和風・和モダンなキッチンにリフォームするポイント

navbar

電話受付時間(土日祝除く)8:30~17:30

0120-078-210
資料請求
  1. トップ >
  2. リフォームマガジン >
  3. 和風・和モダンなキッチンにリフォームするポイント

和風・和モダンなキッチンにリフォームするポイント

キッチンリフォームで人気を集めているのが、和風キッチンへのリフォームです。和風の空間には、近代的な室内にはない温かみがあります。通常のキッチンに木目調を生かした調度や品を取り入れれば、古民家のような味わい深い和風キッチンに早代わりします。しかし完全な和風の空間を作ることは意外と難しく、ほんの一箇所でも現代的な部分が残ってしまえば、全体がぶち壊しになることもあります。ここではバランスの取れた和風キッチンへリフォームするポイントを解説します。

木の温もりを入れる

和風のリフォームを行うポイントは、まずキッチンやフローリングその他に木目調を取り入れることです。やはり和風といえば木造建築です。外見だけでなく触れたときの暖かさも木材のよさですが、フローリングの木目パネルでも素足で触れた感覚が木材に近いものがあります。またダイニングテーブルを木製で丸いちゃぶ台風のものにしたり、調理器具や食器に、木のおひつや竹のザル、またフォークやスプーンに木製のものを取り入れたりする方法もあります。昔ながらの木製品には、外見だけでなく、木ならではの優れた特性があります。例えば木製のおひつはご飯の水分を適度に吸い取り、炊きたてのご飯をより一層美味しくする特性があります。木製品には相応の手入れが必要になりますが、やり方さえ理解すればさほど難しいものではありません。木目のよさを出すには、キッチンや調度を主に白木で統一するといいでしょう。

見せる収納にする

和風に演出するキッチンリフォームでは、収納も重要になります。目に付くキッチン横や収納棚に、竹ざるや木のおひつ、また土鍋や南部鉄器などを置き、見せる収納にするのもひとつの方法です。木製品に限らず和風の品には、現代の品にはない多くの利点があります。例えば土鍋は鍋物だけでなく炊き込みご飯など多彩な料理ができます。また鉄鍋は料理の保温性が高く、鉄器で調理すれば鉄分の補給もできます。雰囲気だけでなく、昔ながらの和風の品のよさを知り、古人の知恵を実感することも和風リフォームの醍醐味だといえます。ポイントとしては和風の品を目に付く収納場所に置き、洋風のフライパンなどやプラスチック製品は、目に付かない収納場所にしまっておくと和風の統一感が出ます。収納のほかにも、キッチンの要所に、花入れや掛け軸など和風の小物を飾っておくのも、和の雰囲気を強める効果が出ます。

梁で空間を演出

より和風の雰囲気を出すキッチンのリフォームとして、天井に木製の梁や柱を入れる方法もあります。直線的な材木ではなく、実際の樹木をそのまま切り出したような、適度に湾曲した木の形が残った梁や柱は非常に味わい深く、実際の古民家のような空間を演出できます。また梁があることで、天井の空間が広く感じられるというメリットもあります。実際の古民家の梁は、囲炉裏の煤や長年の汚れで黒ずんでいることが多くなります。そのためキッチンに用意する梁もダークな色合いのものを選ぶと、より古民家らしい空間を演出できます。木製の梁といっても実際には建物によって様々な形があります。ご自宅のキッチンの形状に合わせて、どのようなものがマッチするか、実際の古民家カフェや、京都などの古都にある古い建物を参考にして、様々な形を実際に見てみるといいでしょう。

まとめ

キッチンを和風にリフォームするためには、和風の道具だけをただ並べるだけでなく、全体の調和が取れた和風の空間に仕上げるセンスが重要になります。そのためには上に挙げた主な要点の他にも、さまざまなポイントがあります。しかしもっとも重要になるのは、リフォームを考える本人が、和風の空間や品物に対する正しい知識を学ぶことです。和風の空間に対する知識を深めることは、和風の空間を楽しめるセンスを高めることにもつながります。

top

電話受付時間(土日祝除く)8:30~17:30

0120-078-210
資料請求