きっかけはこんなところ。キッチンのリフォームを考える。–関東–
ふと感じるキッチンリフォームの必要性。とはいえ、具体的にどこかが壊れているわけではないし、まだ使えるし…となると、リフォームした方がいいのかがわからないですよね。
キッチンリフォームは、『思い立った時が最適な時期』ということを意外と多くの人が経験しています。そのきっかけをうまく活かすことで、満足度の高いキッチンリフォームをすすめていくことができます。
今回は、キッチンリフォームを思い立ったきっかけや判断基準を、まとめてみてみましょう。
コラムのポイント
・設備全体の劣化や蓄積した汚れが気になる場合、使い勝手が悪くなった時など思い立った時がキッチンリフォームのタイミングです。
・築年数やキッチン設備の耐用年数などを参考に、キッチンリフォームを行いましょう。目安は、築15~20年です。
・適切な時期にキッチンリフォームを行い、安心して使うことができる心地よいキッチンを保ちましょう。
◼ キッチンリフォームを思い立ったきっかけ
コンロに火がつかなくなった、ワークトップに亀裂が入っている、家族構成が変わったためキッチンの形状を変えたい…。キッチンリフォームを思い立ったきっかけは、どのようなものがあるのでしょうか。
・キッチン設備全体の劣化
かなりの築年数を超えてくると、キッチン設備全体の老朽化が気になってきます。蛇口の水漏れや、排水溝のつまりや異臭は老朽化からくるものです。 これらのシンク回りの汚れや老朽化は、湿気やカビ、菌を繁殖しやすいため、さらなる損傷や老朽化を招く恐れがあります。
特に水漏れなどによって発生するカビは、湿度が高い場所で繁殖しやすくなります。キッチン下のフローリングなど、 水漏れを放置したり配管を詰まらせていたりすることで悪化する原因にもなります。
・蓄積した汚れ
毎日綺麗に掃除をしていても、年々しつこい油汚れやサビ、ぬめりなどは落ちにくくなっていきます。 また、油や調味料、料理をこぼしたままにして汚れを落とさずにいると、腐食の原因にもなります。 コンロ回りであれば、火が点きにくかったり、汚れにコンロの火が飛んで発火したりする恐れもあります。
蓄積した汚れは、見た目に影響があるだけでなく、事故にもつながる恐れがあるのです。
・使い勝手
昔はちょうどいいと思っていたキッチンの高さも、歳を重ねていくごとにだんだんと使いにくくなったり、収納場所に不便を感じるようになってきたりします。 また、以前は両親が主に調理をしていたものの、最近では娘が主に調理をするようになったという場合も、使い勝手が違うために使いにくさを感じることがあります。
使い勝手の悪さを感じながの日々の調理は、ストレスとなりキッチンに立つこと自体が億劫になってくることもあります。 なんだか調理がしにくい、使い勝手が悪い、と感じたらキッチンリフォームを考えましょう。
◼ キッチンリフォームの判断基準は?
キッチンのそれぞれの設備は、耐用年数があります。使い方によって多少の前後はありますが、耐用年数と現状とを合わせてキッチンリフォームの必要性を判断しましょう。
・IHクッキングヒーターの場合
交換は、設置から8年~15年程度が目安です。多くのメーカーが、耐用年数は約10年と記載していますが、これは交換部品の保持期間が生産終了から8年程度が理由です。
・ガラス面にヒビが入った、割れた、
・IHクッキングヒーターを使うとブレーカーがよく落ちるようになった
・モーター音が大きくなった
・電源が入らない
・温度調節ができない
といったような症状が見られ始めたら、耐用年数が経っていなくても交換、キッチンリフォームをしましょう。
・コンロの場合
交換は、設置から10~15年程度が目安です。壊れていない場合は使い続けることもできますが、ガスコンロも古くなってくると修理や交換するための部品がないことがあります。
・ガスコンロの火が付かない、付いてもすぐに火が消える
・モーターの異音がする
・点火してもしばらくすると勝手に火が消える
・不完全燃焼する
・ガス臭い
といったような症状もキッチンリフォームのきっかけとして挙げられます。
・レンジフードの場合
レンジフードとは、コンロやIHの上についているステンレスで囲まれた換気扇のことです。交換は、設置から10年程度が目安です。
・レンジフード周りの天井や壁の汚れがひどい
・モーターやファンの異音がする
・振動がある
なども気をつけて見ておきましょう。
・シンクの場合
シンク内だけの劣化や損傷が激しくても、ワークトップやIHなどと一体になったものが多いため、シンクのみを交換することは難しくなります。
・サビがひどくなってきた
・汚れが落ちにくくなってきた
・磨いてもくすみが取れない
といった症状とともに、ワークトップ全体も含めてキッチンリフォームするのかを検討しましょう。場合によっては対応できる可能性もあるので、専門業者に確認するようにしましょう。
・ワークトップの場合
ワークトップとは、シンクとコンロの間にある調理をする場所のことです。ここは食材の下ごしらえをしたり、調理をしたり様々なことをするためどうしても傷がつきやすい部分でもあります。
・重たいものを落として欠けたり凹んだりしてしまった
・熱いものを置いて変色してしまった
・カビやサビが落ちなくなってきた
・汚れや傷がひどくなってきた
傷や汚れが気になるだけでなく、調理のしやすさに影響がある場合は早めのキッチンリフォームを行いましょう。基本的に、天板は汚れや湿気、熱などには強い材質ですがひどい汚れは衛生面にも影響を及ぼします。
◼ キッチンリフォームにオススメの時期
キッチンリフォームには適した時期があります。
・築年数から考える
キッチンリフォームをする目安は、築15~20年です。先ほどの各設備の耐用年数と合わせてみても、 築15~20年経てば全体的に老朽化が進み、様々な不具合が出ているでしょう。
築年数とともに、設備の耐用年数やキッチンの状態を鑑みて、必要に応じてキッチンリフォームをしていきましょう。
・季節から考える
築年数や設備の不具合という点で見て、キッチンをリフォームするのであれば行う季節も重視しましょう。
気候が安定した時期は多くの人がリフォームを考えるため、予約が取りにくくなかなか作業を進められない場合があります。 かといって予約がスムーズに取れたとしても、気候の安定しない梅雨や降雪、台風上陸などの時期は、どうしても建材の配送遅れや工事自体の中止などが生じる可能性もあります。
早めに計画を立て、できるだけ気候の安定した時期に行うようにしましょう。
◼ 心地よくキッチンを使い続けるために
キッチンリフォームをすることで、新たなキッチンを気持ち良く使うことができます。新しいキッチンは、どんどん使いたくなりますし料理そのものが楽しくなりますよね。
また、無理に古い設備を使い続けることから生じるリスクを避けることもできます。
そろそろキッチンリフォームかな…と思ったら、快適で安全に生活を送るためにも、リフォーム計画を進めていきましょう。
これからキッチンのリフォームを考えているという方は、キッチンに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。 私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。 間取り変更を伴うようなキッチンリフォームも、ご予算やライフスタイル・動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
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