浴室のリフォームでお得に見積もりしてもらう方法は？

水回りのリフォームは、時に高額な費用が必要となります。

中でも浴室はこだわれば、こだわるだけ、予算が高くなっていきます。

そんな時、可能ならば、なるべくリフォームの費用はリーズナブルに済ませたいと、誰もが考えるでしょう。

そんなリフォーム費用をできるだけ、お得に見積もりしてもらうために把握しておくべきポイントがいくつかあります。

それをこちらのページでご紹介していきます。

浴室でリフォームしたいポイントをまとめましょう

まずリフォームをする場合、在来工法で行うのか、ユニットバスにするのかで、大きく異なってきます。

在来工法は、古くからある工法を使った、床や壁をタイルで張る方法で、自由がきく反面、コストは高くなります。

一方、ユニットバスは、浴室と床、天井と一体化しているものを言います。

工場で作ったパーツを現場で組み立てるだけで完成です。

工期も短く、人件費もそれほどかかかりません。

つまり、在来工法よりも、ユニットバスのほうがデザインなどの自由度は低めですが、予算的にはお得です。

さらにどの部分をリフォームするかでも差が出ます。

浴室のみの交換ならば、料金を安く抑えることができます。

浴室全体をリフォームしようと思うと、料金は確実に倍以上、跳ね上がります。

リフォームする方法としたい場所で料金が変わってくるので、業者にお願いする際には、事前にリフォームしたいポイントをまとめておきたいところです。

見積もりを出す前に、まず何のためにリフォームを行うのか、自分の中で明確にしておいたほうがよいでしょう。

リフォームを始める前にその目的と予算を業者に告げておけば、相手も提案がしやすくなります。

例えば、冷たい足元のタイル敷きが原因で、体調が悪化したからリフォームしたいと考えているのであれば、まずは床のリフォームです。

最終的に予算が厳しいからと、床の張り替えをやめて予算減を図ることになったら、本末転倒です。

逆に浴室がひび割れてしまったのならば、浴室の交換だけ行えばよいでしょう。

もし、それ以上のリフォームを進められるようなことがあったら、断りましょう。

事前に、リフォームの目的を告げているにもかかわらず、それ以上のことを押しつけようとしてくる業者は、悪徳業者の可能性があります。

リフォーム当初の目的を常に持ち続けて、予算配分を考えるようにするといいでしょう。

やりたいことと予算の折り合いがつかず、何度も業者に足を運んでもらっていると、徐々に申し訳ない気分になり、適当なところで妥協してしまう人がいます。

高い買い物なので、中途半端なところで妥協して後悔するなら、徹底的に相手と話し合い、納得のできるラインに落ち着けることが大切です。

見積もり内容に、削除できる部分はないか何度も確認してみましょう。極力、必要のない工事はしないようにしてもらってください。

不明瞭な点はないようにしたいものです。

もし、1つの業者で適当な結論が得られない場合は、2社、3社と複数の業者から見積もりを取って、比較してみるとよいでしょう。

いくつかの業者と打ち合わせを行えば、予算はもちろんですがプラン内容にも差があることが分かると思います。

こうした内容を比較すれば結果的に自分のケースにあった業者を選択できます。

また、業者を通していろいろな情報を知ることができますから、それまでなかった視点でリフォームの計画を組むことができるようになります。

予算のことを気にせずリフォームできるのが1番ですが、そうもいかないのが現実です。

リフォームしたいのはどこか、どうしてリフォームしたいと考えるに至ったのかを明確にすることで、予算節減のために何を削るべきかがはっきりしてくるでしょう。

そうして費用が予算枠内に収まらなかったとしても、あきらめるのは早計です。

複数業者の相見積もりを取り、さらにどの業者なら安くリフォームしてくれるか、見定めましょう。

それでも想定以下にならない場合は、あきらめて予算額を見直したほうがよさそうです。

他の業者と比較した時に極端に安い見積もりでやってもらえるとしたら、手抜き工事の可能性を疑わなければなりません。

厳しい目線を持って、リフォーム業者を選んでください。