リフォームで洗面台をきれいに!リフォームすべきタイミングは?
洗面台は毎日使うものだからこそ、いつも清潔な状態で使用したいものです。
毎日こまめに掃除をしていても洗面台は水垢などの汚れが付着しやすく、備品の経年劣化は避けて通れません。
また洗面所が手狭で収納に苦労するなど、古いタイプの洗面台ならではのお悩みを抱える方も多発しています。
最近の洗面台はスリムで収納も多く、機能性がぐんと向上していますから、リフォームをすることで見違えるような快適な空間に変身します。
ここでは、洗面台の種類やリフォームのタイミング、リフォーム費用などを中心にご紹介していきます。
■洗面台にはどんな種類がある?
洗面所は大きく分けて3タイプあります。
「ユニットタイプ」と呼ばれる据え置き型の洗面化粧台、洗面ボウルやキャビネット、カウンターなどを自由に組み合わせることのできる「システムタイプ」、オリジナルにカスタマイズできる「カウンタータイプ」です。
「ユニットタイプ」は洗面器一体型(収納キャビネットに洗面ボウルや鏡、照明などが組み込まれたもの)で、比較的コンパクトで費用もお手頃なものが多いのが特徴です。
間口(洗面台の幅)は60cm、75cm、90cm、120cmのサイズ展開があり、洗面所に合わせて選ぶことができます。
「システムタイプ」は組み合わせの自由度を活かし、洗濯機スペースや収納キャビネットを設置するなどオリジナルな空間づくりが実現します。
「カウンタータイプ」は全てのパーツをオリジナルで組み合わせつつ、 高さや間口なども自由に設定できるため、デザイン性の高いこだわりの洗面台が作れます。
■洗面台をリフォームすべきタイミングとは?
洗面台にも寿命があります。
浴室やトイレなどの水回りの耐久年数は約15年程度といわれています。
洗面器のヒビや水栓のゴムパッキンの傷み、キャビネットの開閉がガタつく・・・などといった不具合が出てきたら、寿命のサインです。
サインがでた時が、洗面台をリフォームするベストタイミングだと思ってください。
他にも蛇口や排水パイプからの水漏れなど、深刻な状態になっている場合は、早急にリフォームを決断するべきです。
もう一つが20年以上経過した時です。
一般的に洗面台はどれだけ丁寧に使用していても最長耐久期間は20年とされています。
特に目立ったトラブルはなくても、パイプの内部腐食や水アカや髪の毛による排水管の詰まりなど内部での劣化は著しく、いつ漏水が発生してもおかしくない状態になっています。
この2つのケースに当てはまる場合は洗面台リフォームのタイミングがやって来たということなのです。
■洗面台をリフォームする際にかかる費用
そもそも洗面台のリフォームは交換する洗面台のグレードによって費用が変わってきます。
一般的な洗面台のリフォーム費用の相場は平均で約20万前後です。
給排水管や内装工事の入らないユニットタイプの洗面台本体のみの取り替えなら、10万程度に抑えられます。
その場合は現在と同じサイズの洗面台しか選べません。洗面台の取り替えに加え、壁や床のクロスの貼り替えなど内装工事をいれると、30万前後はかかります。
一方でシステムタイプやカウンタータイプなどのハイグレードの洗面台リフォームの場合、自由に組み合わせができる分、壁や床の素材にこだわりをいれるとその分内装工事費用がプラスされます。
どのような程度のリフォーム規模になるかによって多少の変動はありますが、だいたい60万から80万前後をみておくと良いでしょう。
ですが費用はあくまで目安です。
リフォーム会社とよく相談してコストを抑えられるよう、効率的なリフォームプランを立てることが一番です。
■まとめ
洗面台のリフォームにまつわる基本的な情報について紹介しました。
洗面台は長くて15年程度使えるため、家族構成の変化や15年後のご自身の年齢を視野にいれて検討することをオススメします。
小さなお子様がいるのであれば、今後お子様達が成長された時のために少し広めの洗面台にしておく、すでにお子様が成人に近い年齢であるなら、将来は夫婦二人なることを考えてバリアフリー対応の洗面台にするなど、リフォーム時から未来を見据えた洗面台を検討することがリフォーム成功の秘訣です。