マンションの浴室リフォームにかかる日数は?
お風呂は毎日入るものですし、水を使う場所ですので長く住んでいるとどうしても汚れがひどくなってしまったり劣化してしまったりしてしまいます。そのままにしておくと気持ちの良いものではありませんし、衛生的にも機能的のもよくありませんよね。そこでマンションの浴室をリフォームするとなると気になることは費用やデザインなどはもちろんですが、工事にかかる日数なのではないでしょうか?工事中はお風呂に入ることは出来なくなりますので、事前にどれくらいの日数がかかるのかについて把握しておきましょう。
同じユニットバスにする場合の日数は?
浴室をリフォームする際にかかる日数というのは、元々の浴槽の種類や新しく設置する浴槽の種類などによっても変わってきます。こちらではまずユニットバスを新しいユニットバスに入れ替える際についてまとめて行きます。こういった場合には一般的には4日間程度で作業を全て完了させる業者が多くなっています。業者によって変わってはきますが、幅を取っても3日から5日で完了すると考えておいて良いでしょう。ただし浴槽のみを交換する場合など、あまり作業に時間のかからない工事の場合には1日で完了してしまう場合もあります。4日かかる場合の作業の流れとしては、まず1日目には周囲の壁や床に養生作業を行い、工事の準備をします。時間があれば古いユニットバスを解体するところまでしてしまう場合もあります。2日目には水道や電気の工事を行い、3日目に新しいユニットバスの取り付けを行います。4日目にはドアや内装の工事を行い、浴室内のクリーニングを行って完了となります。
タイル風呂からユニットバスへ切り替え日数
タイル風呂からユニットバスに替えるリフォームの場合は、一般的には5日で作業が完了します。業者やオプションによって多少の違いはもちろんありますが、それでも4日から6日と考えておけば問題はありません。タイル風呂からのリフォームの場合には床や壁を一度壊してまた一から作り直した上でユニットバスに入れ替えることになりますので、ユニットバス同士の工事と比較すると、工事も大変になりますし日数もかかります。工事による音や振動も大きくなりますので、マンションにお住まいの場合には事前に他の住人や管理会社に伝えておくことが必要になります。工事が実際に始まる前に必ず伝えておくようにしましょう。6日間かかる場合の作業の流れとしては、まず1日目はユニットバス同士の際と同じように床や壁の養生作業と、工事の準備、古い浴室を壊す作業を行います。2日目には浴室内の壁や床を新しくつくる工事と、配管工事などを行います。そして3日目に新しいユニットバスを入れて、配管工事を行い、4日目にユニットバスを組み立てます。5日目には内壁や外壁の工事、6日目には浴室内の内装工事や電気工事を行い、最後にクリーニングをして完了となります。
洗面所と一緒にリフォームする場合の日数
浴槽のみや浴室内の工事で完了するリフォームであれば比較的早く作業は終わります。浴室の工事をする際洗面所のリフォームを同時に行うとなると一般的には1週間程度の期間がかかります。ただ洗面台を交換するのであれば1日で工事は終わるのですが、床の工事なども絡んでくる場合には浴室の工事が終わるのを待ってから行うことになります。その場合にはそれまで使用していた洗面台を取り外して、新しい洗面台の配管工事を行います。浴室内の工事が終わりドアなどの設置も完了した後で洗面所の床の施工に入ります。それが終わり次第新しい洗面所を取り付けて完了ということになります。このような流れとなりますので、浴室のみ工事をする場合にさらに2日程度の日数がかかります。洗面所も使用出来ないとなると、お風呂に入れないだけではなく洗濯が出来なかったり手や顔を洗うことが出来なかったりすることになりますので、工事の日程はきちんとスケジュール感を持って設定することが必要になります。
まとめ
浴室のリフォームというのはリフォーム工事の中でも非常に人気のあるものです。きれいな浴室、浴槽でお風呂に入りたいと思うのは当然ですよね。ですが一度工事を始めてしまうと、その間はお風呂を利用することが出来ませんし洗面所も同時に工事を行う場合には手や顔を洗う、歯を磨くといったような毎日当然のように洗面所で行っていることが出来なくなってしまいます。工事にかかる日程をきちんと把握した上で、不便さを最小限に抑えることが出来るように準備しておく必要があります。