【総まとめ】お風呂リフォームの基礎知識
築10年を超えてくると、お風呂のカビがだんだんと落ちにくくなり、汚れや劣化が目立つようになってきます。そしてそれは、そろそろリフォームを考え始めようね…というサインでもあります。
とはいえ、お風呂のリフォームはやったことがないし、よくわからない、疑問だらけですよね。タイミングに費用、注意点など、ある程度の基礎知識を持っていれば、安心してリフォームに取り掛かることができます。今回は、お風呂リフォームに関する基礎知識をまとめてご紹介します。これから始めるお風呂リフォームの参考になれば幸いです。
コラムのポイント
・劣化やカビ、排水溝の臭いや汚れが気になり始めたら、浴室リフォームのタイミングです。放置していると、さらに劣化が進み健康状態にも影響が出はじめる危険もあるため、気になっているのであれば早めにリフォーム計画を進めましょう。
・ユニットバスにするか、在来工法にするか、どんなオプションをつけるかなど、予算を立てて優先順位を決めながら計画を立てていきましょう。
・現在のお風呂の気になる場所、不満などお聞かせください。女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なリフォームプランのご提案をいたします。
table of contents
- ◼お風呂リフォームのタイミング
- ・劣化が気になる…
- ・カビが気になる…
- ・排水溝の臭いや汚れが気になる…
- ◼お風呂リフォームの種類
- ・① ユニットバス
- ・② 在来工法
- ◼お風呂リフォームの資金計画
- ◼お風呂リフォームの注意点
- ・注意点① 安全面
- ・注意点② 浴室の広さ
- ・注意点③ オプションの優先順位を決める
- ◼リフォームで快適なお風呂時間を実現
◼お風呂リフォームのタイミング
お風呂のリフォーム目安は、築10〜20年と言われています。しかし、お風呂場は、常に水気や湿気との戦いを強いられる場でもあります。築20年が経っていなかったとしても、水によるカビや劣化、腐食が現れているようであれば早めにリフォームに取り掛かりましょう。
劣化が気になる…
お風呂の設備そのものの劣化が気になる、使用頻度は変わらないのにガス代が最近上がってきた、という場合は全体的な劣化が進んでいる証拠です。劣化を放置しておくとさらに悪化するだけでなく、怪我に繋がる可能性もあるためとても危険です。
カビが気になる…
いくら消毒をしてもこすっても、汚れや黒ずみが落ちない原因となるカビ。カビは見た目が悪いだけでなく、健康面にも悪影響をおよぼします。いくら頑張って掃除をしても落ちない場合は、思い切ってリフォームをして、快適にお風呂に入れるようにしましょう。
排水溝の臭いや汚れが気になる…
排水溝も、しっかりお手入れをしていても使い続けるうちに汚れや臭いが気になってくる場所です。また、水垢もつきやすい場所です。
手入れを行き届かせるのが難しい部分であるため、一度汚れがこびりつくと落とすのも大変です。悪化の一途を辿るようであれば、早めにリフォームに取り掛かりましょう。
これらのサインから目を背け、リフォームに適したタイミングを逃してしまうと、さらに状況は悪化してしまいます。結果として、リフォーム費用がかさんでしまう可能性もあります。そろそろリフォームかな…と感じたら、なるべく早めにリフォームを進めていきましょう。
◼お風呂リフォームの種類
お風呂のリフォームをする場合、ユニットバスと在来工法の2種類から選びます。
① ユニットバス
ユニットバスとは、工場でお風呂のパーツを造り、現場で組み立てるものをいいます。 バリエーションが豊富で施工が簡単なユニットバスは、浴室乾燥機やテレビなど好みのカスタマイズで設置することができます。また、水漏れしにくい構造になっているため安心です。
工期は約1週間ほどなので、住みながらリフォームをすることができます。そして、工期が短いため工事にかかる人件費も抑えることができます。費用はどのようなオプションをつけるか、どのグレードのユニットバスを選ぶかによって異なりますが、100万円前後を想定しておきましょう。
② 在来工法
在来工法とは、タイルを使いながら造りあげる昔ながらのお風呂の造り方です。 お風呂のサイズやドア、窓などすべてを選んで決めることができるので、1から理想通りのお風呂を造り上げることができます。使う素材も自由度が高く、おしゃれなデザインに仕上げることができます。 工期は1ヶ月前後で、工事内容によって異なります。出来上がったパーツを組み立てるのではなく、防水加工をしながら造り上げていくためやや時間がかかります。 お風呂全体を在来工法でリフォームする場合、50万円前後を想定しておきましょう。どんなデザインにするか、どんなオプションをつけるかによって費用は異なります。
◼お風呂リフォームの資金計画
お風呂のリフォームは、ユニットバスにするのか在来工法にするのか、どんなオプションをつけるのかによってかかる費用が異なります。
リフォームにかけられる費用はある程度決まっているので、あらかじめ予算を組んで計画を立てていきましょう。予算の中でできる限りのオプションをつけていくことで、理想通りのお風呂に仕上げることができます。
予算が決まってから、どんなお風呂にするかを決めていきましょう。
・価格
・使いやすさ
・デザイン
・設備
など、どこに重点を置くのかを考えて決めると良いでしょう。家族それぞれ、重視するポイントは異なります。譲れない部分はどこなのか、大切にしたいポイントはどこなのかをしっかりと話し合って決めていきましょう。
話し合いが難航する場合は、リフォーム会社のプロの意見も取り入れながら考えていくことで、話もまとまりやすくなります。
◼お風呂リフォームの注意点
お風呂のリフォームを進めていく場合、以下のポイントに注意しましょう。
注意点① 安全面
お風呂は家の中でも事故が多い場所です。滑って転んで頭を打ったり、小さいお子様が浴槽に溜めてある水で溺れてしまったり、と危険が隣り合わせでもあります。
滑りにくい床材にする、高さの高い浴槽を採用する、など工夫をして安全性を保てるようにしましょう。高齢者の方が使う場合、低い浴槽の方が使いやすい場合もあります。扉や段差にも注意を払うことが大切です。
注意点② 浴室の広さ
お風呂はゆっくりと温まり、体の疲れを癒す場です。可能であれば、ゆっくりとくつろげる広々とした空間にしたいものです。
リフォームによって浴室を広くできるのか、大きい浴槽は設置できるのかをあらかじめ確認しておきましょう。今まではできなかった快適な時間を手に入れることができます。
また、育児や介護で広い浴室の方が便利なケースもあります。家庭の状況に合わせて広さを工夫しましょう。
注意点③ オプションの優先順位を決める
お風呂のリフォームでは、浴室暖房やテレビ、浴室乾燥機など様々なものをオプションでつけることができます。それぞれのオプションは、お風呂時間を快適にするだけでなく、暮らしも便利にしてくれます。
すべてのオプションをつけることができればいいですが、予算を考えるとそうはいかない…ということも多々あります。そんな時は、オプションの優先順位を決めましょう。浴室テレビをやめて、洗濯物を乾かすのにも役立つ浴室乾燥機を設置する、健康面を考慮して浴室暖房は欠かせない、など優先順位を明確にしながら決めていくことで満足度の高いリフォームをすることができます。
◼リフォームで快適なお風呂時間を実現
お風呂は、1日の疲れをゆっくりと癒す場です。そんなお風呂がゆっくりと癒されない場になってきているのであれば、リフォームの検討時期です。家族みんなの理想を詰め込みながら、リフォーム計画を立てていきましょう。
これからお風呂リフォームを考えているという方は、お風呂に関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。ご予算に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
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