火災保険を使ってキッチンリフォームをする時に知っておきたい3つのこと

火災保険を使ってキッチンリフォームをする時に知っておきたい3つのこと

キッチンリフォームをするときに、ふと頭をよぎる『保険を使って工事はできないのかな?』という疑問。できれば保険を使いたいし、でも火災が起きたわけではないし…そもそも火災保険の内容がよく分からない…という方も多いのではないでしょうか。

キッチンリフォームは、火災保険を使ってできる場合とそうでない場合があります。今回は、その違いについて見てみましょう。

コラムのポイント

・火災保険とは、火災などの原因によって建物や家財が損害を受けた時に保障される損害保険の事です。火災だけでなく、水災や台風など、契約する商品によって保障範囲は異なります。保障内容が拡大するにつれ、支払い金額は多くなります。
・火災保険は、キッチンリフォームに使うことができます。しかし適用できるケースとそうでないケースとがあります。保険を使ったトラブルも多発しているので、わからないことは保険会社やリフォーム会社にしっかりと確認をしましょう。
・リフォームについてわからないことはリズムにお問い合わせください。

 


 

◼そもそも…火災保険とは

火災保険とは、火災などの原因によって建物や家財が損害を受けた時に保障される損害保険の事です。

火災だけでなく、水災や台風など、契約する商品によって保障の範囲は異なります。保険の対象がどこにあるか、建物の構造はどうなっているか、どんな用途に使われているか、所在地の作業は何か、などの内容も合わせて、保障内容が拡大するにつれ、支払い金額が増える仕組みになっています。

火災保険は、適用しても翌年の保険料は変わりません。自動車保険などは適用してしまうと翌年の保険料が変わることを思えば、ありがたい保障です。ただし、適用する場合、申請してからキッチンリフォームに取り掛かるまでに時間がかかります。申請結果が出るまでにどうしても時間がかかるので、時期によっては数ヶ月かかることも考慮しておきましょう。

キッチンのリフォーム実例はこちらから

◼知っておきたい3つのこと

知っておきたい3つのこと

火災保険をキッチンリフォームで使う場合、3つの大切なポイントがあります。

①火災保険はキッチンリフォームに使えるの?

火災保険は、火災発生時以外でも契約内容によってはキッチンリフォームに使うことができます。

・保障対象を確認

火災や落雷・破裂・爆発・雪災・水漏れ・水害なども、保険会社によって異なりますが保障の対象になります。例えば、

・雷が落ちてシステムキッチンの製品が壊れた
・洪水で床上浸水した
・排水管が詰まって水漏れし、修復不可能な状態になった

など想定外の出来事により、キッリンのリフォームが必要になった時に火災保険を使ってキッチンリフォームをすることができます。

古くなってきたから、そろそろ新しいキッチンに変えたいから、という理由でのリフォームでは火災保険を使うことはできません。保障対象内容に当てはまることが起き、その上でリフォームをすることになった場合に限り火災保険を使うことができます。

原因が何なのか、によってキッチンリフォームに保険が使えるのか使えないのかは変わりますので、あらかじめ確認しておきましょう。

・地震被害には使えないのでご注意を!

ここで注意が必要なのは、地震を原因とする火災は保障の対象にはならない、ということです。地震によって火事が発生し、キッチンが使えなくなってしまった、地震で水道管が破裂しキッチン床のフルリフォームが必要になった、という場合は保険を使うことができません。

また、火災保険に加入しておかなければ、地震保険に加入することができません。保障内容を検討して加入するようにしましょう。

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②火災保険の申請手順を確認

実際に火災保険を申請する際の請求方法と必要書類を確認しておきましょう。

・請求方法

⒈保険会社に被害の連絡をする
加入している保険会社にまずは連絡をしましょう。

⒉契約者立ち会いのもと、被害現場の調査
保険会社から依頼されて、第三者機関が調査に来ます。この時に、状況を記録として残すために写真撮影も行います。

⒊書類・調査時の写真の提出
必要事項を記入し、現地調査の際に撮影された写真を一緒に提出します。

⒋支払い
保険会社から保険金が支払われます。

・必要書類

火災保険を請求する際、以下の書類が必要です。

・保険金請求書
・修理見積書
・建物登記簿謄本
・印鑑証明書
・委任状
・現地調査の写真
・保険金直接支払指図書
・事故内容報告書
・罹災証明書

火災保険の保険金請求期限は、火災や水害などの発生後3年です。しかし発生から時間が経っている場合、因果関係が特定できず保険金が支払われないというケースもあります。なるべく早めに申請をするようにしましょう。

保険を使ったトラブルには注意

③保険を使ったトラブルには注意!

保険関係は、トラブルが起きやすい事案でもあります。

保険金が支払われるリフォームかどうかを確認

火災保険を使ってキッチンリフォームが出来る、自己負担はかかりません、といった謳い文句を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、保障対象の内容でなければ火災保険を使ってキッチンリフォームをすることはできませんし、自己負担がかからないというのは稀なケースです。これから取り掛かろうと思っているキッチンリフォームが保障内容に当てはまるのか、今一度確認してみましょう。

話はじっくりと聞いて判断

突然やってきてリフォームを提案されたり、安い見積もりの契約書を見せてこられたりしても、すぐに契約せずに慎重に検討しましょう。自分たちで判断できないという場合は、加入している保険会社や相談窓口に確認を取ることも大切です。

◼わからないことはプロに確認を

わからないことはプロに確認を

火災保険は、加入しておくことでいざという時に役立ったり支えになったりするものではありますが、リフォームをするためには使うことができません。正しい知識をつけておきましょう。

いざ火災保険を使ってキッチンリフォームをしようとした場合、判断できかねることがたくさん出てくるかもしれません。自分の家のケースはどうなのだろう…という時は、お気軽にお問い合わせください。状況に応じて、判断とキッチンリフォームのご提案をさせていただきます。

まず、現在の住まいのご不満なところ、改善したいところ、こんな暮らしがしたい…など、どんな小さなことでもお聞かせください。私たちプランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、お客様に合ったプランのご提案し、お客様それぞれのライフスタイルに合わせて解決していくお手伝いをさせて頂きます。

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監修者情報

足立区のリフォームならリズム[RE:住む]|日東エネルギー株式会社

日東エネルギー株式会社

私たちはRESUMブランドのもと、多くのお客様に満足いただける、更には「感動」いただけるリフォーム・リノベーションを目指しています。

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保有資格2級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 2級建築施工管理技士 / 福祉住環境コーディネーター / インテリアコーディネーター / 増改築相談員 / 第二種電気工事士 / 給水装置工事主任技術者

建設業許可番号国土交通大臣 許可(特-2)第25345号