寒い冬が来る前に…床暖房にリフォーム!費用とポイント総まとめ

費用とポイント総まとめ 床暖房にリフォーム!

これから迎える寒い冬。厳しい寒さの中でもぬくぬくと過ごすためには、暖かい部屋環境を整えておくことが大切です。ストーブやエアコンだけでなく、床暖房があれば、足元から冷えることなく、暖かかく過ごすことができます。我が家は新築じゃないし…というご家庭でも、床暖房は後付けすることが可能です。

寒い冬を迎える前に、床暖房にリフォームして、家族で暖かく過ごせる準備を始めませんか?

コラムのポイント

・床暖房は、室内を床から温める暖房器具のことです。ストーブやエアコンとは異なり、じっくりと足元から暖まることができ、柔らかな暖かさが部屋中に広がります。
・床暖房には電気ヒーター式と温水循環式とがあり、どちらを選ぶかによって費用は異なります。また、床をはがして設置するのか、床の上から設置するのかによっても費用は異なります。
・床暖房は、足元からじっくりと温めてくれるため、寒い冬も安心して乗り切ることができます。満足度の高い床暖房に、そろそろリフォームしてみてはいかがでしょうか。

 


 

◼寒い冬は床暖房で乗り切ろう!

寒い冬は床暖房で乗り切ろう!

毎年悩まされる足元からの冷え。スリッパや靴下で対策をしながら毎年乗り切っている方も多いのではないでしょうか。

床暖房とは、室内を床から温める暖房器具のことです。ストーブやエアコンとは異なり、じっくりと足元から暖まることができ、柔らかな暖かさが部屋中に広がります。

暖房器具を増やすことで、暖かく過ごすことはできますが、足元がポカポカしていれば活動量も減ることなく毎日を元気に過ごすことができます。しっかりと動いて健康な毎日を過ごすためにも、床暖房へのリフォームを検討する価値は大いにあるでしょう。

◼床暖房のメリット

床暖房のメリット

床暖房には、様々なメリットがあります。

メリット① 足元から暖かい

暖かい空気は部屋の上部に溜まり、冷気は足元に溜まりやすいという性質があります。そのため、冬場は冷気で足元が冷えてしまいます。

床暖房が設置してあれば、足もとからの冷気を防ぐだけでなく、暖かさで包み込むこともできます。スリッパや厚手の靴下がなくても、快適に過ごすことができます。

メリット② 空気が乾燥しにくい

ストーブやエアコンをつけていると、空気が乾燥しやすく風邪をひきやすかったりお肌がカサカサしたりしてしまいます。湿度の調整に頭を悩まされる人も多いでしょう。

一方で床暖房は、床下から温水や電熱線を利用して部屋を温めるため、空気が乾燥する心配は無用です。

メリット③ 部屋全体が暖まる

床からじっくりと部屋中を温めるため、暖かい室温を保つことができます。ストーブの前は暑すぎる、遠い場所は寒すぎる、ということがなく暖かな部屋でのびのびと過ごすことができます。

メリット④ 掃除が楽

ストーブやヒーターのように、掃除の際動かす必要がありません。ホコリもまいあがりにくいので、掃除も楽にできます。こまめな機器メンテナンスもなく、定期的なお手入れが苦手…という人にもぴったりです。

メリット⑤ 世代を超えた安心感

床暖房は、手を触れてやけどを負ったり、空気の乾燥に悩まされたりすることがありません。柔らかい暖かさが部屋中を包み込むので、小さなお子様にとっても、健康管理に気を使いたいご老人にとっても安心ですし、もちろん安全に暮らすことができます。

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床暖房のリフォーム費用

床暖房のリフォーム費用

床暖房には、大きく『電気ヒーター式』と『温水循環式』の2種類があります。それぞれに特性があり、リフォームにかかる費用も異なります。

電気ヒーター式

床下に熱電線を設置し、電気を放電することで床全体を温めるのが電気ヒーター式の床暖房です。

温まるまでに時間がかかり、部屋ごとの温まり方に差がありますが、設置費用は抑えることができます。長時間使い続ける場所にはお勧めです。メンテナンスがほとんど必要なく、お手入れは比較的楽にできます。

温水循環式

床の下にパイプを設置し、温水がその中を循環することで室内を暖めるのが温水循環式です。

すぐに温まり、部屋を均一に暖めることができますが、配管工事や給湯器工事など多数の工事が必要になるため、設置費用が高くなるという傾向があります。温水を循環させるので電気代も抑えることができますが、定期的なメンテナンスに費用がかかります。

どちらの床暖房にするかによって費用は異なるとともに、どの範囲に設置するかによっても費用は異なります。

床暖房の設備を、現在使っている床に直接貼り付ける場合、1畳あたりの費用は5〜8万円ほどです。一方、床をはがして新しい床を貼り付ける場合、1畳あたりの費用は8〜12万円ほどです。

床をはがして設置する場合、はがした床材を処分する費用がかかります。部屋や床のリフォームのタイミングで床暖房を設置すれば、処分費用を抑えることができるので、そのことも踏まえてリフォーム計画を立てていくと良いでしょう。

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◼リフォーム前に抑えておきたいポイントは?

リフォーム前に抑えておきたいポイントは?

床暖房へのリフォームは、何度もするものではありません。ポイントをおさえて効率的に進めていきましょう。

材質によって費用が異なります

どんな床暖房の機器を選ぶかによって、リフォームにかかる費用は異なりますが、どんな床材(フローリング)を選ぶかによってもトータルコストは異なります。

フローリングには、傷が付きにくいもの、汚れが付きにくいもの、高級な木材を使用しているものなど様々な種類があり、どの木材を選ぶかによって費用は異なります。また、材質によっては床暖房に対応していないものもあります。

どの床材を選べばいいのかわからない、色合いなどのバランスを相談したい、など、疑問や質問は担当者と話し合いながら、リフォーム計画を立てていくと良いでしょう。

メンテナンスも必要です

床暖房は、設置して終わりではありません。電気ヒーターは10年ほど、温水が循環するパイプは30年ほどのサイクルでメンテナンスする必要があります。

また、寒さでパイプ内の水が凍ってしまわないようにするための、不凍液の補充や交換も必要です。定期的に交換や修理などのメンテナンスをする必要があるため、費用も手間もかかることを覚えておきましょう。

低温やけどに注意

暖かいから…といって、床に直接触れながらずっと座っていたり、寝てしまったりすると低温やけどの危険があります。

低温火傷とは、45℃前後という体温よりも少し高めの温度のものに、長時間触れ続けることで起こるやけどです。症状が軽かったり、見た目もわかりにくかったりするため気付かれにくく、湯たんぽやカイロなどでよく起こります。

床暖房も、床の表面温度が人肌くらいまで上がるので、知らず知らずのうちに低温やけどをする可能性があります。リフォームしたばかりの時は、ついつい床の上で長時間過ごしてしまいがちなので気を付けましょう。

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◼床暖房にリフォームするなら…

床暖房にリフォームするなら…

床暖房は、足元からじっくりと温めてくれるため、寒い冬も安心して乗り切ることができます。多少の費用はかかりますが、たくさんのメリットがあり満足度も高いものです。

毎年続く寒さに備えて、そろそろ導入・リフォームしてみませんか?

これからリフォームを考えているという方は、現在の住まいに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。

私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った在宅勤務をするための最適なプランをご提案させていただきます。間取り変更を伴うようなリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。

いつでもお気軽にお問い合わせください。

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監修者情報

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私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。

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保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号