暑~い夏・・・だからこそ今一度、省エネについて考える♪

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2023.07.31

● 暑~い夏・・・だからこそ今一度、省エネについて考える♪

こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)T田です!!

あっという間に梅雨明けしてしまい、連日の猛暑、体に堪える日が続きますが、皆さん元気にお過ごしでしょうか???

この時期は冷たい食べ物や飲み物を欲しがちで体調も崩しがちなので、お体大事にお過ごしくださいね!

さてさて、本日は、家の断熱性能を上げるための各種補助金がこれまでにない盛り上がりを見せていることを受け、改めて“なぜ家の断熱性能を上げることに補助金が出るのか”という点から、元をたどれば…というお話をしてみたいと思います。

補助金がいくらもらえるのか?がクローズアップされがちではありますが、「家の断熱性能を上げる」ことでどんな事が起こるのでしょうか?

→ 寒暖によるエネルギー消費を低減できる (例:エアコン使用頻度が下がる、等) 
→ 一次エネルギー(石油等の化石燃料、ウラン、火力・風力等の自然エネルギー)の消費を低減できる
→ 一次エネルギーを生み出す際に排出される二酸化炭素を低減できる
→ 大気中に留まる二酸化炭素濃度を低減(薄く)できる
→ 炭素ガスの温室効果による地球全体の温暖化の進行を緩慢にできる

そうです!
元をたどると、「地球温暖化の進行を緩やかにする」ための施策なんですね!

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とはいえ温暖化を抑制しましょうって、昔から言われていましたよね・・・
いまさらなぜそんなにクローズアップされるのか?と、思われる方もまだまだいらっしゃるかもしれません。

ですが、思い返してみてください。
ここ最近の災害級の大雨や、伴う土砂災害、酷暑、といったものが、すべて温暖化の影響なんです、と言われるとどうでしょう?

温暖化を何も対策をせずにいると、よりひどい状況になると言われたら・・・?

温暖化による影響は、自然環境のみならず、農業や漁業、経済活動、私たちの健康状態にまで及びます。

温暖化が進む事で大きな極地付近の氷が融けて海面が上がり、小さな島々から冠水しはじめ、住める場所が減っていき、難民も増えることが予想されています。

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また温暖化による大きな気候変動で農業も漁業も大きな影響を受けます。
私たちの食べるものも大きく変更せざるを得なくなる可能性がある事が既にわかっているんですね。

気温が上がり続ける事による気候への影響は補助金のサイトにも以下のように示唆されています。

※住宅省エネキャンペーンサイトより
※住宅省エネキャンペーンサイトより
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/shouene/

極端な言いかたですが、少しでも二酸化炭素を排出している限り、地球表面温度は上がり続けるという事実が存在するようなので、
これ以上の温暖化による様々な悪影響を阻止すべく、2050年には脱炭素の世界にしましょう!という事が2015年パリ協定で締結されたんだそうです。

この協定の画期的な点は、途上国含む全ての参加国に、排出削減の努力を求めている事。

しかも主要排出国を含む多くの国が参加しており、協定締結国だけで世界の温室効果ガス排出量の約86%、159か国・地域をカバーするものとなっているそうです。

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この協定により、世界中で気温上昇を2℃以下(できれば1.5℃以下)に留め、生きて経済活動していける未来を残すべく、様々な取り組みが行われているんですね。

各国の削減目標数値も示されているので、少しでも減らせればいいや、ではなく、「待ったなしで取り組まなくてはならない緊急事案」ということになります。

日本ではそうした意識がまだまだ薄いのは、他の国に比べ政府の認識が遅かったからというのが理由のようです。

ともあれ覚悟をもって全世界規模で取り組まなくてはならない「温暖化の抑制」。

手っ取り早く効果を生み出せそうなのが、家庭のエネルギー消費を削減する事なんだそう。
(またまた補助金サイトより引用しますよ~↓)

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※住宅省エネキャンペーンサイトより
https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/shouene/

このように、日本の家庭におけるエネルギー消費量が全国平均で最も多いのは概ね「暖房」「給湯」の為、脱炭素の取組みとして、まず大きくエネルギー消費する部分を省エネ化する(=断熱性能を向上させる)事で、その二酸化炭素排出量を大きく低減しましょう、というのが、各種補助金が創設された背景にあります。

今まで他人事と思いがちだった「温暖化抑制」の為の様々な取り組みは、自分たちの将来の生活しやすさを死守する為のもの、という事がわかると、少し前向きに取り組めそうかもしれません。

日本の家屋はもともと「夏をむねとすべし」と徒然草にも書かれていたように、鎌倉の昔より通気性のよい家づくりをしてきた為、今回推し進められている「断熱性能」とは反対の仕様の家が大半です。

そういう意味では、皆さん一人ひとりが意識して断熱化に向けた取り組みをする必要がある、という事を是非頭の片隅に置いておいていただけるといいなと思います。

まずは暑い中ですので「適度なエアコンの設定温度」について一人一人考えていただくのもよいかもしれません^^

将来もなんとか過ごせる地球を死守できるよう、みんなで意識して行動してまいりましょう~!!

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