カウンターキッチンにリフォーム!予算と注意点は?
憧れのカウンターキッチンにリフォームする方は、たくさん増えてきています。次のリフォームは我が家でもやってみたい、という方も多いのではないでしょうか。
これからリフォームをするときに知っておきたい、カウンターキッチンとはどのようなものか、リフォームにかかる予算、リフォーム時の注意点をまとめました。
コラムのポイント
・カウンターキッチンとは、ダイニングルームとキッチンとの間に、カウンターが設置されているキッチンのことです。開放感があり、子どもの様子も見ながら料理をし、家事と育児の両立が出来ます。
・今使っているキッチンをカウンターキッチンにリフォームする場合、リフォームに対応できるキッチンのサイズや形であるかどうかを確認しておきましょう。
・開放感があり、家族とのコミュニケーションもとりやすいカウンターキッチンは、その魅力を活かして使いやすいように、リフォームを進める際はプランナーとしっかりと話し合って進めていきましょう。
◼ カウンターキッチンとは
カウンターキッチンとは、ダイニングルームとキッチンとの間に、カウンターが設置されているキッチンのことです。料理を置いたり、お茶をしたりと様々な用途に使えるスペースです。天然木だけでなく、人工大理石やタイルなど様々な素材を使って、好みの雰囲気に仕上げることができるため、ますます人気が高まっています。
・開放感抜群!
ダイニングルームとキッチンとの間に間仕切りがないため、開放感があります。ダイニングルームがそこまで広くないというご家庭でも、狭さを感じることがありません。キッチンに開放感があれば、部屋全体が明るく広く見えるため、キッチンを使う時間が快適になりますね。
キッチンとカウンターがフラットになっているものも多く出てきており、好みの開放感を選ぶことができます。
・家事と育児の両立
小ささなお子様がいるご家庭で気になるのが、食事の準備中に目を離さなければならないことです。火や油を使っていたら、なかなかその場を離れることができません。しかしカウンターキッチンであれば、お子様に常に目を配ることができます。小学生くらいのお子様であれば、宿題をカウンターキッチンですることができます。宿題の様子を見ながら食事を作り、家事も育児も両方を進めていくことができます。
一緒におやつを食べたり、今日の出来事を話したりして、ゆっくりとした家族の時間を過ごすことができますね。
◼ カウンターキッチンにリフォームするポイント
今使っているキッチンをカウンターキッチンにリフォームする場合、リフォームに対応できるキッチンの形であるかどうかを確認しておきましょう。
今のキッチンの広さと構造をまずは確認
現在、I型キッチンやL型キッチンを使っていてカウンターキッチンに変更したいと考えている場合、形によってはリフォームできない場合があります。
キッチンそのものに必要な広さが大きく変わるため、現在のキッチンの広さでは狭くなってしまうケースや、配管の移動が難しいためキッチンの場所を移動できないケース、間仕切りをなくして広いキッチンにしようにも構造上無理なケース、などが挙げられるためです。求めているカウンターキッチンが今の住まいに合う形かどうかを、まずは確認しましょう。
カウンターキッチンのサイズをどうするか
カウンターキッチンのサイズをどうするかで、使い勝手や部屋の雰囲気は大きく変わります。調理スペースや収納スペース、カウンターのサイズを測った上で使いやすいサイズを選びましょう。
付帯工事も忘れずに
カウンターキッチンにリフォームする場合、給排水設備やガス管、換気扇などの移動工事も必要です。また、今使っているキッチンを撤去した後の壁や床、壁紙の張り替えなども必要です。内装は、色やテイストをキッチンと合わせて決めていくと良いでしょう。
◼ リフォームの予算
リフォームをする際、気になるのが予算です。どんなカウンターキッチンを選ぶか、どの程度の工事をするかによって費用は大きく変わってきますが、一般的な内訳は以下のようになります。
解体工事:約4〜6万円
養生・片付け費:約1万円
カウンターキッチン取り付け工事:約6〜8万円
内装工事など:約10万円
排水管工事:約4〜6万円
電気工事:約3〜5万円
諸経費:約4〜6万円
です。この費用に、キッチン本体の価格が加わります。そのため、40万円以上は必要になるので予算を立てておきましょう。
◼ リフォーム時の注意点
カウンターキッチンにリフォームする場合、今までは感じなかった部分に不便さや使いにくさを感じることがあります。
収納場所をどうするか
カウンターキッチンは収納効率が高いものが多く、開放感をなくさないという視点で見ても、吊り戸棚を設置しないパターンが増えています。とはいえ、吊り戸棚も大事な収納場所です。ないのは困る…という方も多いのではないでしょうか。
せっかく綺麗にリフォームしたのであれば、すっきりとキッチンを使いたいですよね。収納スペースが今よりも減ってしまうことを想定し、あらかじめキッチングッズやキッチン家電などの整理をしておきましょう。
隠したい場所をどうするか
カウンターキッチンは、開放感が魅力のデザインです。キッチンからリビングが広く見渡せることがポイントです。しかし、開放感があることによって、隠したいキッチンの様子が丸見えになってしまいます。調理中の散らかったキッチンや、手元、コンロ周りの汚れなど、人目に触れやすくなります。キッチンとカウンターとの間に仕切りを設ける、ややキッチンの高さを高くする、など、隠したい場合は工夫をしましょう。
油汚れをどうするか
カウンターキッチンは独立した空間ではないため、調理中の油が飛び散りやすくなります。揚げ物や炒め物などのように、油を使った料理をした後は、キッチンを超えて飛び散るため掃除が大変になるでしょう。
これを防ぐためには、コンロの周りを囲うという方法があります。開放感はなくなってしまうかもしれませんが、油の飛び散りを抑えることができます。ガラス製にすると、透けて見えるので仕切られている感覚を抑えることができます。
匂いの広がりをどうするか
カウンターキッチンは、壁付けのキッチンよりもどうしても匂いが広がりやすくなりがちです。換気扇を常に回す、こまめに空気の入れ替えをする、など工夫することで匂いの広がりは抑えることができます。
開放感を求めれば必ず挙がってくる問題も、対処方法を知っておくことで使いやすく、快適になります。
◼ 快適を求めるキッチンリフォームを
開放感があり、家族とのコミュニケーションもとりやすいカウンターキッチンに憧れている方はとても多く、それだけ魅力的なものです。その魅力を活かして使いやすいように、リフォームを進める際はプランナーとしっかりと話し合って進めていきましょう。
ほとんどの『住まい』は、女性中心です。リズムでは、同じ女性として『住まい』の問題を共有し、お客様それぞれのライフスタイルに合わせて解決していくお手伝いをさせて頂きます。
まず、現在の住まいのご不満なところ、改善したいところ、こんな暮らしがしたい…など、どんな小さなことでもお聞かせください。私たちプランナーがお客様のご希望や今後のライフスタイルを踏まえ、お客様に合ったプランのご提案をさせていただきます。