スタッフコラム
2017.10.10
● 便利さの先に見え隠れするのは…楽(ラク)かコワさか?
こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)のトダです!!
ようやく夏らしさが落ち着いてきましたね。
今日なんか上着が無いと風邪ひきそうな陽気ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、ここ最近ちょっと気になっていることをそこはかとなく書き綴ります!
ここ最近、、、といっても、このワードを気にするようになったのは恐らくここ数年のことになるでしょうか。
それは、IoT(Internet of Things)。
家電が、ネットとつながって、制御できるようになったり、あるいはAI(人工知能)搭載によって、自己制御できるようになり始めてますよね。
それのことです。
例えばスイッチに触れずして照明の点け消しが出来たり、冷蔵庫の中にあるものを把握して、メニューを提案してくれたり人がいるところのエアコンだけ稼働させたり…。
便利!といえば、そうなのかもしれないけれど、果たしてそんなことまで自動で(家電等に)やってもらう必要があるのか?
…と思いつつ、人はより便利で、よりサービス過多な方向にしか開発を進めないので、致し方ないのかな、と寂しさの入り混じった気持ちでおります。
人が自分で考えなくとも、モノが提案してくれる。
自分で考える必要が無いので、その浮いた時間を、他のことをする時間に充てられると言えば、聞こえは良いかもしれませんが、これまで自分の頭を使って考えていたことをモノに任せることが、必ずしも、「よりクリエイティブ」な方面にばかり向くわけではなく、より怠慢な方面に向かう可能性もあるわけで…。
良い面もあるけれど、その反面、その考える事が減っていった人(ヒト)はどうなるんだろ?と一抹の怖さを感じてしまうのです。
AIによってより高度な判断が可能になる近未来。
反して考える機会が減っていく(一部の?)人。
AIによって、人間が逆に統制されているかのような世界も、あながち映画(アイ・ロボット等)だけの話ではなく、現実に迫ってきているのかもしれないと感じます。
まして、いまや自分の体にマイクロチップを埋め込み、あらゆるセンサー的な機能を「身にまとう」のではなく、まさに「身につけた」人たちもたくさんいますしね…!(@_@;)
より機械的(機能的?)で、ロボティクスな方面に進むことが、より先進的である…というよりは、自ら好んでAIによって統制される世界に飛び込んでいるかのような印象です。
もちろん、世の中にはその時代の先端をいくスピードとは真逆に逆行する勢力も必ず存在するので、ますます世の文明の二極化が進むことは間違いありません。
そんな中、中庸を好む私たち日本人は、長いものに巻かれるように統制される世界に飲み込まれていくのか、あるいは時代と逆行するように古き良き時代に戻る方向に向かうのか…。
本当の意味で、「自分で情報を取捨選択し、自分で決める」という「強い心」が必要な世の中になってくるのだなと思っています。
さてさて…このわたくしの憂慮を、『信じるか信じないかは、あなた次第デス!』^皿^