トイレのリフォーム完全ガイド|東京都足立区・リズム
古くなってきて、だんだんと汚れが落ちにくくなってきたトイレ。それはそろそろリフォームを考える時期ですよ…というサインです。
トイレリフォームでは、新しいトイレに変更したり、壁紙や床材を張り替えたり、と様々な変化を楽しむことができます。そしてどんなリフォームをするかによって、かかる費用も期間も異なります。今回は、トイレリフォームをする前に知っておきたいリフォーム費用相場やトイレ便器の種類、リフォーム時の注意点をまとめました。これからのトイレリフォームの検討材料として、ご活用いただければ幸いです。
コラムのポイント
・トイレのリフォームにかかる費用ですが、どんなグレードのトイレ本体を選び、どのようなリフォームをするかによってかかる費用は異なります。本体価格、工事費含め10〜50万円前後を目安にしておきましょう。
・アクセントクロスや鏡、タイルをうまく活用することでおしゃれなトイレ空間にすることができます。
・トイレリフォーム前に、現在のトイレの状態やスペース拡張が必要かどうかなどを把握しておき、納得のいくトイレリフォームを進めていきましょう。
table of contents
- ◼トイレリフォームの費用相場
- ・本体価格
- ・設置工事費
- ・床や壁の材料費
- ◼トイレの便器にもグレードが
- ・標準装備
- ・デザイン
- ◼せっかくならおしゃれなトイレ空間に
- ・アクセントクロスの利用
- ・鏡の利用
- ・タイルの利用
- ◼リフォーム時の注意点
- ・現在の住まいの状態
- ・タンクレスが設置できるかどうか
- ・スペースの拡張
- ◼10年先を見つめたトイレリフォームを
◼トイレリフォームの費用相場
トイレのリフォームにかかる費用ですが、どのようなリフォームをするかによってかかる費用は異なります。
また、費用相場は実際の住居の状況や工事内容によって変わります。
本体価格
トイレ本体の価格は、どのような機能が付いているか、和式か洋式かによって差が生じます。
・便器と便座だけというシンプルな本体 5~10万円
・暖房機能や温水洗浄機能が付いた本体 10~20万円
・自動フタ開閉や全自動洗浄、タンクレスなどの本体 20~30万円
くらいを目安にしておくと良いでしょう。
設置工事費用
今使っているトイレを撤去し、新しいトイレを設置する場合、設置工事費用は3~5万円くらいが目安です。 現在和式のトイレを洋式にリフォームする場合、工事内容に配管工事などが加わりやや複雑になるため、もう少し費用がかかります。
床や壁の材料費
新しいトイレへの取り替えとともに、床の張替えや壁紙などの張替えをする場合、この材料費がかかります。
トイレを新しいものに入れ替える際に、劣化している部分が丸見えになってしまったり、防水性やデザイン性の高い床材や壁紙に変更したりする時に必要になります。また、タンクが付いていたトイレからタンクレストイレに変更する際にも、壁紙の張替えが必要になります。設置工事費用にプラス3万円〜を目安にしておくと良いでしょう。
新しいトイレに交換するとともに、床や壁紙を一新することで心地よいトイレに生まれ変わります。
◼トイレの便器にもグレードが
車や家電などと同じように、トイレの便器にもグレードがあります。
標準装備による違い
シンプルな造りなのか機能性に優れているのかなどによって、グレードが変わります。
暖房便座でタンクが付いているトイレの場合は約3万円、さらに節水機能や脱臭機能が加わると倍以上の価格になります。
タンクレストイレで全自動洗浄といったハイスペックな便器の場合、約20万円前後になります。
掃除が楽になるようにスキマレス設計になっていたり、汚れがつきにくいような機能が付いていたり、細菌やニオイの元を防ぐ機能が付いていたりと多用な機能を選ぶことができます。
◼せっかくならおしゃれなトイレ空間に
せっかくトイレリフォームを行うのであれば、壁紙や床材の工夫をしておしゃれな空間に仕上げましょう。
アクセントクロスの利用
壁の一面だけ、雰囲気の違うクロスや異なるカラーのクロスを使うことで、一気におしゃれな空間になります。
鏡の利用
鏡は身だしなみを整えるだけでなく、空間に広がりを持たせるために一役買う役割もあります。狭くなりがちなトイレに大きな鏡を設置することで、空間に広がりができます。
タイルの利用
素材感の異なるタイルを貼ることで、アクセントクロスとは異なる雰囲気に仕上げることができます。タイルそのものに消臭機能のついているものを利用することで、トイレの空気を常に快適に保つこともできます。
◼リフォーム時の注意点
リフォーム計画を立てる前に、次のようなポイントを把握しておきましょう。
現在のトイレの状態
現在使っているトイレの状況を把握した上で、リフォーム計画を立てるようにしましょう。
少し床の劣化が気になる、壁の汚れが落ちなくなってきたのが気になる、という場合はまとめてリフォームをすることをお勧めします。リフォームは一度取り掛かると、次に取り掛かるのは10年以上先になります。その間、そこまで気にならなかった劣化や汚れはどんどん悪化していきます。経年劣化を想定して、早めに手を打っておくことが大切です。毎日使う場所だからこそ、常に快適に使えるようにしておきましょう。
現在のトイレの状態が悪化しているのかがわからない、床材や壁紙の交換も今のうちにしておいた方がいいのかがわからない、という場合はリフォーム会社と相談をしながら計画を立てていきましょう。
タンクレスが設置できるかどうか
進化したトイレがたくさん登場している中、最近人気があるのがタンクレストイレです。タンクレストイレとは、今まで便器の後ろ側についていたタンクがないトイレのことです。タンクレストイレは水道からそのまま水を流します。すっきりとした圧迫感のないトイレにしたい方に、特に人気があります。
ただ、タンクレストイレは電気がないと水が流れないという不便さがあり、タンクがないため2階以上の部屋で使おうと思うと、水圧の低さに困る場合があります。せっかくなら最新トイレにしよう…と決めた後に断念しなくても済むよう、今の家に設置できるのかどうかは調べておきましょう。
スペースの拡張が必要かどうか
新しいトイレにリフォームする場合、今使っているものよりもサイズが大きくなる可能性があります。それによって扉のサイズを変更したり、トイレそのものの広さを変更しなければならかったりすることもあります。スペースを拡張できない場合、使いたい便器を諦めたりリフォーム計画そのものを立て直さなければならなかったりする場合もあります。
リフォーム計画をスムーズに進めていけるよう、今のトイレのスペースをそのまま使えるのかどうかを確認しておきましょう。
一度トイレをリフォームしたら、10年、20年と長く使い続ける場合がほとんどです。そのため、トイレのリフォームをするときは、現状だけでなく将来を見据えてリフォーム案を練りましょう。例えば20年先を考えたとき、将来は足腰が衰えているかもしれません。手すりを設置するなど、将来のことまで配慮するのがおすすめです。
◼10年先を見つめたトイレリフォームを
トイレリフォームは、10年先、20年先を見据えてしておく必要があります。10年後の暮らしや生活スタイルを想定し、計画を立てていくと後悔は少なくなります。 納得のいくトイレリフォームをし、素敵な住環境を整えていきましょう。
これからトイレリフォームを考えているという方は、トイレに関するご不満なところ、改善したいところなど、どんな小さなことでもリズムにお聞かせください。私たち女性プランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、女性目線に立った最適なプランのご提案をさせていただきます。ご予算や動線に合わせて2~3プランご提案しますので、その中からお選びいただくことができます。
お気軽にお問い合わせください。