スタッフブログ
2019.12.11
● もういくつ寝ると…楽しいばかりじゃない?! クリスマスっぽいお話♪
こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)のT田です!!
いよいよ12月に突入!
…ですが、寒~い日が続くわけでもなく、暖かな日もあり…、と、体調のバランスを保つのが大変な日が続きますが、皆さまは元気にお過ごしでしょうか?
私は何をするでもなく5月の令和から、あっという間に12月になってしまったように感じてるんですが、
きっと年末までは、さらにさらに加速度的な速さ(笑)で、過ぎていってしまいそうな予感TTの今日この頃です…
さてそんな中、12月は世間的にも楽し気なイベントが沢山!ですよね^^
その最たるものはクリスマスなんじゃないかと思うんですが、皆さんはどうお過ごしになりますか???
我が家は無宗教なので、小さい頃からこれといった大々的なイベントは無く…(苦笑)
唯一それらしかったのは、クリスマスケーキを食べ、ささやかなプレゼントがもらえた…という事。
そういう意味では”なんだかうれしい事がある日”という印象ですし、
大人になった今でも、特にお祝いのような催しはしないですが、ケーキや骨付きチキンを食べる、という”ちょっとだけそれっぽい?”気分を味わう程度の過ごし方はしています(^^;
となると、本場(勝手なイメージで西洋地域?)のほうでは、どんなクリスマスを過ごすのかな?と調べてみると、なかなか面白かったのが、幼い子供たちの教育の機会になっていそうな国がある事!
“良い子にしていればプレゼントを置いて行ってくれる”というハッピーな印象の強いクリスマスですが、ところ変われば風習も変わる!
アイスランドやオーストリア、ドイツなんかでは、プレゼントを置いていってくれる“良い(=ホワイト)サンタさん”だけでなく、悪い、あるいは怠けた行いをする者に罰を与えたり、食べてしまう、という“残忍?!な(=ブラック)サンタさん”的な役割のキャラも存在するようなんです。
この“怠けた行いをする者(=怠け者)~”のくだり、日本人の方だと、どこかで聞き覚え、ありませんか???
そう!
秋田県男鹿半島の伝統民俗行事「なまはげ」ですね^^
この秋田のなまはげ行事は、クリスマスではなく年末(12月31日)か1月15日の夜に行われるそうなんですが、持っている役割としてはまさに欧州のブラックサンタさんたちに相通ずるものがありそうです。↓
■なまはげ:囲炉裏にあたってばかりいるような怠け者にできる火傷(←多分低温火傷)の痕(なもみ)を剥ぐ(‼)事で懲らしめ、真面目な人間に改心させる
■欧州のブラックサンタたち:
[アイスランド]
時間通りにやるべき事を終わらせられない子供や労働者は、巨大な魔女や猫が食べてしまうので、そうならないように改心させる。
[欧州諸国]
頭に角の生えた半山羊、半悪魔的な人間の姿をし、蹄を手に、聞き分けのない子供を罰する事で改心させる。
[ドイツ、オーストリア]
クリスマスシーズンの12日間(日本だと、クリスマスから仕事始め頃までのイメージ)に信心深い魔女が人々の家を訪れ、怠け者や邪悪な人間の内臓を引きずり出し((゚Д゚;))、代わりにゴミに置き換えてしまうので、そうならないように改心させる。
いかがですか?!
このように、怠けたり、悪い事をしてはダメですよ~、という教育的な意味合いを持ったキャラの登場する行事が、この年末~年明けの期間に、世界各地で行われているのが、個人的にはとても興味深いところです。^^
今更ながら、学生の時にこうした民俗学的な観点からの学習もしておけばよかったなと思います…!><。
もっと言えば、世界中、日本各地にも、“その地域ならでは”、“その時期ならでは”の行事が数多あり、中には教育的な観点のみならず、地域に根差した深い意味あいを持つものも多い事と思います。
その土着的なあれこれも含め、私たちの祖先が育み醸成してきた文化・風土を、未来に向けてどう生かし、進化・継承させていくのか?
「今」を生きる私たちには、“これまで培われてきた事”をないがしろにせずして進化する、という、高度な文化的成長をも、きっと求められているんじゃなかろうか?と思います。
そういう観点でクリスマスを改めて見てみると、年改まろうかというこの時期に、何が大切な事なのかをいま一度振り返り、自身を見つめなおす期間、ともとれるのではないでしょうか?!
そういう意味でも、欧米ではクリスマスを家族と過ごすのがオーソドクスな過ごし方というのもうなずけます。
私も今年のクリスマスは、ただ家族と過ごすだけでなく、親に電話などしてみようかな?!
皆さんも、大切な方々と、心温かに過ごされますように♪
ではまた~!(^^)/