計画的に!キッチンリフォームを進めるポイント|関東ならリズム
キッチンリフォームをそろそろ…と思いつつも、どのタイミングでやったらいいのか、どのくらい費用がかかるのか、などがわからず頭を抱えていませんか?キッチンリフォームを検討する時期やかかる費用を知っておけば、計画も立てやすく理想のリフォームをすることができます。
今回は、キッチンリフォームを検討し始めるポイントと費用相場について、ご紹介します。
コラムのポイント
・キッチンリフォームを行うタイミングは、キッチンの老朽化が進んだり、使い勝手の悪さが気になってきたりした時がお勧めです。
・どの程度のキッチンリフォームを行うのかによって、費用は大きく異なります。キッチンのグレードや設備、ワークトップの材質などこだわるところは様々です。今のキッチンに対する不満を明確にし、どこを改善すればいいか、何から手をつければいいかを明確にし、必要なところに予算をかけていきましょう。
・キッチンリフォーム中の食事は、お弁当やお惣菜、外食の利用、災害時を想定して暮らしてみる、など、その時だからこそできる暮らしをしてみましょう。
◼ キッチンリフォームはいつやる?
明確な時期が決まっていないキッチンのリフォーム。気にはなっていたものの、いつ、どのタイミングで取り掛かればいいのかがわからない…という方は多いのではないでしょうか。
キッチンの老朽化
キッチンは、時間が経つにつれてどんどん老朽化していきます。しっかりとお手入れをしていないと、もともと水や油を使う場所なので、すぐに壁紙や床、シンクなどが痛んでしまいます。老朽化しているものを放っておくと、設備の異常や破損などの危険、さらなるトラブルを引き起こす可能性が高くなります。
水漏れ
ぽたぽたと蛇口から水が漏れている、蛇口を閉めても滴り落ち続けている、などの水漏れが起きている場合、床下全体に広がり、カビや異臭、腐食を引き起こしている可能性があります。長時間放置していると、壁紙や家の基礎にも影響があります。
設備の不具合
コンロの異音、排水口のつまり、日常的なガスの点火不良などは、設備の不具合が考えられます。これらも放っておくと、その症状が引き金となり周りの劣化を誘発し、後の大きな事故につながる可能性があります。
使い勝手の悪さ
使い慣れたキッチンも、使い勝手が悪くなってきたらリフォームを考えた方が良いかもしれません。新築当時から考えると、10〜30年ほど使っていることを考えれば、使いにくさは当然かもしれません。使う人も年を重ね、体が思うように動かなくなった、行ったり来たりして調理をするのがしんどい、というように変化しています。
使いやすく工夫された最新設備のキッチンを使ってみれば、なぜこんなに我慢していたのだろう、と気づくかもしれません。環境や体の変化に合わせて、キッチンを使いやすくしていくことが重要です。
◼ キッチンリフォームにかかる費用相場
キッチンのリフォームは、設備だけでなく水道工事、電気工事など様々な工事が必要です。どのような工事をするかによって、かかる費用は大きく変わります。
これからリフォームをする場合は、今のキッチンに対する不満を明確にし、どこを改善すればいいか、何から手をつければいいかを明確にし、必要なところに予算をかけていきましょう。
例えば、キッチンの場所を移動すると、給排水の配管や換気のためのダクトの工事、さらに古いキッチンの撤去や、撤去後の床や壁の補修をしなければならないので、費用は大幅にアップします。また、キッチンのリフォーム費用の中で、大きな部分を占めるのが、システムキッチンです。どのタイプを選ぶかで大きく総額が変わってきます。
〜50万円
一般的に、ガスコンロは5万円前後、オーブンは10万円前後の価格帯です。現在ビルトインで設置されているガスコンロを入れ替える、オーブンを入れ替える、という場合、50万円ほどの価格で行えます。
また、IHコンロに変更する場合も、10万円前後で本体を手に入れることができます。少し価格は上がりますが、この価格帯でのリフォームが可能です。価格が変わるのは、ガスコンロからIHコンロに変更する場合、電気工事が必要となるためです。電気工事の内容、IHコンロのグレードによって費用は異なります。
50万円〜
現在使っているキッチンを撤去し、新しいキッチンを設置する場合、50万円以上必要になります。キッチンそのものの本体価格に加え、古いキッチンの撤去費用などもこれに含まれます。合わせて床や壁の補修費用、水道工事、電気やガスの配線工事などもかかってきます。
キッチン本体のグレードやどんな設備を追加するか、キャビネットの扉をどんな素材にするか、などによっても価格が変わります。ワークトップの材質などこだわる部分がたくさんあるため、ご家庭によって大きな差があるでしょう。
100万円〜
キッチンの場所を移動する、壁付けのキッチンをアイランド型やペニンシュラ型に変更する、などの場合この価格帯になります。こちらも、壁紙の張り替えや配管工事、ダクト工事、電気工事など様々な工事が必要になります。間取りと合わせて大きく変更する場合、どうしても高額になります。また、キッチンのグレードや設備をどうするかによっても価格が変わります。
◼ キッチンリフォーム中の食事はどうする?
計画的に進んでいるキッチンリフォーム。しかし油断は禁物です。大掛かりなリフォームをする場合、長期間キッチンが使えない…ということも珍しくありません。
キッチンが使えない間、どのように食事をして過ごすかについても、あらかじめ考えておきましょう。
お弁当やお惣菜
自炊を主にしていれば、普段は食べないお弁当やお惣菜。これも、たまに食べると美味しいものです。今後の味付けのヒントにもなりますし、何を食べるのかをみんなで選ぶ時間も楽しいひと時でしょう。たまにだから楽しめるのが、お弁当やお惣菜です。
外食を楽しむ
キッチンが使えないのであれば、思い切って外食を楽しむのも一つの手段です。いずれにしろ使えないので、罪悪感なく外食を楽しむことができます。行ってみたかったあのお店、最近できた近所のお店、など足を運んでみましょう。いつもと違う日常は、新しい世界を開拓するきっかけにもなります。
災害時を想定
近年、地震や台風など大きな災害によって、停電や断水が起こるということは珍しくなくなってきました。災害直後は備えよう、と思っていても、だんだんと忘れていくのが人間です。キッチンが使えない間、災害時を想定して過ごしてみる、というのはいかがでしょうか。
水が使えない時にどんな備えが必要か、どうやって食事をしたらいいか、カセットコンロのガスはどのくらい必要か、食事のためのお皿はどうしたらいいか、など自分たちに必要な備えの量を把握することができます。実際に災害を想定して経験しておくことは、いざという時の心の安心にもつながります。
◼ 素敵なキッチンを手に入れるために
何事も計画をしっかりと立てておくことで、慌てることなく進めることができます。キッチンリフォームも、いつやるか、どのくらいの予算が必要かということが分かっていれば、最適な時期に満足のいくリフォームをすることができます。
計画的に準備を進めて、素敵なキッチンを手に入れましょう。
ほとんどの『住まい』は、女性中心です。リズムでは、同じ女性として『住まい』の問題を共有し、お客様それぞれのライフスタイルに合わせて解決していくお手伝いをさせて頂きます。
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