マンションのお風呂リフォーム｜いまどきのデザインと機能とは

冬場の寒さや劣化、カビや傷みが気になってきたマンションのお風呂。せっかくリフォームするなら、いまどきのおしゃれなデザインや設備のお風呂にしたいですよね。一昔前に比べると、おしゃれなデザインや性能が増えてきているお風呂。リフォーム事例やアイディアを参考にしながら、理想のお風呂にリフォームしましょう。

◼マンションのお風呂リフォームにかかる費用相場

どのような内容のリフォームをするかによって費用は異なりますが、マンションのお風呂のリフォームをする場合、ちょっとした工事なら50万円前後、大規模な工事なら200万円前後かかります。

ドアや手すりの交換　約５〜10万円
床や天井の張り替え　約10〜25万円
浴槽の交換　約10〜70万円
浴槽のサイズ交換、浴室の場所交換　約150〜200万円。

お風呂全体の劣化が気になり新しいものにリフォームする、床や天井を全て張り替える、となるとある程度の費用も期間もかかります。事前診断を依頼した上で、総額でどのくらいの費用や期間がかかるのか確認しておくとよいでしょう。

◼いまどきのお風呂のデザインは？

せっかくリフォームをするのなら、おしゃれなデザインのお風呂にしたいですよね。お風呂は1日の疲れを癒し、体を清潔に保つために大切な空間です。おしゃれなデザインを選ぶことで、 よりリラックスできる空間に仕上げることができます。内装や浴槽の形、ドアや窓のデザインなど、細部にわたってこだわってみるとよいでしょう。

色と素材にこだわったデザイン

お風呂内の色や素材によって、雰囲気はガラリと変わります。明るく開放的な雰囲気にしたい場合は白やベージュといった明るい色、シックで落ち着く雰囲気にしたい場合はグレーやブラックといったダークな色を選びましょう。壁一面だけ色を変えるアクセントカラーも最近は増えてきています。あまりシンプルにしたくない、遊び心のある空間にしたい、という方にはおすすめです。
色以外にも、素材でデザイン性をアップすることもできます。檜や大理石の浴槽にする、壁面の一部にタイルを使う、など異素材を加えることでグッとおしゃれに仕上がります。

浴槽にこだわったデザイン

お風呂の形といえば四角、というのが今までは主流でしたが、近年は様々な形の浴槽が増えています。よりリラックスできるように半月型になったもの、体にフィットするよう楕円形になったものなど工夫されたデザインの中から選ぶことができます。ゆとりのある広さや使い勝手の良さは異なるので、モデルルームなどに足を運び、実際にサイズ感などを確認してみるとよいでしょう。

お風呂と脱衣所に繋がりを生み出すデザイン

マンションの広さによっては、大きな浴槽や四角以外の浴槽を選ぶことは難しいかもしれません。そんな時は、浴槽以外のデザインにこだわってみるのはいかがでしょうか。
例えば、お風呂と脱衣所を繋げる扉をガラス貼りにしてみることで、空間に繋がりが生まれ開放感を感じられるようになります。高い位置に窓を設置することで、外の景色を眺めながら浴槽に浸かる時間を楽しむこともできます。工夫次第で、入浴時間を楽しむだけでなく、生活の満足度をあげることもできるのです。

◼いまどきのお風呂の機能は？

お風呂の浴槽やお風呂場の機能も多岐にわたります。リフォームをする上で特におすすめの機能をご紹介するので、予算と相談しながらよりリラックスできるものを選ぶとよいでしょう。

洗濯干しに困らない浴室暖房

高断熱システムバスや二重扉と合わせて、浴室暖房も設置しておけば冬場も温かい浴室で過ごすことができます。浴室全体の断熱性をあげることで、効率よく温かくすることができます。もちろん、冬場のヒートショックを防いだり、真冬や梅雨時の洗濯干しにも役立ちます。最近は花粉やPM2.5、新型コロナウイルスなどの予防のために外干しを避けたい形も増えてきているため、助かる方も多いでしょう。

スパリゾートのような肩湯

お湯に浸かりながら肩に温かいお湯が流れてくる肩湯。肩周りの血行が良くなったり、肩こりが和らいだり、新陳代謝が良くなったり、肩湯にはたくさんのメリットがあります。リモコンで操作が楽な上、お湯は循環する方式を採用していることがほとんどなので、経済的に癒しの入浴時間を手に入れることができます。

浴び心地のよいオーバーヘッドシャワー

水量が少なくても、たっぷりとシャワーを浴びることができるオーバーヘッドシャワー。空気を含ませながら浴びることで、たっぷりと浴びる心地よさを味わうことができます。少ない水量で満足できるため、シャワーに使う水の節約にもなります。リフォーム時の費用はかかりますが、リフォーム後の数年〜10数年のランニングコスト削減になるため、長い目でみるとお得な設備投資でしょう。

リラックス感の増すダウンライト

ダウンライトやライン照明など、浴室内全体を照らすのではなく部分的に明るくする照明を利用すれば、心地よいお風呂空間をつくることができます。もちろんリラックス感が増すだけでなく、高級感も増すため、1日の疲れをお風呂で癒し、気持ちを切り替えて布団に入りたい…という方にとっては最高の機能です。

◼マンションのお風呂リフォーム実例

気持ちの良い空間に生まれ変わった、マンションのお風呂をご紹介します。

◼リフォームで快適な入浴時間を！

マンションのお風呂をリフォームする場合、自分たちだけで勝手に計画を進めてしまうと後で大変なことになります。マンションの管理規約をしっかりと確認した上で、リフォーム計画を進めていくことが大切です。
カタログやSNSを参考にしたり、ショールームに足を運んだりした上で、理想のマンションリフォームを進めていきましょう。

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