーム工事前にインスペクションを行うとともに、維持保全計画及びリフォームの履歴を作成すること。


インスペクションとは、屋根、壁、床、電気、配管、暖房・冷房システム、断熱材、給湯器など、住まいの状態を独立した第三者の専門家が評価するために行われる検査のことです。一般的に、住宅を売買する際に利用されるインスペクションですが、補助制度に申請する前に行い劣化状況を把握し、指摘された部分に関してはリフォーム時に修繕する必要があります。



② リフォーム工事後に次の性能基準を満たすこと。


リフォーム後、以下の性能を満たす必要があります。



必須項目

・柱や床などの劣化対策
・新耐震基準に適合する耐震性
・断熱性や気密性を高める省エネルギー対策



任意項目

・給排水管を交換、点検するといった維持管理・更新の容易性
・バリアフリー化などの高齢者等対策(共同住宅のみ)
・将来的に間取り変更しやすくする、といった可変性確保(共同住宅のみ)



③ 「上記②の性能項目のいずれかの性能向上に役立つリフォーム工事」「三世代同居対応改修工事」「子育て世帯向け改修工事」「防災性・レジリエンス性の向上改修工事」のうち一つ以上行うこと。


劣化した部分を修繕するだけでなく、求められる改修工事をする必要があります。

断熱窓リフォームの効果


三世代同居対応改修工事

三世代同居が実現できるようリフォームする工事のことを、三世代同居対応改修工事と言います。同居に向けた大規模な修繕や模様替え、キッチンや浴室、トイレ、玄関の増設、新耐震基準に適合させるための修繕や模様替えがこれにあたります。



子育て世帯向け改修工事

若者世帯、子育て世帯のみ対象で、子育てしやすい環境整備支援のためのリフォームです。防犯カメラやキッズスペースの設置、対面キッチンへの変更がこれにあたります。



防災性・レジリエンス性の向上改修工事

地震や台風、水害といった自然災害に対応するための防災性向上、電力や水の確保といった回復力を高めるための改修工事がこれにあたります。



他にも、テレワーク環境を整える、インスペクションで指摘された部分の改修、なども含まれます。詳しくは、リフォームを依頼する担当者に確認しましょう。



◼ 受け取ることができる補助金額と申請スケジュール

受け取ることができる補助金額と申請スケジュール

補助金額は最大250万円


長期優良住宅化リフォーム推進事業で受け取ることができる補助金額は、リフォーム後の住宅がどのような性能を持つのかによって異なります。

長期優良住宅の認定基準を満たす場合…… 200万円/戸(250万円)
認定基準は満たさないものの、一部性能が向上した場合…… 100万円/戸(150万円)

受け取ることができる補助金額と申請スケジュール


なお、
・三世代同居対応改修工事を実施
・若者・子育て世帯が工事を実施
又は
・既存住宅購入者が工事を実施
・一次エネルギー消費量を省エネ基準比マイナス20%に

こちらを満たす場合、()内の補助限度額が適用されます。全ての基準を満たすことで、最大250万円の補助を受けることができます。



申請スケジュール


申請の締め切りは、令和5年12月22日(金)です。締め切りは公開されていますが、早々に制度の予算に達した場合、早めに締め切られる可能性があります。
補助金の取得を目指してせっかくリフォームをしたのに、申請できなかった……ということのないように、早めに手続きを進めていきましょう。



◼ 補助金申請時の注意点

補助金申請時の注意点

補助金申請をする場合、以下の点に注意しましょう。



申請するのは事業者のみ


補助制度を活用する場合、申請するのは事業者です。リフォームを依頼する事業者が補助金を申請するための事業者登録を行っていなければ、補助金を受け取ることができない可能性も。事業者登録をしているかどうかを確認した上で、依頼するようにしましょう。



手続きを進める順番に注意を


リフォーム予定の住宅は、リフォームプランが求められる性能を満たしているかを確認してもらい事前に認定を受けておく必要があります、認定を受ける前に着工した場合、補助金を受け取ることができません。認定には時間がかかるので、余裕を持って計画的にリフォームを進めていきましょう。



リフォーム費用が高額になる可能性も


性能の良い長期優良住宅にするためには、大掛かりなリフォーム工事が必要です。築年数がかなり経っており、耐震性が低い、断熱性が気になる、といった点が気になる場合、かなり費用がかかる可能性もあります。補助金を受け取ることができる、とはいえ出費が膨らみ生活を圧迫するのは避けたいもの。本当に今必要なリフォームかどうか、よく検討してみましょう。

判断に迷う、という時はリフォーム業者に相談するのがおすすめです。プロに点検をしてもらうことで、今必要な工事を把握できます。補助金に関する相談もできるので、一度問い合わせてみましょう。



◼ 補助金を活用して賢くリフォーム計画を!

補助金を活用して賢くリフォーム計画を!

一戸あたり最大250万円の補助を受けることができる、長期優良住宅化リフォーム推進事業。いざ申請するとなると難しいのでは……と不安になるかもしれませんが、専門的な部分に関してはリフォーム事業者がしっかりとサポートをしてくれます。

住まいの性能が上がれば、これからの暮らしはより快適なものになります。毎日を心地よく過ごすためにも、賢く補助金を活用しながらリフォーム計画を進めていきましょう。

足立区・ふじみ野、松戸、つくば、太田、稲毛、戸田エリアで補助金を活用したリフォームをお考えの方は、どんな小さなことでもまずはお聞かせください。リズムでは、私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、快適な暮らしを実現できるプランをご提案しております。改善したい間取りや内装、不便に感じていることなど、いつでもお問合せください。



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監修者情報

日東エネルギー株式会社

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私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。

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保有資格1級建築士 / 2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号

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