リフォーム時に選びたいトイレタイルの種類とは?

トイレの床には様々な素材が使用されますが、これからリフォームするのであればおすすめしたい素材はタイルです。タイルは他の素材と比較すると耐久性もありますし、汚れも落としやすい性質を持ってます。

そんなタイルにも使用する素材によっていくつかの種類があります。それぞれどのような特徴があるのか、どの素材を選ぶのが良いのかについてまとめています。

これからトイレのリフォームをしようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 


 

陶器タイルの特徴

陶器タイルはその名前の通り、陶器で作られているタイルです。汚れがついてしまったとしても染みにくく、掃除の際に汚れを落としやすいのが大きな魅力です。

トイレは毎日使用するものですし、汚れがつきやすい部分です。ですが汚れをそのままにしておくと衛生的によくありませんので、掃除のしやすさというのは非常に大切なポイントであり、その点からすると陶器タイルはとても魅力的な素材です。

その一方で強度の面から言うと、磁器タイルと比較すると強度は低くなります。費用もそれなりにかかりますので、そう何度もリフォーム出来るものでもありません。

使用していてすぐに傷んできてしまったり、ひびが入ってきてしまったりするようでは困ります。陶器タイルを選択する場合には、強度の面は大丈夫なのかということをきちんと考えておく必要があります。

磁器タイルの特徴

磁器タイルは、粘土の混ざった素材を1300℃前後の高温で焼いたタイルのことを言います。様々な種類があるタイルの中でも吸水率が非常に低いタイルで、その吸水率は1%未満であると言われています。

誤って水分が飛んでしまってもそれが浸み込むことはほとんどありませんし、汚れも浸み込まないのですぐに掃除をすれば簡単に落とすことが出来ます。

トイレの床に使用する素材は、汚れにくいといのはとても重要なポイントとなりますので、掃除のしやすさを重視したいという方には非常におすすめの素材です。そして密度が高く非常に固いので耐久性が高く、磨耗もしにくい丈夫なタイルです。叩くと金属音のような音がするのが大きな特徴です。

磁器タイルはひんやりした感触も特徴となりますので、足の冷えやすい方などはマットを引くなど自分なりに工夫して使用する必要があります。

フロアタイルの特徴

フロアタイルとは硬質塩化ビニル素材で作られているタイルです。柔らかい素材ですので他の2つのタイルに比べると傷つきやすく耐久性がやや低いというデメリットがあります。

ですがその分張り替えるのは簡単ですので、リフォームなど工事をする際にはより簡単な工事で済みます。カットも簡単にできるので、レイアウトや配置に合わせて細かくデザインを変えて利用することができます。

そしてフロアタイルは費用がとても安いので、かかる費用を抑えたいという方にはおすすめのタイルです。また、近年では表面のデザインに色々なものが出ていて、木目調のものや大理石のような風合いのようなものがあります。

硬質の塩化ビニルで出来ているのでその質感は非常に本物に近いものとなっており、低価格でありながらも高級感のある風合いが出せるというのは大きな魅力です。さらには耐水性が非常に高いタイルですので、汚れが浸透しにくく掃除もしやすくなっています。

まとめ

トイレをリフォームする際には様々な素材からどれを利用するかを選択することになります。汚れがつきやすく、衛生面を保っておきたい場所であるからこそ、掃除のしやすいタイルを選ぶことをおすすめします。

そしてタイルの中でも色々な素材のものがありますので、それぞれの特徴をきちんと知った上で自分にとってはどの素材のものが良いのかを考えて選択するようにしましょう。

たかがタイルと思われるかもしれませんが、選択するもの次第で暮らしやすさは大きく変わってきますので慎重に選ばれた方が良いでしょう。

監修者情報

足立区のリフォームならリズム[RE:住む]|日東エネルギー株式会社

日東エネルギー株式会社

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保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号