こんにちは、RESUMの竹之内です。

ＴＯＴＯ株式会社 | システムドレッサー　エスクア　エスクアLS　p.36

TOTOと言えば、トイレやお風呂などの水まわりメーカー。RESUMもメインメーカーの一つとして、毎日のようにお客様にご提案しています。

こちらの写真の中に、実現不可能と言われた最新技術が写っているのですが、どの部分か分かりますか？正解はスタイリッシュなスクエア（四角形）の陶器製洗面ボウル。シャープな直線のラインと、カウンターにすっきり収まる薄さが特徴です。今はいろいろな場所で目にするようになりましたが、実は、少し前まではなかった形なのです。土を焼いて作る陶器は焼成の途中で必ずゆがみが生じるため、それが分かりにくいように、ぽってりと厚く丸みを帯びた形のものが多く作られてきました。これまでにあったスクエアタイプは、成型の簡単な樹脂製のもの。しかし陶器ならではの強さや艶・光沢のあるスクエアタイプが欲しいという声を受け、デザイナー、開発者、工場の技術担当者や職人さん達がそれぞれのプロ意識を集結し、最後にはかすかな光沢のゆがみを手作業で調整し完成させたのがこの洗面台だそうです。

また、今は多くの会社が採用している高断熱浴槽。最初に開発されたのはTOTOの「魔法瓶浴槽」です。

ＴＯＴＯ株式会社 | システムバスルーム　シンラ　p.47

ＴＯＴＯ株式会社 | システムバスルーム　シンラ　p.104

開発者は子供の頃テレビを見ている時に「冷めちゃうから早くお風呂に入って！」と言われた悔しさを思いながら、冷めないお風呂を作ろうと考えたそうです。結果、2004年に省エネ大賞を受賞する浴槽を作り上げ、同じような性能を謳って他社が追随してくる中、この開発者の方は「みんながついてくるような商品を作らないと社会は変わらない。」と、真似されることをマイナスと捉えませんでした。

日本が世界に誇るモノづくり。開発者の方々の汗や努力、お客様に本当に良いモノを届けたいという気持ちに、ほんの少しでも思いを馳せながらショールームやカタログをご覧いただけると嬉しいです。

新型コロナウイルスのパンデミックを経て、世界中でTOTOのトイレやウォシュレットも大変な人気だそうです。RESUMはこれからも、信頼できるメーカーと共に住まいづくりをしていきます！

日東エネルギー／RESUMはTOTOリモデルクラブ加盟店です。
TOTOリモデルコンテスト受賞作品はこちら！

参考：TOTOホームページ「グリーンストーリー」より
https://jp.toto.com/greenchallenge/technology/story/26/
https://jp.toto.com/greenchallenge/technology/story/05/