スタッフコラム
2018.08.09
● 猛暑の夏は、スズメバチにもご用心。
こんにちは、RESUMの竹之内です。
夏は暑いものとはいえ、今年の夏は正に「猛暑」。ニュースキャスターから「躊躇なくエアコンを使いましょう」なんて言われること、これまでなかったですよね。
気温が高すぎると蚊の動きが鈍るそうですが、逆に活動が活発になるのがスズメバチだとか。
(画像は東京都中野区HPより http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/475000/d001737.html)
スズメバチは4月頃から女王バチが1匹で巣を作り始めています。1匹で巣を完成させ、働きバチを産んで育てますが、梅雨の時期には条件が悪くて、巣作りや子育てに失敗するハチも多く、集団での活動が活発になるのが夏の終わりから秋になります。ところが今年の様に梅雨が短いと、巣作りや子育てに失敗する確率が減り、この時期から活発に活動しているようなのです。
(画像は東京都福祉保健局HPより http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/suzumebachi.html)
住宅街に巣を作るスズメバチも増えていて、庭に植えられた果実や空き缶に残ったジュース、生ごみなどを餌としますので要注意です。実は私が住むマンションでも中庭にスズメバチが出没し、掃除業者の方が「追いかけられて怖かったから気をつけてね。」と話していました。近くの空き家に巣があるらしいのですが、私有地なので確認もできないそうです。
(画像は東京都福祉保健局HPより http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/eisei/yomimono/nezukon/suzumebachi.html)
作り始めの女王バチしかいない巣なら自分で対処も可能かもしれませんが(それでもかなり怖いですね)、その時点で気付くことは難しく、今の時期の活発に動くスズメバチはとても危険なので、もしご心配なことがあればお住まいの自治体に相談されることをおすすめします。
スズメバチが巣を作るのは雨風をしのげる軒下や屋根裏、倉庫や木の幹の中、密集した植栽の中などで、オオスズメバチは土の中にも巣を作ることもあります。使われていない換気口や屋根裏に抜ける隙間など、入り込まれたら嫌だけど、もしかしたら・・・と思われる場所はありませんか?気になる場所がある場合にはお気軽にご相談ください。