スタッフブログ
2019.08.02
● あこがれの吹き抜け、大きな窓・・・理想のお家を実現するために。
こんにちは、RESUMの竹之内です。
いよいよ夏本番、太陽がまぶしく、外に出るだけで汗ばむ日本の夏が始まりましたね。熱中症予防のために、家の中にいてもエアコンを使うようにと、ニュースで注意を促すこともあるくらい、一昔前とは別次元の暑さに見舞われることも少なくありません。
数十年前・・・私が子供の頃は、朝夕窓を開けていれば外から涼しい風が入ってきたものですが、ここ数年でしょうか、朝からムッとする熱い空気が入ってきてしまい、開けた窓をまた閉めて、エアコンをつけるということがよくあります。
最近は新築、リフォームに関わらず、開放感があり、風通しの良いイメージもある吹き抜けや開口部の大きい窓を希望されるお客様も多いのですが、ご自宅に取り入れる際にはぜひ熱効率も併せてご検討ください。
通常、暖かい空気は軽いので上にたまり、冷たい空気は下にたまります。つまり、吹き抜けの2階には暖かい空気が、下には冷たい空気がたまりがちになるのです。吹き抜け部分に1階から2階まで続くような大きな窓をつけた場合には、日光が直接降り注いだり冬は冷気が窓一面から家を冷やしてしまったりといった家の外側からの影響も受けやすくなります。
夏の住宅展示場などで冬の冷気は考えにくいかもしれませんが、夏場は冷房が効いて快適な1階リビングも、冬場は足元の暖房器具なしではつらい場所になってしまうかもしれないのです。逆にいうと、夏の2階は熱気がこもりやすく、冬の2階は比較的暖房が効きやすくなります。
家の中で空気の循環を生み出すために天井にシーリングファンを取りつける例も多くあります。開放感のある天井に素敵な照明やおしゃれなファン、想像するだけでも楽しいですよね。ただ、高所に取り付けることになるので、こまめにお掃除をしたいという方はお掃除方法の確認をお忘れなく。
吹き抜けや大きな窓を快適に取り入れるためには、風の通り道を作る、逆に吹き抜け部分に透明な仕切りを入れて開放感を保ちつつ空間を区切る、また熱の抜け道となる天窓を作るなど、家の間取りや窓の向きによってどのような空気の通り道を作ればよいのかを、設計の際に確認することをおすすめします。大きな窓には断熱性やUVカット性能を持つガラスの使用も効果的です。
風の通り道を作ってくれる天窓。最近は雨を感知して自動で閉まったり、ガラスにブラインドが入っていて光を調節できるタイプもあります。
一年中快適で、帰ってくるとホッとする我が家を実現するために、施工実績3,800件超(2010年~)の私どもRESUMにぜひご相談ください。