スタッフブログ
2020.05.25
● 今年の干支のお話。←え、今更???と思うことなかれ
皆さん こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)のT田です!!
外出自粛が続いてきた中、ようやく緊急事態宣言も解除されそうな雰囲気の今日この頃、
皆さま心元気にお過ごしでしょうか?
さて、わたくし毎年年初に、今年はどんな年にしたい、といった目標を定めるのと同時に、
どんな年になると言われているのか?を調べるのが常になっておりまして、
改めてこのタイミングで思い出すことがあったので、こちらのコラムにしたためたいと思います。
まず年初に調べたのは「干支」のこと。
今年ってねずみ年…ですよね?^^
と、こう聞くと、皆さんも年賀状に「干支」と書いたことや、今年は「子年」だったよなぁと思い起こしながら、きっとここまで読み進めてくださっているのではと思いますが、正確にいうと、「今年は子年」…というのは「半分正解」という感じ、みたいなんです。
…というのも、今年の正しい「干支」は「庚子(かのえね)」。
ん???と思った方!そうなんです!
皆さんの慣れ親しみある(?!)「子•丑•寅•卯•辰•巳•午…」とそらんじるアレ。
アレ、正しくは「十二支」と言いまして、これに偶数年と奇数年によって「甲•乙•丙•丁•戊…」という十種類の「十干」というものが組み合わさったものが
「(十)干 + (十二)支」=「干支」 と言うんだそう。
私も年初に調べて初めて知ったのですが、この「干支」は組み合わせが全部で60通りもあり、この60通り全てを一周することを「還暦」と呼ぶそうです。
私たちの「60歳を迎えると還暦」というのはここから来ていたんですね٩( ᐛ )وナルホド
さて、話が逸れましたが、この今年の干支である「庚子(かのえね)」はどんな年なのかというと、どうやら子年というのがそもそも「ねずみが子沢山」なことから、繁栄の象徴、という意味はあるそうです。
それに加えて、「十干」が「庚(かのえ)」。
「十干」そのものは、「植物の生まれてから死ぬまで」の循環過程を表しているそうで、中でもこの「庚」の字は、「植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする象形」から生まれたものだそう。
「十二支」はそもそもその起源が分からないほど古く、自然界のあらゆる現象は太陽と月の運行による影響を受けているものと考えられており、その自然界に起こる現象の象徴とも言えるようです。
その影響を人間界の生活にうまく取り入れるべく生まれたのが「陰陽道」であり、そこから「十干」が生まれ、自然界の現象そのままに、その組合せによって互いに影響を与えあっているんだそう。
相性が良く互いの効果を高めあう「干支」の年もあれば、互いを打ち消しあってしまったり、片方をダメにしてしまうような年もあるそうですが、今年の「庚子(かのえね)」は互いを高めあう組合せの年になるそうです。
元々「庚子(かのえね)」とは60年のサイクルの中でも「新たな芽吹きと繁栄の始まり」のタイミングにあたる年で、この年は物事を始めるのにとても良いと言われているそうです。
…が、
ようやくここで、私が思い出した話になるのですが、歴史的騒乱や混乱、また時としてそれまでの常識を覆すようなことが起こる年でもある、と書かれていたこと。
年初に調べた当時は、オリンピックイヤーだからきっと技術革新やら何やら新しい価値観が生まれるのかな…?とふんわり思うだけでしたが、間もなく緊急事態宣言が解消?されそうな今回のこのタイミングになり、改めて、コロナ禍を通し、これまでの社会生活を送る上での価値観がたしかに変わりつつあるのでは?と感じています。
人と人とのコミュニケーションの取り方、働き方、学び方、遊び方、家族のあり方、政治行政の在り方、等々全てが、それぞれ模索し格闘する中で、それでも何とかここまで、がんばって来ましたよね。
これから解決しなければならない問題ももちろん山積みとは思いますが、
きっとこの「禍」を契機として、様々な取り組みや仕組が社会に提示され、取り入れられてくることと思います。
願わくはそのどれもが、できるだけたくさんの人にとって「少しでも多くの幸」を享受させてくれるものであって欲しいと思います。
それではまた〜\(^o^)/