失敗しない!キッチンリフォームのポイント

失敗しない!キッチンリフォーム ポイント・費用・期間総まとめ

キッチンを使い始めて15年ほど経つ、設備の故障が最近多い、排水管の水漏れやつまりが頻繁に起こる…。こんな症状が気になり始めたら、そろそろリフォームのタイミングです。

まだ使えるから…と後回しにしていると、さらに劣化が進んでしまい、当初よりもリフォーム費用が高額になったり修復が難しくなったりする可能性もあります。良きタイミングでリフォームに取りかかれるよう、あらかじめ準備をしておきましょう。

今回は、キッチンリフォームを失敗しないために知っておきたいリフォームのポイントやかかる費用、期間をまとめてご紹介します。

コラムのポイント

・キッチンリフォームを始める前に、不満と改善点の書き出しをし、間取りの検討をした上で計画を立てていきましょう。
・キッチンリフォームを進めるときは、暮らしに合わせたシステムキッチンを選ぶ、作業スペースをしっかりと確保しておく、使う頻度に合わせて収納スペースを考え新しくパントリーを設置する、などのポイントをおさえた上で進めていきましょう。
・いつまでも美味しい料理を作り続けられるよう、後悔のないキッチンリフォーム計画を進めていきましょう。

 


 

◼キッチンリフォームを始める前に…

キッチンリフォームを始める前に…

キッチンリフォームを始める前に、あらかじめやっておきたいことがいくつかあります。

不満と改善点の書き出しをする

現在のキッチンについて、どこに不満があるのか、何が使いにくいのかなどの不満点をまずはまとめましょう。その上で、どう改善すればもっと使いやすくなるのかも合わせて考えていきます。

現状がしっかりと把握できていれば、何を改善していけば良いのかという計画を立てることができます。リフォームをして、どんなキッチンになったら嬉しいのか、どうなりたいのか、を明確にしていきましょう。

間取りの検討をする

どんなシステムキッチンを使いたいのか、どのくらいの広さにしたいのか、といった間取りを考えましょう。それによって、大掛かりなリフォームになるのか設備を部分的に入れ替えるだけのリフォームになるのかが変わってきます。

間取りはよく分からない…という時は、ショールームに足を運んだりカタログを取り寄せたりしてみると良いでしょう。

動線の検討をする

使いやすいキッチンになるかどうかは、動線にかかっていると言っても過言ではありません。キッチンで主に使うコンロやシンク、冷蔵庫の距離は、以下の距離が最適と言われています。

コンロからシンクの距離… 120cm~180cm
シンクから冷蔵庫の距離… 120cm~210cm
冷蔵庫からコンロの距離… 120cm~270cm

無駄な動きなく、スムーズに料理をするためにも、キッチンの形状に合わせた動線を考えておきましょう。打ち合わせ時、女性プランナーにアドバイスをもらえば、暮らしに寄り添った動線を考えることができます。

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◼リフォームのポイント

リフォームのポイント

失敗しないリフォームをするためにも、以下のポイントをおさえておきましょう。

暮らしに合わせたシステムキッチンを選ぶ

キッチンのレイアウトは、大きく3タイプに分けられます。自分や家族が使いやすいもの、家族の理想に合うものを選ぶようにしましょう。

タイプ① クローズドタイプ

リビングやダイニングから離れた、独立したタイプのキッチンのことをクローズタイプと言います。

キッチンだけのスペースなので、煙や油の匂いが部屋に広がることなく、料理に集中することができます。キッチンとリビングが離れるため、配膳や片付けが負担にならないような動線を考えることが大切です。

タイプ② オープンタイプ

キッチンとリビング、ダイニングが同じ空間にあるものをオープンタイプのキッチンと言います。アイランド型やペニンシュラ型のキッチンがこれに当てはまります。

家族の様子を見ながら料理をしたり、家族と一緒にキッチンに立ったりすることができます。食卓がそばにあるため、配膳や片付けがスムーズにでき、効率良く家事を進めていくことができます。

タイプ③ セミオープンタイプ

システムキッチンや吊り下げ戸棚で仕切られたものをセミオープンタイプと言います。キッチンの向きによって、I型やL型がこれに当てはまります。

リビングから目隠しができるので、生活感をあまり出したくない、適度に空間を区切って料理に集中したい、という方によく選ばれています。

タイプ③ セミオープンタイプ

作業スペースをしっかりと確保しておく

作業スペースは、料理中に下ごしらえをする、盛り付けをする、といった用途以外にもたくさん使います。買ってきた食材を片付けたり掃除をしたりするので、広めに確保しておきましょう。

昔のシステムキッチンに比べると、今は作業スペースが格段に広いものが増えてきています。のびのびと使いやすいものを選ぶようにしましょう。

使う頻度に合わせて収納スペースを考えていく

収納スペースは、多ければ多いほどいい、というわけではありません。使う頻度によって収納スペースを造ることが大切です。

腰の高さは、女性が楽に出し入れができる高さです。使用頻度が高いお椀やお皿を収納できるスペースを設けましょう。手を上げたり脚立や踏み台を使ったりする必要がある、目線よりも上の高さには、あまり重量のない使う季節が限られたものを収納するスペースを造ります。

しゃがんで使う目線より下の部分には、重く大きいホットプレートや頻繁には使わない重箱などを収納するスペースを設けましょう。頻度に合わせてあらかじめ収納を考えておくことで、片付きやすく使い勝手の良い収納スペースを造ることができます。

新しくパントリーを設置する

常温の食品や飲み物などを保管できる保管庫のことを、パントリーと言います。食品以外にもキッチン家電や食器などを収納することができます。パントリーがあれば、収納スペースに入りきらないものや緊急時に備えた食品もしっかりとストックできるのでとても便利です。

玄関から行き来しやすい場所に設置し、棚は30~45cmの奥行きの可動式にしておくと使いやすくなります。湿気がこもりやすくなるので、換気できるように設備を整えておきましょう。

◼キッチンリフォームにかかる期間と費用

キッチンリフォームにかかる期間と費用

大きく設備を入れ替えたり間取りを変更したりするキッチンリフォームをする場合、水道工事や電気工事が必要になるため、工事にかかる費用と期間が大きく変わってきます。

リフォームにかかる期間

設備を入れ変えるものであれば2、3日で終えることができます。間取りを変更して床材を張り替えたり、給排水の配管や換気のためのダクトの工事をしたりすると1ヶ月以上かかることもあります。

リフォームにかかる費用

どの範囲のリフォームをするのか、どんな設備を投入するのかによって費用は変わりますが、50万円前後からリフォームはすることができます。

〜50万円

ガスコンロの本体価格が5万円前後、オーブンの本体価格が10万円前後なので、設備を入れ変えるリフォームであれば、本体価格に工事費用を合わせて50万円かからず工事ができます。設備本体のグレードによって費用は前後します。

50〜100万円

現在使っているシステムキッチンを撤去して、新しいシステムキッチンを設置する場合、50〜100万円ほどかかります。本体価格と工事費用だけでなく、古いシステムキッチンの撤去費用、床や壁の補修費用、電気ガスの配線工事、水道工事なども必要になるため、この価格帯になります。

100万円〜

壁付けのキッチンをアイランド型にする、キッチンを今の場所から大きく移動する、などの場合は大掛かりな工事になるため、この価格帯になります。費用はかかりますが希望通りに一新されるため、満足度の高いキッチンにすることができます。

キッチンのリフォーム実例はこちらから

◼キッチンリフォームを失敗しないために…

キッチンリフォームを失敗しないために…

毎日長時間を過ごし、家族の健康を司るキッチン。できればいつまでも、綺麗で快適な空間を保ちたいですよね。いつまでも美味しい料理を作り続けられるよう、失敗のないキッチンリフォーム計画を進めましょう

これからキッチンリフォームを考えているという方は、現在のご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランをご提案させていただきます。

ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。

お気軽にお問い合わせください。

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監修者情報

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日東エネルギー株式会社

私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。

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保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号