ガラスを替えると夏涼しく冬あたたかに?!“窓”で叶える快適生活☆-3

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2022.09.06

● ガラスを替えると夏涼しく冬あたたかに?!“窓”で叶える快適生活☆-3

こんにちは!リフォームのリズム(RESUM)のT田です!!

いよいよ9月になりましたが…。
今年は、体温よりもはるかに暑い40度以上の日が「酷暑日」と命名される、なんていう嬉しくないニュースもあり、なかなかに体にキツイ夏でしたね…(=_=)

ここ最近は、だいぶ暑さもゆるみ、過ごしやすい気温になってきたので、もう過去形で話してしまっている私です…(^^;

皆さまにおかれましても、なんとか元気にお過ごしのことと存じます!

さて今日は、
電力をさほどかけずに済む(≒エネルギーを無駄に使わない)、夏涼しく、冬あたたかく過ごすための、身近なところで実現可能な“SDGs商材”のお話し第3弾(完結編)です。

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前々回(3月)、前回(6月)と、家への熱の出入りを左右する「窓の大きさ」と、「窓サッシの材質」についてお話ししましたが、今回は「窓ガラス」のお話になります。

前回“築1年以上10年未満の戸建住宅に居住する約1200人を対象とした「家の電気代」に関する調査結果”で、
“電気代が高くなったと思わない理由”のひとつに、「窓ガラスが二重または二重サッシ」である、と挙げられていました。

二重サッシとは、前々回(3月)お話しした内窓や外窓のように、現在使っている窓にもう一つの窓サッシを取り付ける事でしたね。

二重ガラスとは、ペアガラス、複層ガラスとも呼ばれ、2層のガラスで一つの窓ガラスを形成したものを言います。(一部3~5層というものもありますが、今回は割愛します)

この2層のガラスとガラスの間には、乾いたガスや空気が入っていて、この層により、断熱性能が上がります。

最近の新築戸建では昔と比べ、建てる際の省エネ基準が厳格化されている事から、Low-E複層ガラスと呼ばれる二重ガラスが標準的についているそうです。
(※Low-Eガラス:スズや銀の特殊な金属膜をコーティングした複層ガラス用のガラス。
冬場の断熱性を重視した「断熱タイプ」と、夏場の遮熱性を重視した「遮熱タイプ」があります。)

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前回の築1~10年未満の戸建住居に居住の方向けの調査結果でも、“窓ガラスが二重~”と答える方が断熱効果を感じてらっしゃるのは、当然とも言えるかもしれません。

さて前回、熱の出入り割合は、窓の枠(サッシ)と、使われているガラスとの「熱の通しやすさ(=熱伝導率)」によって大きく変わります、とお話ししました。

では、窓の種類による違いだけで、どの程度の断熱性能に違いが出るのでしょうか???

ガラスが一般的な一枚(板)ガラス(製造工程から”フロートガラス”とも呼ばれます)の場合、その熱の通しやすさは「良い」、つまり断熱性能は低い(=エネルギー消費量が大きい)ということでした。

ではどのくらい低いのか???
それを比較できる、”熱貫流率(U値)”というものがあるのですが、この数値も、大きいほど断熱性能が低いという事になります。
一般的な3㎜ガラスの場合、およそ6.0 と言われています。

一般的な住宅の壁はこのU値が0.2~1.5という事からも、いかに窓から熱が出入りしているかが分かりますね(´・ω・`)

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これを複層ガラスにすることで、断熱性能はよくなるのですが、”ガラスとガラスの間(中空層)に入るものが何か”によっても、さらに違いが出るそうですよ^^

最も断熱性能が高いのが真空を挟んだガラスでU値は1.0~1.4!

一枚板ガラスと比較するとおよそ4倍、一般的な複層ガラスと比較しても、およそ2倍の断熱性能となりそうです。

続いて、ガスが封入されたもの(U値2.1~2.3)、空気が封入されたもの(U値2.5~3.4)…と続きます。

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ガスや空気が封入されたものは、その層の厚みが厚いほうが断熱性能は良いそうですが、12㎜程度を境に、効果は頭打ちになるそう。

だからといって、効果を最大限感じる為に、空気やガスの中空層を12㎜、ガラスの厚み3㎜ずつの計18㎜とした場合、既存のサッシに対して”厚すぎ”てしまい、”窓だけの交換”は難しいことも多いようです。

そうなると、サッシごと交換…となり工事も少し大掛かりにはなってしまいます…。

…がそれでも、”サッシ+ガラス”の組合せによる省エネ性能UPで、冷暖房負担額が減るのは、物価やエネルギー料金が高騰している今、決して高くないのでは?とも思います。

さてでは、最も効果の高い真空層の複層ガラスにした場合は…というと、真空の層は薄くても効果を発揮することから、一枚板ガラスとほぼ変わらない厚み(6.2㎜)なんだそう。

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このため、リフォームの際は、サッシは既存のものを利用し、ガラス交換のみを行えることもままあるそうで、ガラスの交換だけという気軽さで、断熱性能の大幅な向上が見込めるのは大きなメリットですよね。

ただ、真空ガラスは性能が良い分、ネックとなるのがそのお値段…。

効果が確かな分、一般的なガラスと比べお高め…とは思いますが、省エネ性能が上がり、年間の冷暖房負担額が40%も下がる!らしいんです!( ゚Д゚)なんと!真空すごい!

これは家計にも嬉しい大きな効果ですよね!^^

「(冷暖房での)エネルギー消費量を減らす=負担額が減らせる」ことで
・地球にやさしく(SDGs)、かつ、
・家族が快適に過ごせる…(かつ、お財布にもやさしくなる)
…そんな我が家が実現できますよ♪

暑さ、寒さは過ぎてしまえば、なんとかやり過ごせた、と過去の経験として忘れてしまいがちかもしれませんが、
快適な気温の中で暮らす事は、暮らしの満足度や、身体の健康に与える影響がとても大きいそうです。

ですので、今だけでなく、長い目で見て効果を感じられるこの”窓で叶える”快適な暮らしを、是非ご検討されてみてはいかがでしょうか♪

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ということで、三部作終了~!

また次回まで皆さま健やかにお過ごしくださいね~^^

気候変動に具体的な対策を!
エネルギー消費を抑えつつ、笑顔あふれる快適な暮らしを♪

RESUMリズム(リフォーム事業部)

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