スタッフブログ
2024.10.15
● 防犯リフォームには、CPマークの付いた「防犯建物部品」を!
こんにちは、RESUMの竹之内です。
今回は、改めて防犯のお話です。
やっと朝晩涼しくなり、窓や玄関を開けて風を通しながらおうちの中で過ごしたいところですが、それも少し不安になるような報道があり、何かできることはないだろうかと思われている方も多いと思います。
警察庁発表のデータからは、外部からの侵入者は窓と玄関から入ってくるケースが多いことが分かります。
そこで警察庁、国土交通省、経済産業省が、住宅生産者団体および建物部品関連団体等からなる、官民を横断した「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設置されました。この団体が性能試験を行い、防犯の機能を有すると評価された商品にはCPマークの使用が認められ、「防犯建物部品」と呼ぶことができます。
窓はとりあえず強化ガラスだし、ロックの周りに防犯フィルムを張って、買ってきた補助錠を付けたから大丈夫!と思っていませんか?
警察庁のホームページに掲載されている実験映像を見ていただくと、「防犯建物部品」とそうでないものでは、侵入までの時間にかなりの差があることが分かります。
はっきり言ってしまうと、「防犯建物部品」ではないフィルムもガラスも、簡単に破られてしまうのです!
警察庁 住まいる防犯110番
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_b/b_d_2.html
防犯フィルムは厚みや素材の基準を満たしたものを全面に貼り、窓も飛散防止を目的とするものではなく防犯を目的とするものを選ぶことが大事なのですね。
玄関ドアも、防犯性能なしのものはバールでこじ開けるとものの数分で開けられてしまいます。逆に、ほんの少し形が違うだけのような「防犯建物部品」の鍵だとなかなか開けられません。
警察庁 住まいる防犯110番
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_b/b_d_3.html
家のどこが防犯ポイントになるかを家族で話し合い確認することが必要です。
LIXIL 今こそ、防犯
https://www.lixil.co.jp/lineup/s/bouhanrf/
家の立地や家族構成、防犯と防災の優先順位など、ご家庭ごとに事情が違いますので、どうすればいいのかなと迷われたら、お気軽に私どもにご相談ください。ご家族が安心して過ごせるおうちづくりをお手伝いします。