マンションのトイレはリフォーム出来る?

一軒家と異なり、集合住宅であるマンションではリフォームを行う際の注意しなければならない点がいくつかあります。

共有して使用している部も多く、特にトイレは排水の仕方がマンションによって異なるため、管理している責任者との確認作業が必要不可欠になってきます。

トイレの形式や増設など、難しい点も多いですが、リフォーム自体は行えるためしっかり理解して失敗のないリフォームを行いましょう。

 


 

管理会社へ確認を

リフォームを行う際に、まずは管理会社へ管理規約の確認を行う必要があります。マンションは一戸建てと異なり、管理者の許可の範囲内でのみリフォームを行うことしか出来ず、特にトイレなどの水回りは排水管が関わってくるため厳しいことが多いので、細かい確認作業を行うことが重要です。

どのようにリフォームを行うのかなどはもちろん、トイレの数を増設する際には必ずマンションの構造の確認が必要になってきます。トイレの増設はマンションでは通常行えないことが多いですが、構造上では実現することができる場合があります。

そのためにも確認は重要となるため、しっかり行っておきましょう。確認はリフォームの専門会社が担っているので専門家に依頼しておきましょう。依頼する際は水回りに強いリフォーム会社に依頼することがポイントでもあります。

給水・排水の確認

トイレのリフォームを行う際には、給水と排水部分の位置が合わなければなりません。マンションが設置している位置に合わせてトイレの種類を決めるため、念入りな確認作業が必要不可欠になります。

トイレの排水の種類は二種類あり、「床排水」と「壁排水」があります。排水の違いによって排水管を接続できる部分が異なるため、間違えないように購入しましょう。

また、排水方式が一致していても、排水位置が合わなければ設置自体が困難になるか、思い通りの位置に設置することが出来なくなります。床排水は1995年以前の物件でなければ壁からトイレの位置までの距離が固定されている一方、壁排水では床から排水管までの高さによってトイレの種類を選ぶ必要があります。

多くのマンションは床排水でありますが、稀に壁排水である場合もあるためしっかりと確認しておきましょう。

失敗しないリフォームのポイント

マンションのトイレリフォームで失敗しないためには、念入りな確認作業が必要不可欠になります。排水位置が異ならないように確認することはもちろん、コンセント位置も確認しておくことが大切です。

オシャレな雰囲気に変えることも重要ですが、床や壁の素材をトイレに適した素材に変更することで手入れもしやすくなります。フローリングは水にもアンモニア成分にも弱いため、どちらにも耐性のあるビニールクロスを使用することが望ましいです。

ビニールクロスは洗剤にも強いため、手入れも楽に行うことが出来、トイレに最適な素材であります。また、失敗しない注意点として排水管の位置を把握した上で、トイレ内の広さと便座のバランスを考えておかなければなりません。

リフォームをした後、いざ使用した時に窮屈に感じないように念入りに確認を行っておくことが、リフォームで失敗しないポイントとなります。

まとめ

マンションでは施工する範囲も規約によって異なるため、念入りに確認を行いリフォームを進めていくことになります。排水管の位置が関係するトイレのリフォームは排水の種類と室内の広さ、便座の大きさのバランスを考えていくことになります。

コンセントの位置、タオル掛けの位置も確認し、便座を配置しても窮屈ではないか重点的に考えていくことが失敗しないためのポイントになります。床や壁を変更する場合、水だけでなくアンモニア成分にも強い素材を使用し、掃除もしやすい環境を整えることがリフォームにおいて重要になってきます。

監修者情報

足立区のリフォームならリズム[RE:住む]|日東エネルギー株式会社

日東エネルギー株式会社

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保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号